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『夢に出てくる少年。謎の言葉、ジャンピーは
生まれたがっている…』

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監督:デヴィッド・S・ゴイヤー

あらすじ
 女子大生ケイシー(オデット・ユーストマン)は最近悪夢に悩まされて
いた。ランニング途中現れる人面犬、そして不気味な少年。それは次第に
現実の世界でも目にするようになる。

 ケイシーは自殺した母親の遺品からその少年が鏡に写っている写真と
ホロコーストに関する新聞記事を発見。その当事者である老婆のいる
老人ホームを訪れる。

 今まで父親に隠されていたケイシーが実は双子で生まれてこなかった
男の子がいる事も言い当てる老婆ソフィ。彼女からケイシーが悪霊に
狙われている事を知る。

 ソフィから教えられた鏡に関する書物を手にセンダリック(ゲイリー・
オールドマン
)に助けを求めるのだった…



WOWOWでのタイトルは「アンボーン悪霊祓い」。確かにアンボーン
だけでは何を意味するのかわかりませんよね。

ついついゲイリー・オールドマン出演に目が留まり観てしまった本作。
目的であるゲイリーさんは半分過ぎてやっと登場。しばし休憩。そして、
ラストのおいしい所を持っていきました。

さすが、ゲイリーさん。ただ、ゲイリーさん
目的だとつらいかも(>ω<;)


オカルト物でのアメリカ映画は脅かしもハンパないですね。音楽と
ともに恐ろしい顔がドーン!!いや、怖いというか心臓に悪いです。

主人公ケイシーは父親と暮らす女子大生。父親の留守中に彼氏を
呼んでイチャイチャする普通の女の子。家の中はタンクトップで
うろうろします。


ここ男子必見。しかし、それってスタイルいい自慢なのかっ!

ベビーシッターのバイト先で不気味な光景を目にする。赤ちゃんに
鏡を見せるその家の男の子。振り返った男の子の顔はその子なのに
表情が別人のような不気味さ。

”赤ちゃんに鏡を見せると早死にするのよ”なんて、都市伝説の
ようなウンチクをたれるケイシーの友人ロミー。本当か?怖いよ。


老婆ソフィの老人ホームに行った際には「なんか臭わない?」
とか「年取ってもこうはなりたくないわ」なんて毒舌を発揮
するロミー。

お前、失礼だな!!ここでロミーの好感度ダダ下がり。

実はソフィも双子でアウシュビッツにいた経験あり。そこで
人体実験され双子の弟を亡くしていた。が、生き返った弟は
実は悪霊に身体を乗っ取られていてやむなくある決断をした
ソフィ。

悪霊ディバックは双子のひとりを媒体にこの世に出ようと
している。そのターゲットがケイシー。何故ケイシーだった
のかはソフィと彼女の関係性。

ディバックは本によると虫から犬、そして弱い人間に乗り移
れるらしい。弱い人間…こどもや死にそうなおとな。

こども…そうベビーシッター先の男の子がケイシーの頭を
突然殴りつけたり、ロミーの車の前に飛び出して「お前
この件関わると死ぬぞ」とヤクザばりの脅しをしたり、
脅しの効かないロミーを包丁片手に襲ったり、全てディ
バックに取り憑かれていた為。

オーメンのダミアンを彷彿とさせる残忍さ。ニャー!とは
言わないけれどアメリカ版トシオくん。白くないけど。


まあ、途中まではオカルト心霊物でフツーじゃないかと
思っていたらなんとアウシュビッシュが関わってきましたよ。

ナチスの子供たちへの実験結果による悪霊排出。

アウシュビッシュって環境だけで「これはただのオカルト
ちゃうで」と言われているようです。深みを増す為の
過去だろうけど無くても別に話は進みます¬(´ー`)√

さてさて、やっと出てきたゲイリー・オールドマン。後半の
悪魔祓いの儀式へ向けてワクワクです。「実はゲイリーは
悪いヤツちゃうん?」なんてヤツならありうる。

10人が輪になってケイシーを囲み悪魔祓いの呪文を唱える。
苦しみだした悪霊をそこで撃退。計画完璧じゃん!!(⌒o⌒)v


が、この10人が弱かった。悪霊が強かったのかものの数分で
全滅です。呪文役に立たないやないかっ!!頼みの綱のゲイリーも
ガタイのでかい黒人さんも吹っ飛ばされました。終了~。

B級オカルトだと頭に置いてみるなら楽しめると思います。

人面犬に虫の大量発生(これ苦手です、ゾワゾワ)、ダミアンなみの
不気味な少年、身体をグキグキさせてエクソシスト走りで襲いかかる
老人(これはいい!)、取り憑かれた男が追いかけてくる怖さは
ゾンビ映画にも似た怖さ、そしてオカルトのセオリーである停電
したら何かが起こる。


