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『40年前の失踪事件を追うジャーナリストと
パンクなハッカー。見えてくる真実は危険を呼び込む…』

監督:ニールス・アルデン・オプレヴ

あらすじ
 雑誌”ミレニアム”のジャーナリストミカエルは大物実業家の不正告発
記事の裁判で敗訴してしまう。そんな彼の元へ大財閥ヴァンゲル・グループ
の元会長ヘンリックが40年前に失踪した姪の調査を依頼してくる。

 一方ヘンリックの依頼でミカエルを調査し完璧な結果を残したハッカー
リスベット。後見人によって自分の収入も自由に使えないどころか、身体
さえも彼にもてあそばれていた。

 本土とは橋一本で繋がれた孤島。橋の事故。当日行われていた祭りでの
新聞写真。日記に残された名前と数字。失踪とも死亡ともわからないまま
40年間迷宮入りだった事件。
 
 ミカエルのPCをハッキングしていたリスベットは数字の謎を解く。
そして、二人は大財閥の触れてはいけない過去に近づいていくのだった…


まず、長いです。150分です。しかも、三部作です。

これが公開時から話題になっていたものの私が手を出せなかった負の理由。
ミステリーでの150分はよほど途中に派手なシーンがあったり、少々
ショッキングなシーンがなければもたない。そんなイメージでした。

ところが、これが一気に観れてしまう。まあ、孤島での推理が始まる
までは正直かったるいですが…。(ここはちゃんと正直に言います)

ジャーナリストであるミカエルは実業家の不正を暴いたものの敗訴
してしまう。ただ、その観察力や洞察力に依頼者ヘンリックは賭けた
のでしょう。

老い先短いヘンリックの心残りである姪ハリエット。自分の娘同然
だった彼女がある日何の前触れもなく消えてしまった。しかし、
毎年ハリエットの趣味である押し花が自分の元へ送られてくる謎。
ヘンリックは彼女を殺した犯人が自分を追い詰めようと送ってくる
のだと確信。しかも、それは身内に違いないと。

当然身内を疑っているヘンリック以外のヴァンゲル家の人々は
ミカエルの調査がおもしろくないでしょう。ただ、誰もが40
年も解明されなかった失踪が彼ひとりで解決できるはずがない
そう思ったに違いありません。もちろん、犯人さえも。

ハリエットがいなくなった当日は祭りが開催され彼女が写って
いた新聞写真もあった。だから、この時間は確かに彼女は島に
いた。しかし、ミカエルはその先を推理し新聞社にあったボツに
なった他の写真からハリエットが怯えて逃げ出すのを発見。

ここから物語は面白さを増していく。

40年もわからなかったのはPCでの画像解析能力の限界も
あっただろう、一枚の写真からの推理。拡大して、鮮明に
なったハリエットの顔の表情。同じフレームに収まっていた
向こう側を撮影しているカップル。

他の写真からカップルの車に書かれていた社名ロゴを発見。
このへんは今ぐらいの解析技術がなければ無理な話。

ただ、その技術の進歩により事件の解明が導かれたのとは反対に
ハッカーであるリスベットが昔の帳簿を1ページ1ページめくり
ながら犯人に辿り着くというアナログな解析方法。ここの対比
が面白い。

物語はミカエルとリスベットのコンビ誕生により加速していく。
地味なおやじと顔に多数のピアス女。まるで水と油のような
コンビ。しかも、リスベットはレズビアン?というような
描写もあって恋愛には発展しなさそうな二人。

数字と名前の謎からあるサイクルの連続殺人事件が過去に起こって
いた事実。残酷にまるで何かの儀式のような殺人現場。そしてナチス
に傾向していたヴァンゲルの人たち。

失踪事件が過去の連続殺人事件に繋がり、それはあるサイコ
殺人者を生み出していた事実。「殺しを叩き込まれればそうなる」
とのミカエルに「殺しをしない選択もできたはず」と返答する
リスベットのセリフが印象的。

リスベットがある人物を見殺しにしたり、自分をレイプした後見人
に過激な復讐をしたりするのは彼女の過去が関係しているだろう
子供の頃の映像が流れる。多分、彼女の過去は2,3作目で明らか
になるのでしょう。

40年間解明されなかった大富豪一家の裏の顔。そして姪ハリ
エットの真実。それは明らかになるには悲しくて、痛くて、
それを誰にも助けてもらえなかった彼女の絶望を知るととても
苦しくなる。

最後に敗訴した相手を再び告発して「ミレニアム」に復帰した
ミカエル。相棒のような恋人のようなあやふやな関係になった
リスベットは姿を消してしまいます。

ハイヒールに金髪、ピアスのない顔の前とは違う姿のリスベットが
後姿で向こうに歩いていく姿はふと「羊たちの沈黙」のラストシーン
での雑踏に消えていくレクター博士が思い浮かびました。

さて、この「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」を観た別のわけ
がWOWOWでの連続放送と、フィンチャー版リメイク「ドラゴン・
タトゥーの女」
が来年公開するというのも理由。なにしろ主演は
ダニエル様ですからね~。あんなシーンやこんなシーンがダニエル
様によって演じられるのですよね、たまらんです!!

