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『キムタク総理に対抗してこんな大統領候補はどう?』
 

監督・脚本:クリス・ロック

出演:クリス・ロック(メイズ・ギリアム/大統領候補)

    バーニー・マック(ミッチ/メイズの兄)

    ニック・サーシー(ルイス/大統領候補)

    リン・ウィットフィールド(デブラ/選挙スタッフ)

    タマラ・ジョーンズ(リサ/メイズが恋する女性)
あらすじ
 投票まで後10週間の大統領選の最中、大統領、副大統領候補が
飛行機事故で死亡してしまう。今から候補者を見つけても党の負け
は決まっている。

 そこで党本部は今回の大統領選は捨てて次期選の為に党のイメージ
アップを図ろうと民衆に人気の出そうな候補者を探すことに。

 市議会議員のギリアムは老婆を助ける姿をTVで放送され、一躍
ヒーローに祭り上げられていた。が、当の本人は街の人の為に
働いてはいたが、家賃も車のローンも払えないほどの貧乏。

 黒人で若く、時の人のギリアムこそ負け戦にピッタリの人材。
党は彼を大統領候補として立候補させる。

 メディアでのアピールやギリアムの口のうまさもあって、彼の
支持率が党の思惑とは違いどんどん上がっていく…


 映画の中で「オレが大統領になれなかったら後50年は黒人の
大統領はあらわれないよ」
と言っていたギリアムことクリス・ロック。
 まさか、この5年後有力大統領候補として黒人が立候補するとは
思わなかったのでしょう

 そして、政治ドラマといえば月9で放送中の「CHANGE」ですね。
党のイメージアップ、思惑で祭り上げられてしまう主人公。この
映画に似ています。
(「CHANGE」見てます。早々と総理になったキムタク、総理の職を
どうこなしていくか見物です)


 「ヒップホップ・プレジデント」はタイトル通りノリのいい黒人
ギリアムが主人公。献金の為のパーティでは自らDJとなり、セレブ
たちをヒップホップのステップで盛り上げちゃいます

 支持率がうなぎ登りになる中、対立候補ルイス(設定ではシャロン・
ストーンの親戚!?)がTVCMでのギリアム叩きを始める。そして、
軽く言ったはずの言葉がメディアを通じて放送され、批判の的に立た
されるギリアム。
(ここまで中傷されてもルイス批判のCMは流さない男ギリアム。
実際の中傷合戦も見ていて感じ悪いですからね)


 信頼できるスタッフの元、頼りない候補だったギリアムがそれに
見合う人物になっていく。相変わらずノリはヒップホップ。

 投票日前日のルイスとギリアムの公開討論会。貧乏な暮らしや
犯罪に遭った事もない上流階級の人間が民衆の暮らしの何がわかる?
ましてや決まり文句の”アメリカに神のご加護を”なんて裕福な
アメリカより神のご加護を必要な国はたくさんある。だから
ギリアムは演説をこう締めくくる。

「アメリカ以外の国にも神のご加護を」

 ヒップホップ好きな人にもご満足いただけるようにたくさんの
曲が映画の中で流れます。お約束としてはラジオのニュースの後は
決まってJAY-Zのナンバー

 月9「CHANGE」で政治ドラマに興味を持った人にもコメディ映画
なので軽く観られると思います。そして、アメリカ大統領選にも
興味がわくかもしれませんね

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『ポイントを稼がないと、ここから出られない…』
 

監督:ポール・リンチ(「ハードネス」)


出演:デニス・ホッパー(クレブス/警部補)

    アーシア・アルジェント(ジーナ/ストリッパー)

    ヘレン・シェイヴァー(ルーシー/TV局員)

    ロックリン・マンロー(バーンズ/巡査)

あらすじ
 恋人とモーテルに泊まったジーナは黒ずくめの侵入者に恋人を
殺害され自分も襲われそうになる。偶然通りかかった新聞配達員に
助けられ怪我だけで済んだが犯人は逃亡してしまった。

 警察に事情を聞かれるもこの地を離れたいジーナは警部補
クレブスにバス乗り場まで送ってもらうことに。

 道が違う。ジーナがそれに気付くとクレブスに薬を嗅がされ
気を失ってしまう。そして目覚めたジーナは地下室の檻の中に
入れられていた。

 監禁したのは警部補クレブス。彼はジーナの堕落した生活を
正す為にしているのだと告げ、自分の言う通りにすればポイント
を加算して褒美がもらえるのだとルールを説明する。