ずっと疑問だった”この世に出る為には時間がかかる”って言い訳
じゃないと思っていた何故今ケイシーがターゲットになったのか。

それはちゃんとラストで明確な答えが出されていました。ここはとても
評価したい点。でも、ヒットしたら続編もやりたいな~って思惑が
見え隠れしているような答えでもありました。

全米3位のスマッシュヒットで製作はマイケル・ベイです。…ベイか…。
ただし、批評家の受けは非常に悪く日本ではもちろんDVDスルーと
なりました( ^^)/(; ;)ヨシヨシ

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監督:タナダユキ「俺たちに明日はないッス」「さくらん」(脚本)

あらすじ
 女優志望のゆかり(タナダユキ)は屋上から飛び降り自殺する男と
目が合ってから、生理中には同じ様に自殺者と目が合いその場で
失神するという不思議体質になってしまう。

 ゆかりには恋人がいたがこれが超DV男。生理中のイライラもあって
反撃、自分もボロボロになるが別れる事ができ、その時知り合った弁護士
の彼氏もゲットする。

 それでも生理、自殺、失神はおさまらない。



タナダユキ監督の視点は厳しさとやさしさがある。ダメな男に振り回される
本作も、人と関わる事を避け転々とする「百万円と苦虫女」の主人公も、
助け船のようなキャラがいるようで世の中そんなに甘くないですよ、と
現実を突きつけつつも、やさしく見守ってくれているような。

「モル」のゆかりには女友達がいて、グチにつきあってくれる。いい関係。
だけど、毎度毎度ダメ男に引っかかるゆかりにアドバイスをしてもその場
では納得しつつも、まだダメ男に引っかかってしまう。

女友達というのは辛口のアドバイザー。自分の事は見えなくても人の事は
よく見える。友達の彼を見れば本心や目的を友達はちゃんと見抜いてくれる。

ゆかりが屋上の自殺者と目が合うシーンから始まり、過去に遡る。
あの赤いコートは流れる血のイメージなのだろうか。

ふと見上げ屋上を見た彼女に飛び込んでくる今にも飛び降りそうな男。
遠くのビルでありながら、何故か目と目が合ってしまう。そして失神。

だから、本当の所はわからない。彼がどうなったかも。でも、彼女は
生理と自殺と失神を結びつけて自分の不幸を呪う。

「なんでアタシばっかり、こんな目に合うんや!」

呪いつつもゆかりは重い身体を引きずって生きている。力強い生命力。
自分の夢である女優へと向かって歩み続ける。

そんなに人生賛歌の映画でなく、登場人物が関西弁なのでケンカは激しいし
女同士の会話は面白い。特にゆかりの母親はサイコーな関西のおかん。

ラストで呪縛から逃れる為に疾走するゆかり。

女は覚悟を決めると強いんや!!
人生サバイバルやで!!

とゆかりが映像の中から叫んでいるような映画。

「アタシら女は毎月血だらけになっとんや!!」

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『仕事なし。家なし。ただ、顔とアレだけは抜群なオトコ』
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監督:デヴィッド・マッケンジー

あらすじ
 実家を捨てロサンゼルスで暮らすニッキ(アシュトン・カッ
チャー
)。学歴もない、仕事もない、そんな彼だが住む家に
困ればクラブに顔を出し、年上の女を口説けば万事OK。しば
らくはその女のヒモ生活で贅沢三昧。

 顔と身体で苦労知らずの生活を続けていた彼だったが、ウエイ
トレスのヘザー(マルガリータ・レヴィエヴァ)と出会い本気の
恋をしてしまう。

 一緒に暮らしていたセレブ女性サマンサ(アン・ヘッシュ)と
別れ、ヘザーの元へ転がり込むが、実はヘザーには…


主演のアシュトン・カッチャーと言えば彼の名前よりはデミ・
ムーアの年下旦那として認識している人も少なくはないでしょう。
現にお友達がそうでした。アシュトンではピンと来ず、デミ旦那
でようやくわかってくれました。

さて、そのアシュトンが実生活をパロディにしたかのような
この映画。イケメンと筋肉質なボディを駆使し年上のセレブ
女性に近づいて、ヒモ生活になるという、よくぞアシュトン
この役を引き受けた!!とある意味尊敬に値しますね。

デミの時もそうだったんでしょっ

しかし、アシュトンは肉体が自慢なのか全裸シーンが多い。
さらに一番の自慢なのか引き締まったお尻が画面を何度も
横切る。

う~~ん、男性のお尻って魅力的♪
そこで私は名づけました。アシュトン=尻男優、と。


そのアシュトン扮するニッキ、真実の愛に目覚めてどうやら
相手もその気らしい。ゆえに甘~いハッピーエンド、と思い
きや、現実はそんなに厳しくないのだよ、と彼に突きつけて
くれます。