『デヴィッド・フィンチャー「ドラゴン・タトゥーの女」予告』


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監督:葉山陽一郎

あらすじ
 自主制作映画の資金を稼ぐ為”新薬投与実験”のバイトに応募する
監督の福家(水橋研二)たち。動物実験を経たアルツハイマー病の
新薬らしい。

 管理された中での投与実験。ニュースで見たサルの映像が気になる
ものの何度か同じようなアルバイトをしている井藤(鳥羽潤)の
心配ないとの言葉に仲間たちは安心するのだが…



やばそうなバイトの話でよく出てくるのが「死体洗い」にこの「新薬実験」。
本当にあるのかないのか。ただの都市伝説なのか。でも、監督自身が”新薬
投与実験”に参加した経験を元にしているだけあってリアリティがあります。

映像は擬似ドキュメンタリータッチ。隠しカメラで5泊6日のバイトの
体験を撮影しているという設定。時々、カメラ目線でない映像があるのが
ちょっと不満でしたが。

動物実験後の人に投与した場合の安全性を実証する為に病院に缶詰に
なり、投与と検査を繰り返す。それ以外の時間は病院内であれば自由に
過ごせるという一見楽なバイト。

ただ何故か食堂のTVは故障していたり、新聞を買ってきて欲しいと頼んでも
売り切れていたと外部との情報が遮断された環境。それでも仲間はいるし
経験者もいる安心感から最初はのんきに過ごしていた。

時々夜誰かの叫び声のようなうめき声のようなものが聞こえたり、リタイア
する人がいたりするのは不安だったかもしれないけれど、自分の身に
何か変化がなければその不安は打ち消される。

タバコを吸ったり、病院を抜け出して酒を呑んでも、実験が続行される
甘い環境も彼らには楽な仕事だと思う要因だったのだろう。普通だったら
アルコールは検出されるだろうし、正確な数値は出ないはず。

そんなのんきな日常。映画製作に向け語り合う仲間たち。病院スタッフ
の女性が気になる、まるで学生生活の延長のような日々。

が、ある夜恐ろしい事が起こる。

無事に実験を終えたはずの仲間たちにも異常が起こる。

暗視カメラに映る暴力的な映像はホラー映画のような恐ろしさ。
それが目の前で、カメラの前で行われている。ぶれる映像。

犯罪を犯す仲間を救おうと病院でのカメラ映像を警察に証拠として
提出してもそれが薬によるものなのか実証されない。そこには
もしかしらが警察と病院の暗黙の了解のようなものがあったのか。

仲間や自分に起こった事は”新薬投与実験”という高額バイトゆえの
リスクだったのだろうか。

冒頭病院で「この実験内容に関しては他言してはならない」との
説明を受け、契約書にサインをする。現実にも隠されている薬に
よる犯罪や副作用が今もあるのかもしれない。それは実験に参加
した者しか知りえない事実。当然、私たちは知る由もない。
無事だった人たちしか知らない事実。

最後にある人物の裏切り行為が発覚する。

”新薬実験”のバイトよりも恐ろしいのは野心にまみれた人の心。
もし病院側の人間と結託すれば不安な実験も自分には安全であると
いう事。

映画製作という夢の為に危険なバイトをして多くを犠牲にした主人公。
が、最後の最後の映像で救われた気がした。

この「サル」での新薬はアルツハイマーの薬。そして、もうすぐ公開
される「猿の惑星:創世記」でもアルツハイマーの薬がキーワードに
なっている。…サル、だけにね。

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『突然動き出す死体。生きている人間を
襲い始める恐怖』


監督:トム・サヴィーニ

脚本:ジョージ・A・ロメロ

あらすじ
 父の墓参りに出かけたバーバラと兄。突然甦った死者に兄は襲われ
死んでしまう。その場から逃げ出したバーバラはドアの開いていた
民家に入る。

 生きる屍=ゾンビの襲撃から逃げて家の中にいた人たちとともに
バーバラは数を増やし、民家に向かってくるゾンビたちの襲撃に
身を守る為協力しあうのだが…



わたくしごときがゾンビを語るなんて10年、いや100年早いと
思います。なにしろ、「ゾンビ」はいまだに観てません。
すいません<(_ _)>

1990年の映画だからなのかゾンビのメイクが顔色の悪い人
ぐらいでノロノロ歩行だから安心していたら、人を襲い食す
シーンはグロいですね。

でも、このゾンビが人を引き裂いて内臓を出しそれに群がって
食べるシーンの残酷さがなければ後半のあるシーンでのそれ
以上の残酷さは薄れてしまったでしょう。

人が団結する。人が共通の何かに対して協力し合う。それが
理想の形なんだと気付かされます。その難しさや自己中心的な
人物によって守られるものが守られなくなる。

バーバラの逃げ込んだ民家ではカップルと黒人青年、両親と
傷を負った娘、そしてバーバラの計7人。外にはゾンビが
こちらを目指して歩いてくる。

娘を守りたい一身で地下室に隠れるという父親。ただ地下室が
襲われてしまえば逃げ場はない。バーバラは地下室を出て皆で
協力をし襲撃から守り、それが無理ならばこの家からどうにか
逃げ出すしかない、と考え協力を求める。

この父親の身勝手な選択。協調性を乱す事は彼女たちの弱点
を意味する。自分たちだけ助かればいい。自分たちだけどうにか
なればいい。その父親が招く最悪の事態。

確かに緊迫した場面では真っ先に自分の事を考えてしまうだろう。
協力しあっていても、心の奥には”自分だけ助かれば”そんな
気持ちがあるだろう。それが人間らしい感情かもしれない。

ただ、この人数では到底戦う事は無理な状況の中生き残る可能性
があるのは協力し合う事。

結局、車で外に出た人たちはゾンビに襲われ、家を守ってバーバラの
逃げ道を作った黒人青年は後になり、ゾンビ化してしまう。娘の
ケガはゾンビに襲われた時の物でゾンビ化し母親を襲う。

