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ただいま映画世界を放浪中
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『小さなアパートに住む老夫婦。
30年で集めたアート2000点以上!』


harb

監督:佐々木芽生

1LDKの狭いアパートに住むヴォーゲル夫妻。彼らはアート界
では名の知れたコレクター。ただお金持ちでも何でもない二人。
夫ハービーは元郵便局員、妻ドロシーは元図書館員。少ない
給料をやりくりして、30年以上も好きなアート収集を続けて
いた


昔、歳を取ったらこんな夫婦になりたいな、と多数が思っていた
チャーミーグリーンのCM。(若い子は知らないだろうな)憧れ
だったのは手を繋いでスキップする老夫婦の姿。

このハービーとドロシーもどこへ行くにも一緒。ハービーの杖を
持たない方の手はいつもドロシーと繋がっている。微笑ましい。

元々アートに関心があって自分でも絵を描いていたハービー。
その趣味に感化されて自分でも見る目が養われていったドロシー。
共通の趣味があるという事は子供のいない夫婦二人の生活を
楽しいものにしていったのでしょう。

アートを題材にしているだけあって、二人の過去を写真で振り
返るシーンは楽しいアート写真になっている。

狭いアパートに自分たちの居場所よりもアートの占める割合
の多い、普通の人から見たら落ち着かないし引っ越せばと
思うかもしれないけれど、二人には信条があって”このアパート
に入る小さな作品。そして、給料で買える範囲の作品”


この決して裕福でない家庭の身の丈にあった作品探しは
二人にとってとても幸せな行為。新進のアーティストを求め
昼夜問わず出かける行動力。

”好き”が大前提だから失敗作だとしても気にいれば買う。
そして製作過程を聞きながら、ジッと作品を眺める。

お金に困るぐらいの生活が緊迫していたアーティストたちも
夫婦に認められ作品を買ってもらい、その後は有名になって
いく。そこにはハービーの先を見通せる審美眼があった
からこその事。

新聞や雑誌に”ミニマムコレクター”として紹介されても
生活基盤はゆるがない。せっせと自分たちで気になる場所
へ足を運ぶ。

「作品が家に送られてくるけれど全部返すんだ」

あくまで自分たちが作品を見に行き、その目で気に入った
ものしか受け付けない。

あるミュージアムの申し出を受け、家の作品たちを寄贈する
事になるエピソードがすごい!!狭い1LDKの中から
作品を運びだしたら、大きな引っ越しトラック5台分!!


ある意味収納能力に長けていたのか。

生活空間として広くなった部屋に家具でも置くのと思い
きや、新しいアート作品を買ってしまう夫婦。もう生活
の不便さよりもアートが生活の一部でなく大半。

何がアートで何がアートでないのかは凡人の私には理解
し難い作品ばかり。でも、二人にはそれが素晴らしいもの
として映るんでしょうね。その感じ方を一度だけでも味
わってみたいもの。

有名絵画を破格の値段で購入するコレクターもいれば
こうやって自分たちが出向いて判断して給料範囲内で
購入するコレクターもいる。こっちの方が珍しいでしょう。

アーティストにしてみたら投資目的や自己満足、自慢の
為にオークションで落札され大金が入るよりも、アーティ
スト自身と製作について話しながら少ない値段ではある
けれど”気に入った”という自分の目だけで判断して買って
もらった方が幸せなんじゃないだろうか。

今日もヴォーゲル夫妻はチャーミーグリーンのご夫婦のように
手を繋いで、ワクワクしながら新しいアート発掘にいそしんで
いるのでしょうね。



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『コーヒー好きなら是非知って欲しい真実』
B001GUO33Sおいしいコーヒーの真実 [DVD]
アップリンク 2008-12-05

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監督:マーク・フランシス ニック・フランシス


 まずはこんな事実から。某コーヒー一杯で農家に入るのは1~
3%、カフェや小売業者には90%入る
そうです。

 エチオピアの貧困にあえぐコーヒー農家と先進国での楽しみな
がらコーヒーを飲む人々の姿を交互に映しています。その対比は
あまりに残酷です。

 コーヒーは世界で石油に次ぐ取引規模を誇る国際商品。ただ
石油を発掘すれば大富豪になるのとは違いコーヒー豆は何度も
市場取引をされその都度中間マージンが発生する。したがって
大手メーカーは自分たちの利益の為に原材料を安くするように
画策。

