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『私が”職業=AV女優”になった理由』
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原作:みひろ

あらすじ
 地元新潟の高校を卒業し上京したひろみ(渡辺奈緒子)。空港で働く
彼女には芸能人になりたいという夢があった。

 ある日渋谷で榎本(光石研)という男にスカウトされる。希望に
胸をふくらませ話を聞くと彼は多くのAV女優を抱える事務所の
人間だった。まずはヌードグラビアからという話に「AVは絶対
やらない」事を条件に承諾する。

 新潟時代の親友や彼氏に雑誌を見られ非難されるが、ひろみは
グラビアの仕事が好きになっていた…



「nude」は長年トップAV女優として活躍してきたみひろの自伝的
小説を映画化
したもの。高校を卒業して、グラビアを経てAV女優
として活躍するまでを描いています。

みひろはゴッドタンの「キス我慢選手権」で知りました。20代
なのに制服の似合う可愛らしさ。その上無茶なアドリブにも応え
られる意外な演技力。

その彼女がAV業界だけでなく、TVのバラエティ、映画、ドラマ
に活躍する過程にはこんな物語があったんですね。

冒頭はAVの撮影現場から始まります。ベッドの周りを囲む多くの
スタッフたち。隅で撮影に使う小道具を用意する人。男優さんの
筋トレ。

「男優さんはみんなやさしくしてくれる」そう思うひろみ。
主役はあくまでも女優。

監督は言う。「顔はカメラに向けて。みんな君の顔を見たがっているから」

このAVのメイキングのような撮影風景を見てしまうと男性は
ガッカリするかもしれません。逆にAVに偏見を持つ女性の中には
『これはあくまで仕事なんだ』と見方が変わるかもしれません。

私自身AVは見た事があるし、友達とも普通にその話題になったり
します。ただ、何故キレイでカワイイ人たちがAVの世界に飛び込む
のかその過程には興味がありました。

借金の為?Hが本当に好きだから?そんな理由ばかりが頭をよぎる
中、この主人公ひろみは漠然とした「芸能人になりたい」という夢
からグラビアやVシネマの仕事をするうちに「女優になりたい」と
自分の夢を具体化させていきます。

マネージャー榎本はグラビアで有名になったひろみをVシネマに
ステップアップさせます。顔を売る事がこの世界では大切。ただ
キレイやカワイイ人なら捨てるほどいる世界の中で自分の存在を
知らしめる方法。それがひろみにとってはヌードだったり、V
シネでの濡れ場。コンテストで優勝、雑誌のモデルを経て芸能界
デビューする人と方法は違えど目的は同じ。

Vシネの先にAVデビューがあったのもある人物に「Vシネで
濡れ場はやるのにAVはやらない。君は中途半端だ」ときつい
洗礼を受けた事がきっかけ。

ひろみの中では本番と擬似の間には大きな違いがあった。多分
彼女にもAVに対する偏見があったに違いない。それでも、
やっと名前が知れ渡ってきたのにこのまま中途半端なポジション
では何も変わらないと悟りAVを決意する。

グラビアやAVでの昔とは変わってしまったひろみだけを見て
軽蔑した親友や恋人は去っていった。彼らは”堕ちたからAV
にまで出演するようになった”と思ったのだろう。

しかし、AV出演はもっと大きなひろみの目標、夢、希望
への通過点。苦しみ、悩みながらも、この道筋を選んだ
ひろみの覚悟の表れ。

中には無理やりAV業界に入ってしまった人も少なくはないと
思う。だから、業界を知る人には綺麗事の物語なのかもしれない。
でも、そこにはみひろのステップアップする努力とやはり事務所
に恵まれていた運もあったのでしょう。

と、AV業界を描いた映画なのでHなシーンも期待する人は
多いでしょうけれど、あくまでひろみの物語が中心なので
エロ目的ならば観ない方が賢明です。

ちなみに上に書いたみひろが出演した「キス我慢選手権」は短編
ドラマのような展開とアドリブ合戦が見ごたえあります。
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監督:デヴィッド・マッケンジー

あらすじ
 実家を捨てロサンゼルスで暮らすニッキ(アシュトン・カッ
チャー
)。学歴もない、仕事もない、そんな彼だが住む家に
困ればクラブに顔を出し、年上の女を口説けば万事OK。しば
らくはその女のヒモ生活で贅沢三昧。