 その頃警察ではバーンズがジーナと連絡が取れない事を不審に
思い彼女の足取りを追っていた…


 監禁物でもエロやグロは皆無ですので女性でも気軽(?)に
手にとってご覧いただけます。
 その手のものがお好きな方には相当物足りない内容となって
いますのでご了承を

 なんてったってデニス・ホッパーにアーシア・アルジェント
なのでエロを期待してしまう気持ちわかります。まぁ胸チラッに
背中ヌードぐらいですのでアーシアは

 監禁物にポイント制を導入した画期的なルール。ご機嫌とったり、
ちゃんとあいさつができればポイントGET。少しでも反抗的な
態度を取るとせっかく貯まったポイントが~~

 クレブスの今日の出来事に適度にうなずき、適度に話を膨らませて
いれば彼は気分上々何だか一人暮らしのご老人にやっと話し相手が
出来たかのような哀愁をクレブスに感じてしまいました。
(やってる事は犯罪で変態ですよっ)

 従順に彼に従いご機嫌取るジーナも彼が仕事にいっている間は
いつ逃亡のチャンスが来てもいいように体鍛えてます
 しかも彼と会話をしていても、目線は彼の隙を狙うかのように
するどいです

 そして監禁刑事クレブス以上に変態キャラが登場
クレブスの趣味である人形劇をカメラで録画しTV局に売り込もうと
する年増女ルーシー。
 彼女のクレブスに向ける眼差し…イッちゃってます

 ルーシーはクレブスの家の鍵を手に入れ家宅侵入。台所でウットリ、
寝室のベッドに寝転び枕にスリスリで恍惚の表情、ヤバイヤバイ!

 監禁も1年を過ぎた頃(えっ!そんなに!?)、ジーナに最大の
チャンス到来。さて、どうなるでしょう

 ストリッパーと警官はクレブスの両親の職業で子供の頃の彼は
悪い事をすると檻に入れられたトラウマが。ポイント制度は
父親の考案。
(ジーナのポイント商品はピンクのドレスでした。ピンクって少女
趣味やなぁ)


 久々に見たデニス・ホッパーの顔ってあんなに横幅あったっけ??
にしてもアーシアはキレイなのにビッチな役がよく似合う。
 まぁ見所はこの二人よりもヤバすぎるオバハン、ルーシーですよ

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『この家はイヤな感じがする…』
 

監督:ジャウマ・バラゲロ

出演:アンナ・パキン(レジーナ/長女)

    レナ・オリン(メアリー/母親)

    イアン・グレン(マーク/父親)

    ジャンカルロ・ジャンニーニ(アルベルト/祖父)

    フェレ・マルティネス(カルロス/レジーナのBF)
あらすじ
 父親の病気療養の為にアメリカから祖父のいるスペインに引っ越して
きたレジーナの家族。新しい家は周りに民家のない田舎の一軒家。

 レジーナはこの家のイヤな雰囲気を感じていた。それは弟ポールも
同じで以前は平気だった暗闇に怯えるようになっていた。

 夜突然訪れる停電。原因を探るも電気屋はわからないと言う。それ
に対してキレ始める父マーク。母メアリーは仕事とマークの病気の
事で疲れきっていた。

 不安を感じたレジーナは家の事を調べ始めるが、マークの異変は
ひどくなる一方。ポールにも誰がつけたのかわからないキズが増え
ていた。

 そして、その家であった事件と日曜に迫った日食が謎を解く鍵だと
気付くが…


 日食と悪魔信仰を関連づけた心霊ホラー。日本の映画と比べると
全然怖くないです。
 ただ、画面の隅にチラチラ映る影や雷で浮かび上がる霊の姿は
ドキッとします

 トラウマからの精神疾患を持つ父マークのキレ具合が怖いです。
子供の声がうるさいとドアを叩きまくったり、料理の最中にキレて
野菜を切り刻んで…
(包丁持ってるから言わんこっちゃない。奥さん注意して下さいよ)

 誰かを思い出す、そう「シャイニング」のオヤジ!!あれほど
形相はスゴクないし、やってる事も大した事ないですけどね。
 だから、オヤジが犯人っていうか霊にとりつかれてる?と予想
したら、あらあら。
(何のこっちゃわからんでしょ。後のお楽しみ~~)

 弟ポールは首チョンパの絵ばかり描いている。姉はそれを心配
して母に言うものの「あんたの方がもっとすごい絵描いてたわよ」
と取り合ってくれない。
(もっとすごいってどんな絵??)