今まで顔と肉体だけで生きてきた男の初めての挫折。

当たり前です。それだけで何とかなるのは20代までです。
そこに年齢を重ねる事での知性だったり仕事だったりを
持っていなければ、飽きられてしまいます。

私は女だからどうしても年上セレブのサマンサの動向が気に
なってしまう。独身でお金もある。そこで”若いイケメンを
飼う”まるでペットのような感覚?いろいろなご奉仕をして
くれるからペット以上恋人未満。

彼が浮気してショックを受けた彼女は自分の歳を改めて感じて
しまったのでしょう。ある手術を受けてしまいます。それは
女性にとってのプライドを取り戻す為のもの。

でも、その手術をした事で彼の心がさらに離れるとは想像
できなかった。彼女の決断は彼にはとても重すぎた。

年上とはある意味ビジネスな付き合いな彼。今までもお互い
それを承知で付き合ってきたのでしょう。今回のサマンサは
悲しいけれどどうしても彼をつなぎとめておきたくなった。

まあ、そうは言っても女は切り替えが早い。それはサマンサも
同じでラストは幸せそうだったからいいじゃないの。

特別恋愛について考えてしまうような内容ではなくて、もっと
軽いライトな恋愛映画。しかもタイトルから想像できるように
アノ場面も多い。いろいろなカタチでしているので参考になる
かも、ですよ。

アシュトンのケツも拝めるし、アン・ヘッシュの
脱ぎっぷりもGood!!
それが最大の魅力の映画と言っても
過言ではない。
 

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『16歳の雨の日の出会い。年上の男性。
華やかな日々。私は甘くて痛い恋をした…』

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監督:ロネ・シェルフィグ

あらすじ
 1961年、イギリス。

 オックスフォード大を目指す秀才のジェニー(キャリー・マリガン)。
学校帰りずぶ濡れになっている所を車で通りかかったデイヴィッド
ピーター・サースガード)に声をかけられ自宅まで送ってもらう。

 同級生の男の子とは比べ物にならない紳士な態度。やわらかい物腰。
ジェニーはかなり歳の離れた彼に恋をしてしまった。

 デイヴィッドと訪れる音楽会、パーティ、オークション。どれも
今までのジェニーには夢の場所。自分が一気に大人になったような
うれしさ。そして、憧れのパリ旅行。

 しかし、それが噂になりジェニーは学校を退学させられてしまう。
覚悟を決めたジェニーだったがデイヴィッドの本当の姿を知って
しまう…



2009年度のアカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞に
ノミネートされた作品。高校生の恋愛物、青春物である事には
違いないけれど、この観終わったあとにジワジワ心に染みてくる
感情は何なんだろう。

オープニングからセンスのよい映像。パリに憧れるジェニーは
フレンチポップスをレコードで聴く。同級生とカフェでタバコ
をふかす。パリのお土産は香水。女の子の興味あるもの好きな
物は今でも変わらない。可愛い物。綺麗な物。そして少し
不良な物。

一番素敵なジェニーとデイヴィッドの出会いのシーン。

ずぶ濡れになって家路へ急ぐジェニーに車から声をかけるデイヴィッド。
知らない大人から「乗りなよ」と声をかけられれば普通警戒する。彼は
「君のチェロが心配だからそれだけ乗せれば?」と。

上手い。大人だ。それに特別イケメンでもない所が安心できる。
音楽の話も合う彼にジェニーが恋をしないなんて考えられない。


制服と学生らしい洋服からメイクをされヘアもアップにして大人っぽい
ワンピースへと着替えたジェニー。まるでヘップバーンの映画のヒロイン
のよう。パッツン前髪もヘップバーンみたい。

元々オックスフォードを目指したのは両親の影響。普通の家だった
特に父親は勉強して頭のいい大学を出れば未来は開けると信じて
いる。昔ながらの教育パパ。

ジェニーは後々ある選択をして、それを両親も認める。娘の幸せは
何も学問によってなされるわけではない、と。まさか、あんな
事実が発覚しようとは…。

ジェニーとデイヴィッドは関係をどんどん深めていく。17歳の
誕生日に彼女の望み通り結ばれる。

『こんなものなのかな…』ベランダでタバコを吸うジェニー。後悔
とかではなく、もっとドラマチックだと想像していたのだろうか。

ジェニーと年上男性のうわさは学校に広まる。忠告をする担任の女教師
に生意気な口を聞き、警告をする校長には頭のよさでやりこめる。
心配する人たちの言葉をただの雑音と思うジェニー。

大人の恋愛をして、大人に飛び級してしまったかのようなジェニー。
でも、いくら大人の姿をしても精神年齢は子供のまま。だから、
より一層恋は盲目。

田舎でのデイヴィッドたちの行動。売りに出されている家に忍び
こんで古地図を拝借。黒人嫌いの住人がいるアパートにわざと
黒人家族を住まわせる。車のトランクには盗んだらしきワイン。