 顔と身体で苦労知らずの生活を続けていた彼だったが、ウエイ
トレスのヘザー(マルガリータ・レヴィエヴァ)と出会い本気の
恋をしてしまう。

 一緒に暮らしていたセレブ女性サマンサ(アン・ヘッシュ)と
別れ、ヘザーの元へ転がり込むが、実はヘザーには…


主演のアシュトン・カッチャーと言えば彼の名前よりはデミ・
ムーアの年下旦那として認識している人も少なくはないでしょう。
現にお友達がそうでした。アシュトンではピンと来ず、デミ旦那
でようやくわかってくれました。

さて、そのアシュトンが実生活をパロディにしたかのような
この映画。イケメンと筋肉質なボディを駆使し年上のセレブ
女性に近づいて、ヒモ生活になるという、よくぞアシュトン
この役を引き受けた!!とある意味尊敬に値しますね。

デミの時もそうだったんでしょっ

しかし、アシュトンは肉体が自慢なのか全裸シーンが多い。
さらに一番の自慢なのか引き締まったお尻が画面を何度も
横切る。

う~~ん、男性のお尻って魅力的♪
そこで私は名づけました。アシュトン=尻男優、と。


そのアシュトン扮するニッキ、真実の愛に目覚めてどうやら
相手もその気らしい。ゆえに甘~いハッピーエンド、と思い
きや、現実はそんなに厳しくないのだよ、と彼に突きつけて
くれます。

今まで顔と肉体だけで生きてきた男の初めての挫折。

当たり前です。それだけで何とかなるのは20代までです。
そこに年齢を重ねる事での知性だったり仕事だったりを
持っていなければ、飽きられてしまいます。

私は女だからどうしても年上セレブのサマンサの動向が気に
なってしまう。独身でお金もある。そこで”若いイケメンを
飼う”まるでペットのような感覚?いろいろなご奉仕をして
くれるからペット以上恋人未満。

彼が浮気してショックを受けた彼女は自分の歳を改めて感じて
しまったのでしょう。ある手術を受けてしまいます。それは
女性にとってのプライドを取り戻す為のもの。

でも、その手術をした事で彼の心がさらに離れるとは想像
できなかった。彼女の決断は彼にはとても重すぎた。

年上とはある意味ビジネスな付き合いな彼。今までもお互い
それを承知で付き合ってきたのでしょう。今回のサマンサは
悲しいけれどどうしても彼をつなぎとめておきたくなった。

まあ、そうは言っても女は切り替えが早い。それはサマンサも
同じでラストは幸せそうだったからいいじゃないの。

特別恋愛について考えてしまうような内容ではなくて、もっと
軽いライトな恋愛映画。しかもタイトルから想像できるように
アノ場面も多い。いろいろなカタチでしているので参考になる
かも、ですよ。

アシュトンのケツも拝めるし、アン・ヘッシュの
脱ぎっぷりもGood!!
それが最大の魅力の映画と言っても
過言ではない。
 

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『”私を殺して下さい” 許されざる愛の行方は…』
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鶴橋康夫 渡辺淳一
東宝 2007-07-27

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監督:鶴橋康夫  原作:渡辺淳一

あらすじ
 「私を殺して下さい」、情事の最中冬香(寺島しのぶ)は絶頂への
為か本心からかそう村尾(豊川悦司)に囁く。そして
村尾は冬香をあやまって絞殺してしまう。

 逮捕された村尾は失ってしまった存在の大きさに苦悩し、不倫の
関係とはいえ純粋に愛し合っていた冬香との逢瀬を思い返していた。

 出会いは冬香が小説家村尾のファンで知人の編集者に引き合わせて
もらった事がきっかけ。冬香のふとした仕草に心惹かれた村尾は
彼女が人妻と知りながらもう一度会いたいと連絡をする。

 同じ気持ちだった冬香は村尾を受け入れ、遠距離で二人でいられる
時間も2時間程度の逢瀬を重ね、関係を深めていく。

 一方冬香殺害の裁判が始まる。検事は殺人、弁護士は殺人幇助を
主張。その中で冬香の身内の証言を聞く村尾は自分の知らない彼女の
別の顔を感じていた…


 今頃愛ルケの紹介ですいません。ブームはとっくに過ぎ去ってしまい
ましたよね。

 公開当時ものすごいエロいって話題ばかり目に入り、ものすごい
ものを期待したら…そこまでエロくなかった。
(それって私のエロの基準が普通より高いからか?)