生き延びたバーバラは助けられ軍のキャンプに身を寄せる。

が、そこで見た光景。

捕獲したゾンビたちを吊るし上げ、的にして笑いながら射撃を
する人たち。残酷なのは本当にゾンビの方なのか。

ゾンビの本能。人の肉を喰らう。それは生者にとっては残酷な
行為。身体を引き裂き、むさぼり食う姿は恐ろしい。ただ、
これは憎悪や悪意の塊ゆえの行為でなく、あるのはゾンビの
本能だけ。

対してゾンビを的にしたり、ゾンビ同士を戦わせる余興を楽しむ
人間たち。その心には確かに身内を襲われたとか憎しみがある
人もいるかもしれない。だけど、善悪もわかっているはずなのに
これを笑いながら楽しむ人たちにあるのは死者を敬うという
概念を外れた、残酷なお楽しみでしかない。

残酷なのはどちらなのか。ゾンビか、人間か。
この世界で絶対的存在は人間だけなのか


そんなメッセージも投げかけてくる。「ダイアリー・オブ・ザ・
デッド」
でも感じた残酷性をむき出しにする人間のやるせなさ。

民家に戻ったバーバラは屋根裏にいた父親を発見。自己中であり
協力もしなかった、みんなの危機を招いた父親。かたや孤立無援
で戦い結果襲われゾンビとなった黒人青年。どちらが人間らしい
のか。どちらが本当は生き残るべきだったのか。バーバラは
父親を射殺する。

このバーバラの選択は正しいのか。観ている側としては正しく
映ってしまう。それだけこの父親に対して憎悪の気持ちが
あったから。スッキリする自分がいる。

だけど、それも怖い感情。人を殺したのにスッキリする。

最初は兄を殺され、キャーキャー叫び逃げるだけのバーバラが
民家に立てこもり、自分で考え行動するようになる。ゾンビ
に対しても恐れずに戦い抜いた。一日でこのバーバラが弱々しい
女から戦う女に変貌。それはこの未曾有の危機が彼女の中の
”守る””戦う”という闘争本能を目覚めさせたのかもしれない。

ちなみに”ゾンビ”とは映画の中で一言も言ってません。

ゾンビよりも人間の残酷さを強く感じたラストでした。これは
「28日後」でも思った事です。人間こそ恐ろしい。

<ゾンビ関連の感想>

「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」→ここ

「ゾンビーノ」→ここ

「デッドフライト」→ここ 

「プラネットテラー」→ここ

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『私が”職業=AV女優”になった理由』
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原作:みひろ

あらすじ
 地元新潟の高校を卒業し上京したひろみ(渡辺奈緒子)。空港で働く
彼女には芸能人になりたいという夢があった。

 ある日渋谷で榎本(光石研)という男にスカウトされる。希望に
胸をふくらませ話を聞くと彼は多くのAV女優を抱える事務所の
人間だった。まずはヌードグラビアからという話に「AVは絶対
やらない」事を条件に承諾する。

 新潟時代の親友や彼氏に雑誌を見られ非難されるが、ひろみは
グラビアの仕事が好きになっていた…



「nude」は長年トップAV女優として活躍してきたみひろの自伝的
小説を映画化
したもの。高校を卒業して、グラビアを経てAV女優
として活躍するまでを描いています。

みひろはゴッドタンの「キス我慢選手権」で知りました。20代
なのに制服の似合う可愛らしさ。その上無茶なアドリブにも応え
られる意外な演技力。

その彼女がAV業界だけでなく、TVのバラエティ、映画、ドラマ
に活躍する過程にはこんな物語があったんですね。

冒頭はAVの撮影現場から始まります。ベッドの周りを囲む多くの
スタッフたち。隅で撮影に使う小道具を用意する人。男優さんの
筋トレ。

「男優さんはみんなやさしくしてくれる」そう思うひろみ。
主役はあくまでも女優。

監督は言う。「顔はカメラに向けて。みんな君の顔を見たがっているから」

このAVのメイキングのような撮影風景を見てしまうと男性は
ガッカリするかもしれません。逆にAVに偏見を持つ女性の中には
『これはあくまで仕事なんだ』と見方が変わるかもしれません。

私自身AVは見た事があるし、友達とも普通にその話題になったり
します。ただ、何故キレイでカワイイ人たちがAVの世界に飛び込む
のかその過程には興味がありました。

借金の為?Hが本当に好きだから?そんな理由ばかりが頭をよぎる
中、この主人公ひろみは漠然とした「芸能人になりたい」という夢
からグラビアやVシネマの仕事をするうちに「女優になりたい」と
自分の夢を具体化させていきます。

マネージャー榎本はグラビアで有名になったひろみをVシネマに
ステップアップさせます。顔を売る事がこの世界では大切。ただ
キレイやカワイイ人なら捨てるほどいる世界の中で自分の存在を
知らしめる方法。それがひろみにとってはヌードだったり、V
シネでの濡れ場。コンテストで優勝、雑誌のモデルを経て芸能界
デビューする人と方法は違えど目的は同じ。

Vシネの先にAVデビューがあったのもある人物に「Vシネで
濡れ場はやるのにAVはやらない。君は中途半端だ」ときつい
洗礼を受けた事がきっかけ。

ひろみの中では本番と擬似の間には大きな違いがあった。多分
彼女にもAVに対する偏見があったに違いない。それでも、
やっと名前が知れ渡ってきたのにこのまま中途半端なポジション
では何も変わらないと悟りAVを決意する。

グラビアやAVでの昔とは変わってしまったひろみだけを見て
軽蔑した親友や恋人は去っていった。彼らは”堕ちたからAV
にまで出演するようになった”と思ったのだろう。