冷静に考えればまだまだデヴィッドの怪しい点はある。そこまで
疑問に思わなかったのか、目をつぶっていたのか。愛情という
名の信頼が彼女の目を曇らせていたのか。

第三者、例えば友人が彼女の行動を見ていたならばこう忠告できた
かもしれない。

「なんでいつも会うのは友達のアパートなの?デイヴィッドの家は
行った事ないの?」

事実が判明する。両親は責任を感じる。ジェニーは自分の未来が
閉ざされてしまったかの絶望を感じる。

でも、彼女は進む。自分の未来を閉ざしてしまわないように。
恥をしのんである人に助けを求める。大人の恋愛の甘さも苦さも
わかって彼女は本当の大人に成長できたのだと思う。

彼女が訪問する先で思った事。この恋愛で”老けてしまった”と。
まるで「愛人ラマン」でのセリフのよう。あの映画では”わたしは
18で年老いてしまった”。


背伸びして無理に相手の歳に近づこうとして、その時は甘くて
華やかだけれど、それが終わった時に残る苦さやつらさを感じる
恋は彼女たちに少しの老いを感じさせてしまうのかもしれない。

後悔はしても、それが未来に繋げれば、その恋愛は決して無駄
ではなかった。そう思える日が来れば幸せなんだろう。


☆デイヴィッドのピーター・サースガードといえば「エスター」が
印象に残っています。グサグサやられちゃいますけどね。
「エスター」の感想→ここ


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『アラサー妻が男子高校生と関係を持った時
夫婦の絆が試される…』

kekon
監督:アラン・ブラウン

あらすじ
 高校教師のデビッド(サイモン・ベイカー)と妻エレイン(フランシス・
オコナー
)は子供のいないアラサー夫婦。仕事も家庭も順調という名の
倦怠感を漂わせている。

 ある日アイスクリーム屋でバイトしている高校生チェット(グレゴリー・
スミス
)に出会い意気投合。街へ繰り出したり夕食に招待したり、両親の
愛情に恵まれなかった彼と友達のような息子のような感覚で親しくなる。

 が、密かにエレインに恋心を抱いていたチェットと夫にはない若さに
まぶしさを感じ始めていたエレインは関係を持ってしまう。それを後悔し
デビッドに正直に告白するエレイン。

 そこから3人の関係の崩壊が始まっていく…



う~~ん、誰にも感情移入ができんかったです

一見幸せそうな夫婦。子供もなくそれぞれの自由を尊重して、仕事も順調。
何の不満もない生活。何の束縛もない生活。

第三者から見れば理想のカップルであり理想の結婚生活。が、当人にとって
みれば結婚後数年たって二人だけで過ごす時間は平和であると同時に変化を
求めてしまうのかもしれない。

いや、私はわからないですよ。私は二人でいいと感じてますから。
それを選択したのは自分だし。多分相手もそれでいいと思っている
はず。…いや、”はず”って言うのは私だけなのかもしれないけど。


そこへ若い賢そうでスポーツマン(マッチョではないです。むしろ
スリム)のチェットが現れる。歳だって一回り離れているのにとても
話が合う。

3人で行動をともにすると楽しい。…と思っていたのは夫婦のエゴ。
普通目の前でイチャイチャされてそれを微笑んで見ていられる?
もう少し自重しろよ、と言いたくなる。

友だちのような弟のような息子のような存在のチェット。夫婦は
彼の存在をそう感じていた。

でもね、思春期男子は年上の女に惚れる時期があるのだよ。
若い女性にない、色気や落ち着き。ましてやチェットは幼い
頃に母親に捨てられている。そこに母性も加われば年上女最強!

ここがわからなかったのは、関係を持った翌日にエレインがデビッド
にそれを告白してしまう事。エレインにしてみれば”これは間違い”
と自分に言い聞かせたかったのかもしれない。でも、もう少し
方法があったんじゃない?

まあ、そこから夫婦関係が壊れたり、チェットとの関係はどうなるのか
って物語は進んでいくんだけど、結局こうなるのか、って終わり方。

だから邦題の「結婚の条件」ってあまり上手いタイトルではない。

この映画で一番いい思いをしたのは夫婦の友人のレズビアンカップル。
子供が欲しい彼女たちが夫婦にある願いをしてそれが叶う。

後はチェットだろうな。若いから今度は若い同士の付き合いをすれば
いい。別に束縛される契約もないわけだし。それに最後にいい出会いも
する。

エレインは「AI」のお母さん。他には「悪いことしましョ!」の
ヒロイン。チェットは調べてビックリ「スモール・ソルジャーズ」の
男の子だったんだね。他にデビッドに憧れる女子高生がブライス・
ダラス・ハワード!!「ヴィレッジ」出演時期ぐらい。