 それによってエチオピアの農家はいくら高品質のコーヒーを
作れども生活は潤うことはなく、貧困が進んでいく。

 生産者の知らない所で繰り返される取引。それによって自分
たちの生活が悪くなるという真実。

 先進国では優雅にカフェでコーヒーを嗜んだり、大手チェーン
店のロゴ入りカップを片手に歩くビジネスマンたち。

 コーヒー鑑定士は言う「50粒の中の1粒でも悪い豆が
あればダメ」だと。その一方で日給が1ドルにも満たない
労働環境の中でコーヒー豆の仕分けをするエチオピアの女性
たち。

 その作れども作れども貧困から抜け出せないコーヒー農家
たちを救おうと農協はフェアトレードをしてくれる企業を
探して翻弄する。

 今までフェアトレードの言葉やお店は聞いた事があった
けれど正直そこまで価格が適正ではないとは知らなかった。

 食べ物だけでなく、生活用品全般に価格破壊が起きている
この頃。支払う私たちにとってはありがたいものだと思って
いたけれどもしこの映画のような不公平な取引の上での安価
だったりするなら考えてしまう。

 エチオピアの人たちは何も贅沢をしたいわけじゃなく、
望みは子供の為に学校を建てたい、まずはそれだけ。

 コーヒーの価格はアメリカとイギリスの先物取引で決め
られ、国際会議でもエチオピアなど途上国の意見は先進国に
押されて取り上げられる事は皆無。

 国際支援に頼らなければならない人たち。価格を左右して
いるアメリカから受ける支援物資。袋にデカデカとプリント
された”USA”の文字が皮肉に映りました。
 
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 オーディションを勝ち抜いた十数人のデザイナー志望の候補者。
ひとつのテーマの課題を与えられ1or2日で服を完成させなければ
ならない。

 3人の審査員の採点で優勝者には次回審査免除、最下位の一人は
脱落となってしまう。

 毎週少なくとも一人は脱落、最終的に残った3人はファッション
ウィークでのショーの出場権が与えられ、優勝者が決まる。

 優勝者には雑誌ELLEの特集やブランド立ち上げ資金など
デザイナーデビューが約束されている。


 書店でもほとんどファッション雑誌は読まないサイモンです。
もっぱら映画雑誌やPC雑誌ばかりで色気なんてありゃしない

 さて、この「プロジェクト・ランウェイ」はドラマ以上にドラマ
ティックな展開を見せるリアリティ番組です。時々、これは故意に
演出したのでは?なんてやりすぎな面もあるけど。

 シロウトとはいえ、さすがデザイナー志望だけあって個性的な
面々が揃っています。メイクさん同様男性はおネエMANSが
多いのか?
(WOWOWの吹き替えだとどのシーズンにも一人はおネエ言葉が
いるんだよね)


 それに人を蹴落とすような汚い行動をする人もいるわけで、
例えば3人でひとつの課題に取り組む場合にありがちなのは
責任のなすりつけあい。いくら3人で製作したとはいえ、落ちるのは
その中の一人だから。

 そして個性的な人ばかりだから衝突もつきもので悪口の言い合い
なんて日常茶飯事。それでも別れる時は残念そうにハグしてるん
だけど、腹の中じゃ残った人は万歳してるよね。

 ファッションという人をキレイに輝かせる服を作るという世界
なのに裏ではドス黒い人間関係が繰り広げられているってギャップが
たまらないある意味、昼ドラのドロドロ世界のような。

 見所は人間関係もあるけど、突拍子もない課題の数々も。シーズン
3ではリサイクル品から服を作ったり…ってほとんど材料は布じゃない
じゃん!!そして審査委員たちの毒舌ぶりにも必見です

 ファッションに興味なくても、カメラが回っているのにリアルに
ケンカしてしまう人たちに興味を持ったら、是非どうぞ

 今日からWOWOWでシーズン4が開始します。楽しみ~~

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 date
監督・出演etc… ブライアン・ハーズリンガー