しかし、AV出演はもっと大きなひろみの目標、夢、希望
への通過点。苦しみ、悩みながらも、この道筋を選んだ
ひろみの覚悟の表れ。

中には無理やりAV業界に入ってしまった人も少なくはないと
思う。だから、業界を知る人には綺麗事の物語なのかもしれない。
でも、そこにはみひろのステップアップする努力とやはり事務所
に恵まれていた運もあったのでしょう。

と、AV業界を描いた映画なのでHなシーンも期待する人は
多いでしょうけれど、あくまでひろみの物語が中心なので
エロ目的ならば観ない方が賢明です。

ちなみに上に書いたみひろが出演した「キス我慢選手権」は短編
ドラマのような展開とアドリブ合戦が見ごたえあります。
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私の中で最恐映画「女優霊」のハリウッド版の
「THE JOYUREI~女優霊」
を鑑賞したので、この二作を比べてみようと思います。

「THE JOYUREI」のあらすじ
映画監督マーカスはスランプ状態。恋人は病気で先が長くないらしい。
そんな状況の中新作に取り掛かるマーカス。昔撮影中止になった映画
をその撮影場所だったトランシルバニアで撮る事になる。しかし次々に
不気味な事件が起こり、マーカス自身も夢や妄想に悩まされていた…
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「女優霊」のあらすじ
新人映画監督の戦時中を舞台にした映画の撮影が古い撮影所で始まる。
憧れの女優を前に順調に進む撮影。途中までのフィルムを試写すると
途中から古い映画の映像が二重焼きされていた。誰も見た事のない映像。
が、監督はその映像に見覚えがあった…
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<そもそも霊じゃないでしょ>

日本の「女優霊」はそのものずばり幽霊。かたや「THE JOYUREI」はある前提に
物語が進んでいく。それは撮影する映画の内容にリンクするもの。

母親が悪魔と契約し、生まれた娘が村人たちによって殺される。
そんな都市伝説の映画化。事実なのかただの伝説なのか。

やはり幽霊って存在は漠然としすぎているのでしょう。悪魔ってキーワード
を入れる事によって欧米の人たちは怖さを感じる。それは私たち日本人に
とっては白い服を着た幽霊と同じ事。お国柄の違いですね。

<ヒタヒタと忍び寄る。ドーン!!とショッキング>

日本の「女優霊」の怖さ。それはハッキリその存在が映らない事。ぼんやりと、
だけど女である事そして音声はなくてもその女が笑っているのがかろうじて
わかる。そのボヤケ加減が絶妙。

人も目の前で死ぬのは一人。折れた足の角度が怖い。ピクピクする断末魔。
スプラッター描写は全くない。でも、その何かがヒタヒタと確実に忍び
寄っているだろうヒンヤリ感。

「THE JOYURE」はショッキングなシーンの連続。人もそこそこ死にます。
虫の大群が人に襲いかかります。痛そうです、キモチワルイです。
ドロドロしてます。胎児をご出産なさります(へその緒つき)

二重焼きされたフィルム映像が全く違います。主演女優の後ろに映るもの。
「女優霊」では上に書いたように絶妙なボヤケ加減で不気味さを増して
います。「THE JOYUREI」は煙のようなものが女の姿にハッキリ映ります。

<主演はユーレイです。こっちはイーライ・ロスです>

「女優霊」主演は柳ユーレイです。今は柳憂怜…ちょっとやぎらゆうや
みたいですね。一瞬やぎらゆうや、かと思いました。

「THE JOYUREI」は冒頭、昔のトランシルバニアでの同じ題材の映画
の撮影風景から始まります。そこで監督しているのがイーライ・ロス
です。でも、出番はこれだけです。勿体無いです。

<ラストシーンの怖さが違いすぎる>

私が最恐であると思う最大の理由がラストのシーン。怖い幽霊像と
されているのが恨みを持った顔。確かにそれも怖い。でも、この
「女優霊」はケタケタ笑うんですよ。笑うのが一番怖いんですよ。

WOWOWで当時観てしばらくあの顔が脳裏から離れなかったです。

「THE JOYUREI」はマーカスの恋人が関わってきます。そして恋人
に撮影すると告げたシーンの本当の意味がわかります。…って
いうか、後味が悪くないしゾッともしない。愛の力は偉大だね、
とでも言いたいのか。まだ、その先のオチがあったけどまさか
「THE JOYUREI 2」なんて作らないよね…。

<結論>

「女優霊」は幽霊なんです!!だけど、「THE JOYUREI」は
幽霊というよりも悪魔の娘
なんですよ。これはパッケージ
サギですよ。

話も撮影スタジオで不気味な事件が起こる。フィルムの二重焼き
に映る謎の女。落下事故。それらのキーワードをハリウッド向けに
アレンジして全く別の”女優霊”が出来上がったわけです。

私は日本独特の陰湿なじめっとしたホラーも、洋画のグチャグチャ
があったり、悪魔が乗り移るようなホラーも、どちらも好き
…いや、そこまで好きでないけれど、好んで観ます。

だから

心霊番組が大好きであまり心臓に負担のかかる脅かしのない分
夜中にふと思い出してゾクゾクッとするようなホラー映画が
好きな人には、本家「女優霊」


やっぱりホラーは人が悲惨な死を迎えて、ショッキングなシーン
の連続でないと物足りない。虫の大群もどんとこい!の人には
ハリウッド版「THE JOYUREI」

あっ、あとはイーライ・ロスの姿が一目見られるだけで嬉しい
人は「THE JOYUREI」ですね。…でも、最初しか出ないですからね。

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『過去を捨て、新しい自分で生きる。
それは赦されるのだろうか』