とりあえずデビッドの白いブリーフはないでしょあと太ってなさ
そうなのにやや三段腹とか。チェットに触発されて筋トレやってた
けどね。まあ、えらいなと思ったのはトイレで小さい方した後に
便器をペーパーでふいてた事。この演出は細かいな。

あとね、「私いくつにみえるかしら」ってエレインのセリフ。合コン
でいるウザイ女の典型だな。それにそう聞かれたらやや下に言うよ。
「30ぐらい?」とのチェットに「27」。老けてんなぁ、私は
そう思ったよ。

結婚の条件と言っても、すでに結婚しているカップルの崩壊と
それぞれの再生を描いている映画でした。ケビン・ベーコンの
同タイトル映画とは関係ありません。


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『ドイツにいるはずの父親に会いにいく幼い姉弟。
過酷な旅路の先にあるものは…』


kiri
監督:テオ・アンゲロプロス

あらすじ
 姉ヴーラは幼い弟アレクサンドロスを連れ電車に飛び乗った。

 母親と姉弟の家族。父親はドイツにいると聞かされていた。その
父親に一目会いたいが為の家出。しかし、警察に捕まり伯父の元に
連れて行かれる。

 そこでヴーラが知る父の存在の真実。

 しかし、旅は止めなかった。二人きりで遠いドイツの地へ行くのだ。
途中で会った旅役者の青年とのつかの間の交流。別れた後のヴーラの
身にふりかかる不幸。

 それでも姉弟はドイツへ向かい歩き出すのだった。父親と会うという
信念だけが二人を勇気づけていた。



とにかく重い映画です。「母を訪ねて三千里」
よりも過酷です。ヴーラが女の子だから余計に
痛々しいです。


会った事もない父親。行った事もない土地。その未知への不安をも
消してしまう姉弟の”父親に会いたい”という覚悟。

お金もない二人はそれを稼ぐ方法も知らない。しかし厳しい現実と
人々によってその方法を身につけていく。

アテネからドイツまでがどれだけの距離で電車や車、時には徒歩で
どれだけかかるのか私にはわからない。それに電車ならドイツ付近
までは正確に行けるだろうけど旅費がない。車や徒歩でそれが本当に
ドイツに向かっているのか子供ならばなおさらわかるはずない。

でも、二人は信じていた。自分たちがドイツに向かっているのだと。

途中で出会う旅役者の青年。3人で過ごす数日間はとても楽しくて
とても安心できる日々だった。でも、二人は旅立ってしまう。

その後ヒッチハイクでトラックに乗せてもらうが途中のドライブインで
運転手が娼婦を買えなかった事で姉がその朝身代わりにさせられて
しまう。

自分の手についた血を呆然と眺める痛々しい場面。

その時には涙も流さなかった姉が旅役者の青年に再会し、嗚咽して
彼の胸で泣くシーンはさらに痛々しい。彼は彼女の初恋の相手。
心を許したから流れる涙も押さえつけていた感情も全て出てしまった。

再び別れの時が来る。本当は離れたくない3人。

ドイツへ行く電車に乗る為に姉は女を使う。じっと兵士を見つめて
目を反らさない姉の姿はもう子供ではなかった。お金を稼ぐ方法を
見つけた覚悟。

川を渡り二人が見た霧で先が見えない風景。そして…。

あの川が象徴するのはもしかしたら本当に二人が行き着いた先?
国境を越えるシーンでのあの音で本当は二人は…。だから、川は
あの川を意味していて…。


ネタバレになるからこれ以上は書けませんが、ラストシーンは
そんな想像もしてしまうほど意味深で、はっきりした結末は
迎えていないように思えました。

確かに重い映画です。昔観た時以上に重く感じました。
だからこそ、姉弟と青年の交流はそのまま続いて欲しいと
切に願ってしまいました。

もうドイツに行かなくてもいいんじゃないの。ここまで来たん
だから立派だよ。それにドイツにはもう意味はないんだもの。


この映画は精神的に落ち着いている時に観て下さい。不安定な
時期だと途中でリタイアしてしまうかもしれません。ラストシーン
は静寂としたとても美しいものでした。

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『愛したこと、愛されたこと、最後に思い出すのは
どちらだろう』

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監督:イ・ジェハン(私の頭の中の消しゴム)

あらすじ
 航空会社勤務の豊(西島秀俊)は日本に婚約者光子(石田ゆり子
を残しタイのバンコクへ赴任する。

 婚約祝いと称し同僚と飲みに行った場で沓子(中山美穂)と
いう女性を紹介される。その場にいた同僚たちをも魅了する
沓子の美しさ。

 ある日それは突然始まった。豊のアパートに沓子が訪ねて
きたのだ。言葉を交わす間もなく男女の関係になってしまう
二人。光子に悪いと思いながらも沓子との日々が始まる。