 まず主人公の二人って不倫関係なんですよね。正確に言うなら小説家
村尾はバツ1独身、冬香は3人の子持ち主婦。

 それが愛欲の果てに殺してしまう。絞殺ってのが安部貞事件みたい
ですね。行為の最中にってのも似てます。
(苦しい中での行為ってそんなに気持ちいいのか?って下世話な事
言ってすいません)


 でもね、後半まで画面にほとんど出てこない冬香の旦那の気持ちで
見てしまったからつらかったなぁ。まさか自分の妻が不倫していた
とは?そしてコトの最中に殺されるなんて旦那のプライドもズタズタ
だよ。

「自分は家族の為に仕事してきた。妻は家庭を守っていると信じて
いたから。それなのに…」

 旦那(仲村トオル)は仕事人間で残業続きの毎日。妻が新幹線を
使ってまで不倫相手に昼間会いに行っているなんて夢にも思って
いなかった。自分の知っている妻は慎ましくも3人の子供たちの
やさしい母親だったから。

 村尾と冬香の逢瀬は行為は濃厚なのに待ち合わせの時はどこか初々しく
不倫というよりも若いカップルのよう。

 村尾も旦那も冬香の一方の顔しか知らなかったのを裁判の中で
気づく。官能的な冬香と従順な冬香、どちらも本当の冬香。

 バーのママのセリフ「人にはエクスタシーを感じられる人とそうで
ない人がいる。そして感じさせられる人とそうでない人も」。

 多分村尾と冬香の関係はエクスタシーを感じ、感じさせられる方。
旦那とは感じない、感じさせられない方。冬香は村尾を知らなければ
それはそれで幸せだったのかもしれない。

 冬香の家族で彼女の変化に気づいたのは同じ女の母親(富司純子)。
綺麗になった娘を不審に思いつつもまさか死をも覚悟していたまでは
気づけなかった後悔。娘を殺した村尾を憎みつつも憎みきれない姿は
胸を打ちました。

 そしてやっと冬香の気持ちに共感…そこまではいかないかな、理解
できたのは最後の冬香の手紙で。自分が死んでも二人の間に生まれた
子供(実際のでなく別のもの)が残れば本望だったのかも。

 エンドロールで流れる平井堅の「哀歌(エレジー)」の歌詞や
地元の踊りを踊る冬香、そこへ駆けつけ少年のような笑みを浮かべる
村尾の姿に涙が…。
 あれは村尾自身が本当の冬香を見つけられたイメージだったので
しょうか。私はそう思いました。

 そうそう、噂には聞いていた誰かさんの大根っぷりを目の当たりに
してビックリしてしまいました。ドラマだとあまり気にならなかった
のになぁ…

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『男性の精気を吸い取る美女妖魔出現』

B0000V4OD8スー・チーのSEX&禅 ヘア無修正版
スー・チー, ロレッタ・リー, チン・マンケイ
クロックワークス 2003-12-21

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あらすじ
 馬のナニをつけたサイムンは妻が3人もいる地位の高い絶倫男。彼の
娘ヤウ(ロレッタ・リー)は清く正しく学問に励もうと家を出て、学校
に通う事を父に承諾させる。

 が、学問は男がするものの時代。ヤウは男装し、しかも父の命令で
強力な貞操帯をつけるはめに。

 ある日町は祝いムード一色。ヤウの兄が借金のかたにもらわれてきた
シウチョイ(スー・チー)という美女と結婚するのだと言う。ヤウは
どことなく妖気を感じるシウチョイが妖魔ワンゲイではないかと疑い
始める。

 サイムンまでもがシウチョイの美しさの虜になり夜這いを繰り返す。
息子の嫁と関係している事を知った妻のひとりが変死する事件が発生。
 そして、息子までもが事故死してしまう…


 最近レンタルコーナーでも幅をきかせている韓国映画コーナーについて
友達と話をしていました。そこで二人そろっての昔の韓国映画のイメージ
がこれでした。

「やっぱり、韓国と言えばコリアン・エロスじゃない?」

 どうせエロス好きですよ。エロティック・サスペンスなんてジャンル
には思わず手が伸びてしまいますよ。
(ただし、エロもサスペンスも中途半端ばかりですが…)

 そこで今回は香港エロスです。もちろん18禁となって
おりますのでお子様は大人になるまで待っててね。

 「トランスポーター」や「クローサー」で活躍の女優スー・チーが
若い頃はポルノ映画に出演してポンポン脱ぎまくっていた事は知って
いて興味はあったけど恥ずかしさもあってレンタル出来なかった小心者
です
(この映画一応香港映画コーナーに普通に置いてありました…っていいのか?)