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監督:ジョン・クローリー

あらすじ
 14年の刑期を終え出所した元”少年A”。彼は新たにジャック(アンド
リュー・ガーフィールド
)という新しい名前、住まい、職場をケースワーカー
のテリー(ピーター・ミュラン)のサポートで手にした。

 仕事は配送。コンビを組むクリスとも上手くいき、職場で気になる女性
ミシェルと出会った。

 しかし、ジャックの普通の幸せは時として苦悩に変わる。時折甦る少年A
の頃の記憶。いじめられっこの彼はある同級生と親友になった。自分も彼も
家庭には決して恵まれていない、だからこそわかりあえる親友になれた。

 が、二人はある殺人を犯してしまう。それも10歳で。そして親友フィリ
ップはすでに自殺してこの世にはいなかった…


加害者は一生幸せな生活を送っては
いけないのか。


そんな重いテーマを持つこの作品。確かに被害者側からすれば自分の身内は
人生を謳歌できないまま、他人によって殺されてしまったのに、その命を
奪った相手はいくら刑務所で反省や後悔をしたとは言え、出所すれば普通の
生活が待っている。

理不尽。

明らかに殺人者。しかも、少年時代に起こしてしまった事件。まだ未熟な
思考とはいえ、映像では描かれなかったけれど、とても残忍な殺人。

悪魔だ。そう事件を知った人々が口を揃えて言うのもわかる。動機さえ
あやふやなもの。

その少年Aが罪を償う期間を終え世間の中に戻ってくる。過去を捨てる
ように新しい名前も手に入れる。

街の風景を興味津々で眺める元少年Aジャックには何もかもが新鮮に映る。
その顔は爽やかな少年のように生き生きとしている。

普通の生活の幸せをかみ締めながらも、時折『これでいいのか』と彼は
苦悩する。自分の不利な過去は隠し通すというある意味大人な選択の中で
彼は葛藤する。

職場の友達や初めて出来た恋人。その信頼できる人たちに自分はウソを
ついている。自分を信頼してくれている人たちの為に真実を告げたい。
どこか彼は真実を告げても彼、彼女たちは離れていかないであろうと
思うほどに信頼しきっている。

が、世間では少年Aが出所したとのニュースがあり、間違われた青年が
放火されるという事件が発生。街の人々はいくら14年時間が経って
いようと少年Aたちが起こした犯罪は赦していなかった。

ジャックの事がばれてしまうのが、自分が少年時代に人に死をもたらした
ものと反対の事。配送中事故車両の中から少女を助けたのだ。人の生を
もたらしたジャック。皮肉にもこれが発覚のきっかけ。

過去の亡霊はジャックから未来を歩く事を赦さない。
普通の幸せを彼には送らせない。
街の人々は法の番人と化して彼がこの世にいる事が赦せない


ジャックの家庭環境もフィリップの兄からの性的虐待も、この事件には
深く関わっているはずなのに、家族たちは彼らを守ろうとはしなかった。
家族に傷つけられるのは罪ではなくて、他人を傷つけて初めて罪になる
のだろうか。


少年時代の心の傷は深く根深く、歪んだ感情を生み、ひとたび暴力が
始まれば止まらなくなる。それは彼らが家族からされた仕打ちゆえの事。

だからと言って、被害者にも落ち度はあるとはいえ決して人の命を誰かが
奪うのは許される事ではない。

ただ、どこまでも殺人者は赦されない。普通の生活は送ってはいけない。
それも違うような気がする。難しい問題。


フィリップが死んだ事で二人の罪を一身に受けなければならないジャック。
罪はいくら名前を変えても、過去の記憶として残っている。

事実が発覚した後友人や恋人に残した留守電のメッセージが痛々しい。

ケースワーカーのテリーのジャックに対する父親のような深い愛情。が、
その反面実際同居している息子はニートで父親の愛情を渇望しているのに
気がつかないという皮肉。

主役のジャックを演じていたのが、新作スパーダーマンで主役に抜擢
されたアンドリュー・ガーフィールド。「ソーシャル・ネットワーク」
に「Dr.パルナサスの鏡」にも出演。

ジャックの幸せと苦悩との繊細な揺れ動きを表現していた彼。イケメン
なだけでなくメッセージ力もあるガーフィールドくんの今後にも期待。

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『友達じゃないって思ってるのは君も一緒だよね
(その考えがズレてる)』

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監督:マーク・ウェブ

あらすじ
 グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は
新しく入社したサマー(ゾーイ・デシャネル)に一目惚れ。音楽の話がきっかけ
で会話する仲になり、いつか彼女と付き合う事を夢見るトム。

 彼氏はいないけど、特定の恋人はいらないサマーから「友達になりましょう」
と言われ承知するトム。徐々に友達から進展すればいい、そんな考え。

 まるで恋人同士のような付き合いからトムはサマーも実はトムと友達以上に
なりたいのだと思い始める。それはお互いの気持ちの方向が違っているのだと
気付かないトムの独りよがりの恋だった…


<恋愛初期>

一目惚れ…見た目が好み。特に彼女のいない身としては社内に魅力的な
女性が入社すればチェックせずにはいられない。

さらに興味が沸く…エレベーターでの初会話。共通の趣味があるという
事はこれからの関係を深められるチャンス。会話のキャッチボールが
出来る存在はきっと相手の印象に残るであろう。

今は彼氏がいない…これは大きなチャンス。同じ職場で顔を合わせて
趣味もあう自分は彼氏候補として申し分ないはず。実は彼女の方も
表情からまんざらでもない様子。

結果…「友達になりましょう」

友達から恋人に発展する例なんていくつもある。きっかけさえつかんで
そばにいればいずれは彼女も…

<恋愛中期>

デートのようなもの…映画にショッピングに二人きりで出かける。時には
IKEAで夫婦ごっこして楽しんで、彼女から手をつないでくる。

Hのようなもの…友達なのに”して”いいのか?なんて深い事は考えず
とりあえず軽いノリで。ビデオで観たシャワーでのHも試してみる。

結果…もう彼女の表情も行動もクセも全て大好き。好き好き度がさらに
増して、これは言葉にはしてないけどもう恋人同士なんじゃない?いや、
そうに違いない。確信!