 婚約者のいる豊はいつか沓子と別れなければいけない。
沓子は今までも自由な恋愛を楽しんでいた。だから二人の
関係は本気の恋愛ではないのだ。本気になってはいけないのだ。

 お互いの気持ちを抑えてタイの街で別れる豊と沓子。

 そして、25年の月日が流れ一見幸せそうな家庭を築い
ていた豊。その長い間にも心のモヤモヤは消して消える事は
なかった…。



原作は中山美穂の夫である辻仁成。彼の中で沓子は中山
美穂以外にありえなかったらしい。その為、12年ぶり
のスクリーン復帰。

でもね。私、恋愛物はダメではないはずなのに、誰にも
感情移入ができなかったのです。何故だ!!


それは韓流ドラマにハマった事のないのも原因。監督は
あの泣かせる韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を撮った
イ・ジェハン。知人の男性も泣いたそう。…私は、この涙
もろい私は正直泣けなかった。(この元ネタのドラマ
「Pure Soul」は大泣きしたよ。毎週見てたよ)

多分メロドラマ的な演出が苦手なんだと思う。例えばこの
映画でいえば空港で主人公の周りをグルグル回るカメラ。
「おいっ、何周してんや!!」とツッコミたくなった。

ロマンティックな思考のないオンナですいません。

そんなわけで、上手くオンナらしい感想が書けそうもないので
簡単に箇条書きにしてみました。

☆ミポリンはメディア露出しなくて久しいのに変わらない
美しさである。

☆沓子(ミポリン)はたくさん洋服を持っていて、あぁこの
監督はミポリンを着せ替え人形にして楽しんでいるんだと
勝手に解釈。

☆キレイな人は何を着てもキレイなんだよ!!

☆西島さんの息子は西島くん(AAA)

☆タイの街は黄色。それは幻想の色。過去と言う幻想の色。

☆冒頭から綺麗なエロ。部位を隠すのは下手したらコメディ
映画になってしまう所でした。やばかった。

☆R15でなくてもよいんじゃない。

ミポリンの着せ替え人形のような衣装チェンジの数々。
美人はこれだからいいよな。ゴスっぽいメイクにも
挑戦。ズラも何パターンもお持ちです。

そして、タイの街の映像の美しさ。黄色がかかった街並み。
酒場は赤。会社は青。と場所によって色のトーンが違い
ます。

この豊がタイで沓子と過ごす日々の美しさはソフトフォー
カスがかかったような映像。あまりに美しすぎる。

個人的に思うには、過去の恋愛は思い出として美しい
状態で残っていると表現したかったのではないか
、と。

それは25年後の映像との対比。フォーカスが外れ
ハッキリした映像。冷たい印象にも思える。

美しい思い出の人は25年の流れの中でシワも増え手には
シミさえできている。文字を読むのに老眼鏡も使用する。
(顔だけでなく手のシワやシミもある。細かい)

愛してはいけない人をお互いに愛し、それを心の奥に
しまって、時を過ごしてきた二人。再会したのはお互いに
最後に愛した人になるべき必然だったのだろうか。

しかし、女の勘は怖いです。男性がこれを観たらそう
思うでしょう。貞淑な女ほど女の敵になり、残酷に相手に
「あなたは愛してると言われた事があるのかしら」と
問いかけられる。

韓流ドラマにハマっていて、官能的な映像も大丈夫な
人にはドストライクの映画だと思いますよ。


ミポリンはポロリしてませんが、西島さんのお尻は
拝めます。

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<中山美穂の映画一番好きなのはあれじゃなく…>
 
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『こどもの頃にはいつもいけちゃんがそばにいた…』
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監督:大岡俊彦

あらすじ
 漁師町で暮らす小学生のヨシオ。父と同じ標準語を話すのと
絶対に人前で泣かない性格からいじめっ子のタケシとヤスに
目をつけられ毎日いじめられていた。

 そんなヨシオのそばで慰めたり、元気づけたりするのは
不思議な生物のいけちゃん(声:蒼井優)。形や色を変える
その姿はヨシオにしか見えていない。

 ある日父親が愛人宅の前で死んでしまう。

 少しずつ成長するヨシオ。いじめから逃げては何も変わらない
と毎日殴られ続けても解決法を探していた。いけちゃんはその
姿を見ながら「もうすぐ見えなくなるんだね」と寂しそうに
つぶやくのだった…