 今回はGyaoのお色気ムービーの中にこれがあったので早速拝見させて
いただきました。

 まぁB級というかそれ以下の映画です。が、コメディありホラーあり
もちろんエロありのごった煮ムービーで貧乏臭さがいい感じ。お家芸の
ワイヤーアクションも少しありましたし。

 イメージを簡単に言えば「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の
エロティック版です。時代背景も似ている気がします。

 最初からバカ丸出し。馬のナニを持つ男がそれを鍛える為重りをぶら
下げて階段上り下りや牛と引っ張り合い。挙句の果てには砂浜にナニで
自分の名前を書いて大満足。

 まったくアホですわ。で、このサイムンが似てるんだよね神無月に。
(スキンヘッドでプロレスラーの真似した時にソックリ)
 他にも爆笑問題田中や中川家礼二も発見。(昔「裏関根TV」でも香港
映画に出演しているソックリさん特集やってて面白かったなぁ)


 男子学生による写生大会(漢字が違うのでご想像におまかせします)に
ヤウの貞操帯の装備(胸とヒップには刃物、下半身には鉛筆削りのような
ものがついている)、ヤウの同級生ファードウに移植された金属チン
なる遊び心満載なナニ、と下ネタではアメリカン・コメディにも負けて
いないお下劣さ。

 スー・チーとロレッタ・リーによるレズプレイも見所。先にイッた方が
精気を吸い取られるという究極のHには男性も女性も満足でしょう。

 エロスだけでなくアホな場面も想像以上に多かったので途中飽きる事
無く笑いながら観ることができました。

 こういう映画はHなのを観たいけどAVはちょっとヤダなと思う女性に
いいんじゃないですか。早速、友達に「コリアンもいいけど香港エロス
もなかなかでっせ」
と報告せねば

★スー・チー出演の「傷だらけの男たち」の感想→ここ

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『宝くじ当たったので美女と暮らしてみました』
 

監督:ベルトラン・ブリエ(「美しすぎて」)

出演:モニカ・ベルッチ (ダニエラ・娼婦)

    ベルナール・カンパン (フランソワ)

    ジェラール・ドパルデュー (シャルリー・ダニエラの男)

    ジャン=ピエール・ダルッサン (アンドレ・主治医)


あらすじ
 高額の宝くじに当たった男フランソワ。飾り窓の向こうにいる女
ダニエラにある取引を持ちかける。それはお金が続く限り自分と
一緒にいてほしいと。

 ダニエラは「やさしくして欲しい」とだけ条件をつけ、フランソワ
の部屋に引っ越してくる。が、階段を上っただけで息の上がる
フランソワ、実は彼は昔から心臓が弱かったのだ。

 美しくセクシーなダニエラとの生活はうれしいながらも、身体に
とってはヒヤヒヤもの。彼の主治医アンドレも彼女との生活はすすめ
たくはない。

 それでもダニエラと旅行をしたり彼女と愛し合ったりと幸せな生活を
手に入れたフランソワだったが、ある日突然彼女が姿を消してしまう…


 某TV番組でIKKOさんが「愛される女、ダニエラよ~~
どんだけ~~」
などと叫んでおりました。

 さっそく、この映画観ていない事に気付きレンタルして参りました。
なにしろ、エロ姫モニカさまのR18映画ですから(///▽///)
(男性の期待には答えられないかも…そんなエロくないので)

 「宝くじ当たったら何に使う?」と宝くじ買ったら誰でも妄想
してしまいますよね。平凡で会社と自宅を行き来するだけであまり
楽しみのないフランソワがかなり高額クジを当ててしまったら??