<恋愛後期>

すれ違い…会えばケンカの毎日。原因もよくわからないケンカ。

結果…彼女表情も行動もクセも憎々しく思えてくる。自分をその気に
させておきながら別れを切り出されても理由がわからない。

<サマーの言い分>

元々”友達”だから楽しい関係でいられたのに、トムは違う方向に
行きたがっていた。コピー室での私からのキスだって、したくなった
からしただけで恋愛とは違う。Hだってそう、”友達”だから面倒な
あれこれなくお互いに楽しめればいいと思ったの。

トムといれば楽しかったのは事実。でもね、彼は私が不満に感じている
事を知ろうとはしなかった。見えなかったというのが正しいわね。それに
私は最初から”友達になりましょう”とは言ったけど、いつ”恋人に
なりましょう”なんて言った?一言も言ってないでしょ。トムが勝手に
盛り上がってしまっただけよ。

段々トムが”恋人”でいたい空気を出してきて、ズレを感じ始めたから
ケンカも絶えなくなった。もう楽しい関係が続けられないなら、このまま
でいる意味もないでしょ。だから、別れたの。

結局、運命ってお互いに感じれば恋人から結婚って進展していくんだろう
けれど、トムとは運命は感じなかったって事ね。

<恋愛における温度差>

ふと見せるサマーの表情。片やサマーといる時もサマーの話をする時も
うれしそうな表情のトム。ここからも、二人の間にある”恋愛”の温度差
を感じられる。それを気付いてしまうとうれしそうなトムがいたたまれなく
なる。

<恋愛の始まりと終わり>

サマーと会って何日目の表示。例えばエレベーターのドアが開く瞬間の顔。
初期はウキウキ気分でニコニコ。後期はどんより落ち込み模様。それが
初期のシーンと後期のシーンを交互に見せる事でトムのウキウキ加減が
痛々しくも思えてくる。

「(500)日のサマー」は、恋愛における温度差。
友達と恋人と友達以上恋人未満の境界線。
お互いの会話や行動の受け止め方の相違。
惚れた弱みと惚れられた強み。
距離が近づく嬉しさと距離が離れるつらさ。
一つの恋愛の始まりと終わりを詰め込んである
映画です。


トムの恋愛相談役になる中学生の女の子がクロエ・グレース・モレッツ
トムがまるで小さな男の子でそれをたしなめるような口ぶりや納得の恋愛に
対する答え。シーンは多くないもののとても印象的な女の子。

そして、ラストのオチ。サマーが去って一人になったトムが会社も辞めて
本当に希望する建築関係の道に進もうとする。その彼の前に現れるのが…。
最高のオチです。

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私の今まで観てきた映画の中でベスト10を決めるのならこれは
その中に絶対に入っているだろう好きな映画。

「危険な関係」

この「危険な関係」は何度も映画化されています。元はラクロの小説。
18世紀の貴族社会が舞台となっています。

<基本の登場人物像>

☆奔放な恋愛遍歴を持つ上流階級の夫人

☆本気の恋をした事がないプレーボーイ

☆貞淑な未亡人。

☆修道院にいた若い娘(処女)

<恋愛ゲームに至る発端>

夫人の愛人だった男が若い娘と結婚すると噂が流れる。プライドを傷つけられた
夫人は元愛人に恥をかかせてやろうと周知の仲のプレーボーイと恋愛ゲーム
を始める。

<恋愛ゲームの内容>

プレーボーイに若い娘を誘惑させ処女を奪わせる。それが結婚後発覚
したならば元愛人は世間のいい笑いものになる。もう一つ。最近気に
なる未亡人だがどうしても落とせないプレーボーイ。それを協力
してくれるのなら夫人のゲームに参加するとの条件。報酬は夫人自身。

この基本に基づいて描かれる映画は忠実な物だったり、大胆に設定を
変更した物だったり、韓国の王朝が舞台になったりもします。どれも
展開はわかっていながらやめられない。それは基本の物語が魅力的
だからなんでしょう。

「危険な関係」1988年版
危険な関係

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☆夫人(グレン・クローズ)
☆プレーボーイ(ジョン・マルコヴィッチ)
☆未亡人(ミシェル・ファイファー)
☆若い娘(ユマ・サーマン)


若くてピチピチしているユマとキアヌの姿が見られます。ユマは堂々と
胸ポロリの大サービスです。エロおやじとイチャイチャ。キアヌも
オバサマとイチャイチャ。

あっちもこっちもイチャイチャです。その中でプレーボーイに惹かれている
のに自分の貞操を守ろうとする未亡人の凛とした姿は美しい。が、それも
恋焦がれ過ぎて彼に裏切られて病気になってしまうとは可哀想過ぎる結末。

「恋の掟」
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☆夫人(アネット・ベニング)
☆プレーボーイ(コリン・ファース)
☆未亡人(メグ・ティリー)
☆若い娘(フェアルザ・バルク)