原作は西原理恵子さん

毎日広場や学校の裏庭で殴られ続けるヨシオの姿は見ていて
つらすぎる。体格が違いすぎるから反撃も出来ない。相手は
本気で泣くまで殴り続けようとする。

ヘビーだ…。子供の手加減なんてみられない。

毎日酒びたりの父親。それでもヨシオは父も働き者の母も
大好きだ。いくら町の人に陰口を叩かれる父でも大好きだ。

さらにヘビー…。大好きな父親が愛人宅の前の側溝で泥酔
していた為足を滑らせ死んでしまう。


形だけの友達はヨシオがいじめっ子二人に殴られているのを
陰から見ていて助けない。それどころか逃げてしまう。

いつもニコニコしている同級生のきょうちゃん。「ボクと
友達になってほしいな」と言われ、ナフタリンを食べさせ、
それでもニコニコしている彼を何度もぶってしまうヨシオ。

『ぼくがしているのはタケシやヤスと同じだ』

自己嫌悪に陥るヨシオ。小学生なのにいろんな事を背負って
いろんな困難に逃げないで立ち向かい、解決方法を探している。

ヨシオがここまで立ち向かえたのはそばにいけちゃんがいた
から。いじめから助けてくれるわけではないけれど心の安らぎ
を与えてくれていた。

隣町の不良たちに広場を奪われそうになった時「このまま
ではいじめのループは続く。それを終わらせなければ」

その決心が周りの人たちの心を変えていった。

この映画はラスト近くまではヨシオの成長期でいけちゃんの
存在は子供が逃げ場として作り出した架空のキャラクター
だと思っていた。

でも、違った。これは私には未来からのラブストーリーだ
思えた。だから、いけちゃん目線になって泣いた。声を出して
過呼吸になるぐらいにヒクヒクと泣いた。

「待つのは慣れている」。消えかかっているいけちゃんの言葉。
深くて、寂しそうで、でも幸せそうな言葉。

時々思う事があった。私の大好きな人の子供の頃に行けるの
ならばそばにいてあげたい。本人は「大した事はなかった」
と言っていたけれど転校ばかりの小学生時代きっと苦労したで
あろう。家庭環境の変化で我慢していた事もあっただろう。

私といけちゃんがリンクしてボロボロ泣いてしまった。そうだ、
いけちゃんは私なのだ。

こんな風に思う人は少ないのかもしれない。子供たちにとっては
これは逃げないで立ち向かう映画だし、いじめを経験している人
にとってはヨシオの姿は自分とリンクしてつらいけれど今と
なっては懐かしさを感じる映画なのかもしれない。

ヘビーな出来事もちゃんと描いている「いけちゃんとぼく」。
私は観て、感じて、泣いて、本当によかったと思う。原作も
おすすめらしいので今度読んでみよう。


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いけちゃんとぼくいけちゃんとぼく
西原 理恵子

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『アメリカの保険制度をバッタバッタと斬りまくる』
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監督:マイケル・ムーア(ボーリング・フォー・コロンバイン)

ドキュメンタリー映画で有名なマイケル・ムーア。(ハリセン
ボンじゃねーよ!)今回、斬り込むのはアメリカの保険制度。
悲惨な状態のアメリカからヨーロッパ各国の保険制度を比べ
最終的にはアメリカのある場所に突撃取材。


医療保険制度。日本でも年金や国保の問題点が騒がれて
いるものの全く先へは話は進んでいない。たまに、♪日本に
生まれてきたけれど、日本で幸せまだ遠い~♪なんてある
歌の歌詞を変えて歌ってみたくなる。

しかし、まだまだマシだった、アメリカに比べれば。

アメリカには国民保険はない。あるのは民間の保険会社。
それはいい。自分で選択できるのだから。

問題点はその保険料が高額である事。ケガや病気をしても
保険会社の裁量次第で保険金さえ支払われない事。

ゆえに貧困層はもちろん中流家庭だってよほどお金に
余裕がなければ無保険なのだ。そんな無保険者が多数を
しめているのだ。

クリントン大統領時代にヒラリー氏が先頭をきって全国民
保険加入との政策を打ち立てた。日本と同じような国民
保険を作ろうとした。しかし、無理だった。

アメリカって国は大企業と政治家の癒着が当たり前なのだ。
政治献金を受け取った議員たちは企業に不利な政策は進め
ない。難癖をつけて法案自体をなしにしてしまう。

マイケル・ムーアが「ボーリング・フォー・コロンバイン」
で銃規制について描いたが、やはりそれには大企業が壁と
なり、いまだに銃による悲劇が何件も起こっていようと
規制はなされていない。

アメリカの保険制度に嫌気がさしたムーアが向かったのが
イギリス、フランスなどのヨーロッパ諸国。この制度には
日本で暮らす私たちも単純にうらやましいと思ってしまう
だろう。

医療費が無料。加えて子育てに対する費用も無料。これは
歳を取ると病気にかかる確率が高くなるという将来的な
不安も皆無なのだ。

ただ、無料なだけに税金はかなり高額なんだと思う。それ
でも、口を揃えて「この国で幸せ」と言う人々。やはり
うらやましい。

再びアメリカへ戻る。入院費の払えない患者を平気で
ホームレス支援施設の前に捨てていく病院。それが日に
何件もある。人としてどうなの?病院にしてみればお金
のない患者は人ではないの?