出演 ドリュー・バリモア  エリック・ロバーツ  コリー・フェルドマン

『30日でドリューとデートする事ができるか?』
ものがたり(これはドキュメンタリーです)
 映画監督志望のブライアンはクイズ番組の賞金1100ドルを
元手に長年恋焦がれていた女優のドリュー・バリモアとのデートを
実現させるというドキュメンタリーを撮ろうと企画。

 カメラのレンタル期間30日でコネを使いまくり、何とか
彼女に近づこうと奔走。最大のチャンスである「チャーリーズ・
エンジェル」のプレミアに忍び込み、彼女の側に行くが…。


感想
 最初はブライアンの夢が途方もないものだと感じ、どうせ
ダメだろうというどこか冷めた気持ちで観ていた。が、途中
からブライアンの一喜一憂にこちらまで巻き込まれてしまった。

 10歳からドリューのファンクラブに入っている生粋の
ドリューファンのブライアン。それがストーカーチックに
ならずに純粋に初恋の相手を忘れられない男性と映ったのは
あらゆる知り合いを電話でたどるアナログな方法でどうにか
ドリューにたどり着こうとする所。

 まぁ、プレミアパーティに忍び込むのに偽のカード作ったり
するのはどうかと思うけどね。それでもブライアンの人柄の
よさなのかこの企画に巻き込まれた人たちが彼の夢を叶えて
あげようとしてくれる。

 面白かったのは両親にこの企画を話したら母親が「あんな
アバズレやめなさい
」とか父親は「ドリューよりジェニファー・
ラブ・ヒューイットの方がいい
」なんてアドバイスしたり。
 やはり年配の方にはドリューの若い頃の悪さの数々がまだ
尾を引いているのでしょうか。

 エリック・ロバーツが気さくないい人だったり、コリー・
フェルドマンがドリューと子供の頃付き合ってたって自慢気に
話す所などセレブの素顔がチラッと垣間見れました。

 期限ギリギリに立ち上げたデート企画のサイトがネットで
話題になって励ましのコメントがたくさん届く所なんて彼同様
うれしくてニヤニヤしてしまいました。
 
 さて、ブライアンはドリューと夢のデートをする事ができる
のでしょうか? それは映画を観てのお楽しみです。ただ
ドリューはノリのいい素敵な女性でしたよ~~

 好きな芸能人とデートできたらなぁなんて誰もが大人になる
前に空想してたであろう事を実際にやろうとしてしまう永遠の
少年のようなブライアンの奮闘記。現実の話だからきっと感情
移入してしまうかもしれません。

◆30日間のドキュメンタリー「スーパー・サイズ・ミー」の感想◆

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  <本作と「スーパー~」のモーガン・スパーロックの企画物
   

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監督・脚本・撮影 フーベルト・ザウパー

解説
 人類の起源とも言われるアフリカの
ヴィクトリア湖は今や外来種である
肉食魚ナイルパーチによって従来生息
していた魚が食べられ、生態系が崩れて
しまっていた。
 が、それによってナイルパーチの
加工工場ができ町の人は貧困から逃れ
られるかのように思えたが…

『貧困、病気、死の連鎖は終わらない』
感想
 ヴィクトリア湖に放流された肉食魚の問題は日本でも
同じく肉食魚ブラックバスによって生態系が壊れている
とニュースでも聞いたことがあります。
 たかが数匹と放した人は思うだろうけど、この魚の
繁殖力はすごく湖中がこの種のみになってしまうのは
時間の問題。

 自然の破壊とは逆に加工工場によって人間は栄える、
皮肉なもんです。ただ恩恵にあやかっているのは貧困に
あえぐアフリカの人ではなく、ヨーロッパからやって
きた工場経営者、それに輸送機パイロットたち。

 しかも自分たちの住む土地で獲れた魚なのに高くて
買えない。加工された白身魚はヨーロッパや日本の
食卓に並ぶ…自分たちは加工後の廃棄処分となる残骸
を食べるしかない。