舞台もストーリーも上の「危険な関係」と近いです。軽めの恋愛ゲーム。

「クルーエル・インテンションズ」


現代のアメリカが舞台。主人公たちは高校生になっています。

☆夫人…ここでは義理の姉(サラ・ミシェル・ゲラー)
☆プレーボーイ…義理の弟(ライアン・フィリップ)
☆未亡人…校長の真面目な娘(リーズ・ウィザースプーン)
☆若い娘…同級生の処女(セルマ・ブレア)


この映画はサスペンス要素もあり、続編2作も作られています。でもイマイチ。
設定を現代にしたのでこんなストーリーになりました…

両親の結婚で義理の姉弟になったキャスリン(サラ・ミシェル・ゲラー
とセバスチャン(ライアン・フィリップ)。刺激の足りない毎日にキャスリン
はセバスチャンにゲームを提案する。報酬は自分。キャスリンからセシル(
セルマ・ブレア)に乗り換えた元彼への復讐でセバスチャンに彼女を誘惑
させるというもの。が、セバスチャンは校長の娘アネット(リーズ・ウィザー
スプーン
)に興味を持っていた…

「スキャンダル」(韓国)
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☆夫人(イ・ミスク)
☆プレーボーイ(ペ・ヨンジュン)
☆未亡人(チョン・ヒヨン)


R18なだけあって、「危険な関係」の中では一番エロティックです。
きっとヨン様目的だったご婦人方は貧血でも起こされたんじゃないで
しょうか。それぐらい、エロいぞヨン様。

私はヨン様物これしか観てないのでこのヨン様ならばいいんじゃないか!
と思っていたら相変わらずTV画面のヨン様は微笑みを浮かべていて、
やはりダメでした…。

「危険な関係」(1959年)はまあ主役のジェラール・フィリップが
素敵すぎて一番かっこいいんじゃないかな。ジャンヌ・モローの悪女も
ピッタリです。
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調べていたら2003年にも製作されたんですね。これキャストが豪華
じゃないですか!!レンタルで探してみなければ。
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3月からWOWOWでの「攻殻機動隊」に始まり、同じ神山監督による
「東のエデン」一挙放送とここ最近映画よりはアニメに夢中。

地上波では”あの花”こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
にもハマりました。これは少し上映中の「SUPER8」にも通じると個人的に
思います。それはまた別の機会に。

さて、巷で話題の”タイバニ”こと「TIGER & BUNNY」ですよ!!

<あらすじのようなもの>

近未来を舞台にNEXTと呼ばれる特殊能力を持つヒーローたちが
シュテルンビルトの街を守っていた。彼らはスポンサー契約をし、悪人
を逮捕したり人命救助するとポイントが加えられランキングを左右。
彼らの活躍ぶりは”HERO TV”で生中継されていた。

主役はワイルドタイガーと名乗っている虎徹。彼とコンビを組むことに
なった唯一本名と素顔を出しているバーナビー。他にも彼らを含む8人
がヒーローがいる。

<バーナビーの過去とアメコミの共通点>

元々お金持ちの家の坊ちゃんであるバーナビー。彼がヒーローとして
本名を公表している理由が過去のトラウマ。幼い頃バーナビーは目の
前で両親が殺される現場に遭遇。燃え盛る炎の中で見た犯人は手に
あるタトゥーのある男。

「バットマン」のブルース・ウェインの過去。第一作ティム・バートン
監督作でも幼いブルースの目の前で両親が殺されます。犯人の手がかりは
「月夜に悪魔と踊った事があるかい」のセリフ。ブルースはバットマン
として街の平和を守るとともに両親殺しの犯人を見つける事を生き甲斐に
しています。

目の前で両親が殺される。そして、その後唯一の理解者、心の支えと
なるのがバーナビーで言えば家政婦、ブルースで言えば執事。

バーナビーの両親殺害シーンは「黒執事」のシエルの両親が殺される
シーンにも似ています。燃え盛る炎の中で息絶える父と母。

<特別な能力は時に白い目で見られる>

第二話で巨大な石造が暴れ出し街はパニックに。そこへ虎徹とバーナビー
に出動要請が。実はこれを動かしていたのは子供で特殊能力のあるNEXT
だった。

石造を動かし自分を白い目で見た同級生に復讐する少年。特殊能力は時に
能力のない人間にとっては”異物”である。人間が特殊能力のない人で
あるならば、特殊能力は”人間でない”ものの事。

幼い子供が自分の能力で同級生の仲間に入れない事の残酷さ。

「X-MEN」でも能力があるがゆえに両親に怖がられ見捨てられる
子供たち。ファースト・ジェネレーションでは同じ能力者である
チャールズに自分の能力は隠して普通の人間の姿でいる事を強要される
ミスティーク。普通とは何なのか?能力がある事は人間ではないと
言う事なのか?そもそも私らしさとは?

子供だからこそ残酷な仕打ち。少しでも周りと違うと言う事は
排除すべき存在になりうる。自分らしさと周りに溶け込もうと苦悩
する姿は共通しているように思えます。

<ヒーローなだけでは食ってはいけない>

虎徹はヒーローとしては二流。ランキングも下位。その上建物を破壊
しまくる為賠償金の額も半端ない。ヒーローと言えども悪人を倒す
だけが仕事ではなく、いかにスマートに街を破壊する事無く逮捕
するかが重要。何しろ生活するのにはお金がかかる。

「スパイダーマン」もヒーローである事と日々の生活の間で苦悩
していた。バイトをしつつも、事件があればそちらを優先。お陰で
バイトも長続きしない。リアルなヒーロー像。彼の方が大変なのは
正体を明かしてもなく、スポンサーもいないから生活費はヒーロー
としてでない普段の生活で稼がなければいけない事。