民間の保険会社は多額の保険料を取る。それなのにいざ
病気や怪我で保険金の必要な時には出し渋る。その結果
保険会社の役員連中は多額の給与を受け取り何不自由の
ない暮らしを送っている。

誰も文句を言えない。だって、議員は献金をもらっている
のだから。

アメリカで無料で医療を受けられるのがテロリストたちが
収容されているキューバの収容所。まっとうに生きている
アメリカの無保険者よりも犯罪者が先端の医療を受け、
大事にされている矛盾。

9.11でボランティアとして救助活動をした人たちは
後遺症に悩まされていた。当然国の補償はあると思いがち。
しかし、市の職員でないとの理由で補償はゼロ。高い
保険料を支払うか、高い医療費を支払うしかない。

彼らをキューバに連れて行って治療を受けさせるムーア。
お金を気にする彼らに「ここでは大丈夫ですよ」とやさしく
微笑むキューバの医療関係者たち。

マイケル・ムーアのドキュメンタリーはアメリカの暗部を
描いているものの堅苦しく感じなくて、どちらかといえば
エンターテーメントとして楽しめる。もちろん問題提起され
自分でもあれこれと考えられる。

アメリカの医療制度は悪だと描きたかったのだろうけど
実は幸せそうなヨーロッパでは医療費は無料だからその
分税金や他のものでまかなっている。そこをもう少し詳しく
描いて欲しかった。

日本の国民保険制度はムーアにはどんな風にうつるの
だろうか。
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『住民がゾンビ化した町から脱出できるのか?』
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監督:スティーヴ・マイナー

あらすじ
 突然軍によって封鎖される田舎町。軍人サラはこの町出身。
安全確認の為町を巡回するサラと部下のバド。途中で実家に
寄り弟と彼女、病気の母親を乗せ、病院へ。

 風邪のような症状の患者であふれる院内。しかし、患者たちは
突然ゾンビ化して人を襲い始める。増殖していくゾンビ。

 サラとバド、数人の生存者たちはこの状況から脱出できるのか。
何故封鎖された町の人々はゾンビ化したのか…。


ロメロ監督の「死霊のえじき」のリメイク、らしいです。
すいません。ゾンビ物はほとんど観ていないのです。本家
すら観てませんから、ホントにすいません

あっ、正確には死んでないのでゾンビではないですね。
感染者です。でも、ゾンビ表記の方がわかりやすいです
よね。

冒頭から理由も明かされないままのどかそうな田舎町が
軍隊によって封鎖されます。住民たちにも説明がないまま
「入れない」の一点張り。

主人公サラは美人の軍人さん。部下たちのいやらしい目にも
毅然とした態度。パツキンのミーナ・スヴァーリたんが
演じています。可愛いし、かっこいい!!「アメリカン・
ビューティ」のバラに埋もれていた子です。

彼女はベジタリアンだと言う部下のバドと二人で町に
入ります。この”ベジタリアン”が後で意味を成して
くるのです。

病院での地獄絵図。あんな中で生き延びられるのは奇跡
です。頭を破壊すれば殺せるけれどあまりに大量発生
しすぎのゾンビ軍団。殺しても殺しても追いかけてくる。

なにしろゾンビたち、走るの早っ!!ターゲット確認
すると猛ダッシュ。そして、人並みはずれた跳躍力。

人間の時よりも身体能力上でしょ。

どうにかサラと黒人の軍人サラザール、サラの弟とその
彼女は逃げ延び朝が来るまで墓地の地下に隠れる事に。

しかし、逃げる間にバドはゾンビにかまれて見た目は
ゾンビ化してしまうのです。凶暴そうなのになぜか
噛み付き攻撃はない。

だって、ベジタリアンなんだもん!!(驚きの理由)

そのバドくん、サラに惚れている気持ちはゾンビ化
しても変わらない。サラを見つめる目は”好き”と
物語っている。

恋するゾンビのバドくんは、健気です。サラの為に
頑張ります。自分の身を犠牲にしてもゾンビ軍団から
サラを守ります。

R15のゾンビ映画なので映像はグロいです。が、
こうやってホラー関係を観るようになって私のグロ
耐性も上がってきたようです。慣れですね~。

後半は誰が生き延びるのかドキドキしつつも、恋する
ゾンビくんに注目してしまいました。可愛いよ、バド。
命令には従順だよ、バド。

そして、町が惨劇に襲われた原因は結局人が作った物。
人によって、人が襲われ、人は人でなくなる。皮肉な
ものです。

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