 政府や国連の人たちが見ているのは加工工場によって
表面上は経済が活発になっている所だけ。

 この国の多数におよぶ貧困層は経済格差によってますます
生活が苦しくなる、それによって不幸の連鎖が。

 親が病気になる-病院にも行けず死ぬ-母親が仕事を
する(売春)-エイズになる-エイズの子供が生まれる-
捨てられた子供はストリートチルドレンになる…

 このストリートチルドレンたちは日常的にある暴力
から一瞬でも忘れる為に麻薬の作用もある魚の梱包剤
を燃やした煙を吸う。

 最初はアフリカの終わらない貧困問題を扱っているが、
途中から武器密輸問題にも広がってくる。
 それは加工魚を運ぶ輸送機に武器を積んでいるかも
しれないというウワサから。

 ムワンザ空港は輸送品のチェックが甘い事から他の
アフリカの紛争地域への武器密輸の中間地点になって
いるそう。

 そしてここからヨーロッパへは魚や果物を運ぶ事から
印象的な言葉が映画のラストで語られます。

「アンゴラの子供たちはクリスマスに銃を
もらい、ヨーロッパの子供たちは
ぶどうをもらう」


 自然破壊から貧困、そして戦争と問題を提起する
けれど何ひとつ解決には向かっていません。
 そこがこの日本から遠い国の現実をより深く心に
刻むことになったのかもしれません。

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監督・製作・出演 モーガン・スパーロック

解説
 
 ファーストフードを一ヶ月間食べ続けたら
どうなるのか。それをモーガン自身が身をもって
体験するというドキュメント。

 さて、モーガンは無事に一ヶ月を乗り切れた
のか?そしてその結果何が起こったのか?

『偏食の人、これを見て続けるかやめるか判断して下さい』
 彼がこの無謀な挑戦をするきっかけとなったのは、ある女性が
○ックに対して「私が太ったのはファーストフードのせい」と
いう訴訟をおこしたから。

 日本人の考えだと「そりゃ自分の責任でしょ」と思うところ
アメリカは企業側の責任を追及したりする、さすが訴訟大国。

 モーガンの挑戦は普段ハンバーガーを食べなれているから
出来るんじゃない、と思っていたのに早くも一週間で身体に
変化が出てくる。(ちゃんと週一の検診はしている)

 体重が増えるのはあたりまえだけど、血糖値や尿酸値、
コレステロール…いたる数値が短期間の間に異常に増えて
いく。しかも身体だけではなく、気力がなくなったり精力
減退などメンタル面での異常も。

 そして最初の取り決めで店員が”スーパーサイズ”を
すすめてきたら、それを購入する。この”スーパーサイズ”
がクセもので飲み物1.5Lという考えられないサイズ。

 彼の挑戦を追いつつも、アメリカの食生活に対する批判
もある。例えば学校の給食は小学生から炭酸飲料は普通に
購入できるしセルフサービスだから野菜でなく好きなもの
しか食べない、人によってはスナック菓子と炭酸を昼食
にしていたりする。

 人物のイラストを子供に見せ誰かわかるかの質問に
”キリスト”は知らないのに”ドナルド”は100%知って
いるというモーガンも呆れてしまう現実があった。

 ちょっと怖いなと思ったのは”チキンナゲット”の肉は
どの部分なの?という疑問。形のないものは例の偽装牛肉
事件でも怖さを感じたけれど…。ちなみに”マックグリドル”
の糖質(脂質だったかも)はビッグマックと同じだそう。

 モーガンの挑戦は途中で医者も驚くほどの結果を見せる。
「あなたは病人だ、医者としてはこれ以上の挑戦は命に
かかわる」と。それほどまでにこのハンバーガー地獄は
彼の身体を蝕んでいた。

 このモーガンのドキュメンタリーが映画祭で上映され
反響を呼んだ事で○ックの企業体制にも変化が現れた。
ファーストフードの成分表(栄養素とかカロリーとか)
チラシやネットでもわかりやすく見られるようになった。
そして、例の”スーパーサイズ”が…。

 大企業相手にひとりの無謀な挑戦の結果が影響を及ぼした
このドキュメンタリー、○ックを食べるな、と言っているわけ
でもなくちゃんと自己管理をして食べましょうと、自分や子供
たちの食生活を考え直すきっかけになればいいですね。 

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