 で、こうしてみました。彼女もいない寂しい生活なので、とびっきりの
美女を交渉の末お持ち帰り。そのまま夫婦のように一緒に生活してみました。

 ただし、とびっきりの美女は娼婦ですけど、何か。

 自称「私は愛される女」のダニエラ、普通の擬似結婚生活を送って
みたもののやはり耐えられない。だって刺激がないんだもん!

 フランソワがダニエラを探すとまたあの飾り窓の店で客を取って
いた。しかも、巨漢の愛人までもいたとは…

 その愛人シャルリーもダニエラを愛していて、いつも彼女の翻弄
されっぱなし。ヤクザな商売してるのに、ちょっと可愛い男。

 まぁ男だったらモニカさまのような官能的な美女が現れて、少し
でも自分に気のある素振りを見せたなら惚れちゃうでしょうねぇ。
映画の中の男たちみんなそうですから。

 相変わらず脱ぎっぷりもいいモニカさま。これで40代、子供アリ
とは恐れ入ります、まさにイタリアの宝石です。

 あるウソをついていたフランソワ、その告白を聞いたダニエラが
最終的に選ぶのは、フランソワかシャルリーか、それとも他の男か?
 
 いろんな男に愛されるダニエラに嫌味を感じなかったのは、男たちが
彼女に振り回されるのをどこか楽しく感じているからだったのかも
しれません。

 フランス映画でも堅苦しい恋愛物ではなく、少しHで後半シャルリーが
登場してからは軽くラブコメディの雰囲気もあるので、とっても楽しめる
映画でした v(^∇⌒*)⌒☆

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 lust
監督 アン・リー(ブロークバック・マウンテン)

出演 トニー・レオン(イー)  タン・ウェイ(ワン・チアチー”マイ夫人”)

    ワン・リーホン(クァン)  ジョアン・チェン(イー夫人)
『策略から生まれたのは愛情か、それとも…』
ものがたり
 1942年、日本軍占領下の上海。

 私はワン・チアチー。でも今はマイ夫人と名乗って、イー夫人の
仲間の有閑マダムと麻雀をしている。それもある目的の為。
 イー夫人の夫であるイーが部屋に入ってくる、そして私と
一瞬の視線の交わり。-わかったわ-、視線で会話。
 
 私は用事を思い出しイー邸を後にする。今日で全てが終わり、
目的が果たせる。街のカフェである所に電話をかければ計画は
実行される…私は過去を思い返していた…

 4年前私は香港の大学の演劇部で女優をしていた。憧れの
クァン先輩は反日感情を持ち、舞台の成功からある計画を
練っていた。それは日本軍のスパイであるイーの殺害計画。

 クァン先輩の為、マイ夫人という若妻に扮しイーの妻に
近づき夫人の信頼を得ることに成功。あと、一押しでイーは
私に夢中になる。

 もちろん色仕掛けは必要。でも、クァン先輩他3人は女性
経験がなく、一人だけ商売女との経験があるリャンが私の
初めての相手で性のレッスンの相手になった。

 …でも、クァンがそれを望んでいるし私は彼の為になりたい…

 しかし、レッスンは無駄に終わってしまった。イーは上海に
急遽転勤してしまうことに。そして、ある事件から私は演劇部の
仲間の元を飛び出し彼らの前から姿を消した。

 2年後の上海。叔母の家から大学に通っていた私はクァンと
再会する。彼はもはや立派な革命家になり暗殺事件にも関わって
いた。

 彼は政府の重要人物となったイー暗殺を諦めていなかった。
そしてそれにはマイ夫人の存在が必要だと。彼や上司から
あらゆるスパイ知識を叩き込まれ、私は再びマイ夫人となった。

 イー夫人の好意でイー邸に滞在することになった私にイーは
近づいてくる。それは2年前におあずけになった私の身体が
目的だと知っていた。

 初めてのイーとの交わりはベルトで叩かれ、縛られまるで
レイプまがいのもの。でも、イーが去った部屋で私は彼が私の
身体に夢中になると確信し、ニヤリと微笑んでいた。

 イー夫人の目を盗んでの密会の日々。彼は政府の仕事に疲れ
癒しを求めるかのように私を抱いた。それでも彼は私を信用
しているわけではないのはわかっていた。

 そんな日が続いても計画は一向に実行されない。クァンも
上司も慎重に慎重を重ねてのことだが、私はイラつき不満を
ぶつける。まっすぐにクァンを見つめる私に彼は目を反らす-
いつもそうだ、彼は私に負い目を感じているのだ。