他にも虎徹の自己回復能力がウルヴァリンみたいだったり、風を操る
スカイハイはストームみたいだったり、ヒーローアカデミーという
特殊能力のある子供為の学校は恵まれし子らの学園だったり。
(X-MENシリーズ)

そして、悪人は殺してもかまわないという思想のルナティックに
市民の感情はヒーローたちでなくルナティックに傾向していく。
悪人は逮捕が大前提のヒーローたち、片や悪人は殺してもかまわない
存在であると主張し実行するルナティック。

犯罪者は悪、絶対悪である。ルナティックの主張。それは例えば両親を
殺されたバーナビーにとってはもし犯人が目の前に現れたらその主張は
正しくてヒーローである前に両親を殺された子供である事を優先して
しまうかもしれない。

今後の展開はルナティックの正体(見ていれば明らかなんだけど)、
ヒーローたちとの対決、バーナビーの過去との清算、とまだまだ
盛りだくさん。

ここまで比較して書いてきたものの、そんなに堅苦しいアニメでなく
笑いもあり、ややロマンスもありそうな、ヒーローアニメ。子供よりは
大人が楽しめそうです。

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『憧れの結婚式に向けて、親友同士の
バトルが始まる…』

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監督:ゲイリー・ウィニック

あらすじ
 幼馴染のリヴ(ケイト・ハドソン)とエマ(アン・ハサウェイ)の
夢は6月に憧れのプラザホテルで結婚式を挙げる事。リヴは弁護士、
エマは教師になり、結婚適齢期を迎えていた。

 ほぼ同時期に恋人からプロポーズされた二人は即憧れのウエディング
プランナーマリオン(キャンディス・バーゲン)の元へ行き6月に
空いているプラザホテルの予約をその場でする事に。

 しかし、別の日に入れた予約が同じ日になるトラブル発生。どちらかが
別の日にしないと相手の式に出られない。そこから、お互いに一歩も
引かない女同士の壮絶なバトルが始まるのであった…


6月です。ジューン・ブライドです。やはり誰もこの時期に結婚式を
挙げるのが夢なんですね。

結婚式は女の子が一番輝く瞬間。男はどうでもいいんです!(問題
発言??)衣装からして男はスーツと型は決まっているから色と
デザインぐらいで早く決めてしまえる。が、女の子はドレス。
見渡す限りお姫様のようなドレスが陳列されている。形も様々。
有名デザイナーのものだってある。一着を決めるのだって相当
時間がかかる。

だって、一生に一度、一番自分が輝ける
ドレスを選ぶんだもの。


さて、「ブライダル・ウォーズ」。同じ日になったら一緒に挙げれば
いいのに、親友同士ならなおの事楽しそうとは観ている人たち思うに
違いない。お互いの彼氏が「ダブル・ウエディングにしたら?」との
提案はもっとも。

でも、お互いに一歩も引かないのはプライドと仲良しだからこれまで
相手に譲ってきた事もあるけれど、結婚式だけは譲れないという意地。
その意地のぶつかりあいが泥沼バトルに発展していく。

エマが肌をややブロンズにしたいとサロンを訪れ、結果真オレンジ色の
肌に。それはリヴの仕業。仕返しにリヴのヘアカラーに細工をして
青い髪にしてしまうエマ。

憧れのドレスが入るギリギリの体型維持に励むリヴに毎日美味しそうな
スウィーツを贈り太らせて、あと数日しかないのにドレスが入らなく
なってしまったり。

まあ、やっている事はこどものケンカですね。やられたらやりかえす。
ほとほと彼氏たちも飽きれ顔。あまりオンナの汚い部分を結婚前に
見せてはいけないでしょ。だから…

元々は勝気な性格のリヴと控えめなエマ。正反対だから上手くいってたのは
昔の話で、それまで溜りに溜まっていた相手への不満も噴出。それが
一層バトルに磨きをかけてくる。

結婚準備に振り回されて仕事で大きなミスをするリヴ。いままで失敗も
降格もなかった順調な人生で挫折を味わってしまう。途端に勝気さを
装っていたものが剥がれて弱い自分を彼の前でさらけ出してしまう。

でも、彼にとってみれば本当のリヴが見られた事、弱い姿を見せて
くれて守ってやらなきゃと決心がついたんだと思う。


逆におとなしいと思っていたエマはバトルにのめり込み過激になって
いく。だから、彼は冷たい視線を彼女に送る。「昔の君に戻って
くれないか」。このセリフが大事な日にエマ最大の決断をさせる。


まあ、醜いバトルですよ。ただね、主役のケイト・ハドソンもアン・
ハサウェイも可愛いから笑って観ていられるんです。オンナのドロ
ドロした関係も同性は好きでしょ。

男性が観たらちょっと引いてしまうかも。でも、この二人みたいに
確固たる結婚式の理想がある彼女ならば結婚式の準備は全て任せ
られるから楽だと思いますよ。
あれこれ相談された挙句「私ばかり
任せて!」って怒られるよりはいいです。

最初にエマがドルガバの服をリヴからもらうシーンがあって、
その時は素直に「高いのにうれしいわ」だったのに、こじれると
「自分が高給取りって自慢なの?」という感情に変わるのも
ケンカした相手への感情の変化を経験した人ならよくわかるでしょう

お母さんソックリなケイト・ハドソン(特に口元)、この映画では
ややぽっちゃりめ。それもドレスが着れるか着れないかの役だった
からの役作り?

アン・ハサウェイは男性ストリップバーでのダンスシーンは必見。
ノリノリでちょいエロなダンスを見せてくれます。

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