 ある日イーは私に封筒をある所に届けるように言う。それは
街の宝石商の所。宝石商はいくつかの宝石を取り出し、イーが
私に指輪を贈りたいから石を選ぶように告げる。

 何度も身体を重ねて、やっとイーの信頼を得た私。それなのに
心が乱れるのはなぜ?目的を果たせば私はクァンと幸せになれる
の?イーは私にとって憎むべき相手、のはずなのに…。

 私はカフェで人を待っている。もう、計画は始まってしまった
のだ…

*長すぎてごめんなさい。感想は”つづき”からどうぞ。
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監督 キム・ギドク (「サマリア」)

出演 チョ・ジェヒョン (ハンギ・売春街の用心棒のヤクザ)

    ソ・ウォン (ソナ・女子大生のちに…)

    チェ・ドンムン (ミョンス・ハンギの子分)

    キム・ユンテ (ジョンテ・ハンギの子分)


『この愛は純愛か、それとも異常な愛情か』
物語
 女子大生ソナは恋人との待ち合わせ中にヤクザな風貌の男に
突然くちびるを奪われる。ショックを受けたソナは男に暴言と
ツバを吐きかけるのだった。

 書店で誰かが落とした財布をネコババしようとしたソナは持ち主
につかまり、他の誰かがぬいた金額まで弁償させられサラ金で借金
をすることになる。担保は自分の身体…。

 しかし、その事件はすべてヤクザのハンギが裏で糸を引いて
いたのであった。彼の目的はソナを売春宿に売り飛ばすこと。
それは恨みというよりは不器用すぎる愛情ゆえのことだった…。


感想
 ”こんな男に引っかかっちゃ、あきまへんで。こんなヤツより
ホストに騙されて金巻き上げられた方がまだましでっせ。
これが俺サマの愛し方、なんて言われてもまぁついていける
ネエちゃんなんてヒロインぐらいかもしれまへんわ”
…とエセ大阪弁になってしまうのも理由があって、この主人公
ハンギがダウンタウンの松ちゃんにそっくり。決してイケメン
ではないですよ。

 いやぁ、この映画二回目だったんですが、理解できません
でした。この究極の愛し方っていうんですか、女性の感覚
だとまるで不愉快で腹立たしく思えるんじゃないでしょうか。

 思うにハンギは一目惚れしてしまい、その相手に罵倒され、
憎悪や恨みというよりは手元に置いて自分と同じように堕落
させる事が彼の愛し方だった??…結局それを受け入れる
って事はS気質とM気質だった?…そんな簡単で下世話な
表現ではないのですが、的確な言葉が見つかりません。

 突然の転落人生で清楚な女子大生から売春婦となってしま
ったソナ。「初めては好きな彼がいい」と甘ちゃんな申し出
を受け入れられ、めでたく娼婦デビュー。

 清楚で街に染まっていないソナは売れっ子に。最初は泣き
ながらの仕事も数をこなしていくうちに自分から「お兄さん、
よってかない」と売り込み開始。それも借金を早く返して
元の生活に戻りたいから。

 そんなソナの部屋をマジックミラー越しに見守るハンギ。
彼女の泣き顔も行為の最中も、彼はずっと彼女を見ていた。
ミラー越しに寄り添う二人が悲しくも美しい。

 ソナはそんなハンギを知らないうちに目で追っていた。
相手の存在が憎ければ憎いほど、心はその存在でいっぱい
になる。憎悪から愛情へ変わったのは、堕ちてしまった
自分を見守り続けてくれたから?

 最後まで決して交わらない身体、多分これからもずっと。
でもこれが二人の精神的な愛の表現。やっぱり自分には
この愛を正当化することは無理だけど、こういう愛もあり
なのか、と未知の領域に踏み込んだ感じ。

 ハンギはしゃべれない男なのかと思ったら物語の中唯一
言葉を発する場面がある。まるで彼の心の声を自分に言い
聞かせるような…
「ヤクザ風情で愛だと…」

 不快であるけれど、途中でリタイヤできないクセがある
映画、まるで食べたことはないけれどドリアンのような
映画でした、ということでお粗末さまでしたm(__)m

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