 不気味だったのは母メアリーが毎日「もうクタクタよ」と言う所。
そんなにキツイ仕事なのか、それとも…。
(母イライラしすぎ。それに刃物がよく似合う、さすがレナ・オリン)

 レジーナが突き止めた家の真実。40年前にここで子供が6人
のどを切り裂かれて死んだ事。床の下に隠された悪魔の印。

 まだ終わっていなかった悪魔降臨の儀式。それに必要なのは
あと一人の命、それが誰を意味するのか。

 ラストはモヤモヤ気分で終わります。ハッキリとこうなったと
見せない所がスペインっぽいの??
 ある人の「地獄にいる」とのセリフがとてもイヤ~な気分に
させてくれます。

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『100万の敵に挑んだ300人のスパルタの勇士たち』 
 
監督:ザック・スナイダー

原作:フランク・ミラー(「シンシティ」)

出演:ジェラルド・バトラー(レオニダス/スパルタ王)

    レナ・ヘディ(王妃ゴルゴ)

    デヴィッド・ウェンハム(ディリオス/スパルタ戦士)

    ロドリゴ・サントロ(クセルクセス/ペルシャ王)

あらすじ
 紀元前480年、大帝国を築き上げたペルシャは次に占領する地
としてスパルタを選ぶ。ペルシャの使者は自分たちに服従しなければ
スパルタの未来はないと告げるが王レオニダスは拒否。使者を殺して
しまう。

 ペルシャ軍がスパルタに攻め入るのを食い止めるべく、レオニダス
はたった300人の精鋭部隊を引き連れ、100万の軍勢との闘いに
挑んでいく。

 無謀かと思えた闘いは戦闘を熟知しているレオニダスの作戦と
子供の頃から闘いを叩き込まれてきたスパルタの戦士たちの活躍に
より、敵を次々に撃破していく。が、裏切り者がクセルクセスに
ついた事で窮地に追い込まれていく…


 現代の戦争のようにボタンひとつで勝ち負けが決まってしまう
機械同士の争いではなく、肉体と肉体とのガチンコ勝負は男臭い。
 鍛え抜かれた肉体のスパルタの戦士たちは盾と槍で身を守り、
敵を倒していく

 最初の闘いから数的不利な状況。攻めて来る敵を盾で食い止め、
隙を見るや「押せ~~」と一気にスパルタ軍が押し返す。焦って
個人プレーする者などひとりもいない息の合ったスパルタ軍に
なすすべもなく、倒されていく敵たち。連携プレーの見せ所

 数が多ければいいってもんじゃない。片手間に戦いに担ぎ出された
人を含む軍隊は、300人の生粋の戦士には到底かなわない。 

 戦うシーンがほとんどなので血がドバドバでるわ、足や手が
バッサバッサ切られるわ、でイケメン探し目的で見てしまった
女子はドン引きでしょうね
(まぁそんな目的で手に取る人は皆無かもしれませんが)

 ただR15で覚悟したわりには血の色が黒かったり、全体の
色合いが「シンシティ」のように劇画タッチだったりで、気持ち
悪さは感じませんでした。

 もちろんアクションシーンのかっこいいこと。相手を倒す
直後からスローになる緩急つけたスピード感やシルエットで
見せ血飛沫が舞うシーン。惚れたぜ乾杯!!

 時々「ロード・オブ・ザ・リング」ですか?と思ってしまうシーンが
いくつか。
 巨大象が襲ってきたり(こいつが大きいだけですぐに崖から
転落してしまう)
、「誰かついてくる」とどこかで聞いたセリフの
後にゴラムのようなキャラ出現

 しかもファラミア出てるじゃん!!彼がラストでいい味出してんだよね

 そんな事もあり、歴史物でも小難しさはなく、LOTRのバイオレンス
版ともいえる感じ。
 男臭さのスパルタに対してペルシャ王クセルクセスは若者らしく
アクセサリージャラジャラつけて鼻ピーで、オシャレさん。
 大国の王のくせに実はビビリ?

 男子全般と女子でもハードなアクション物好きやバイオレンス映画
好きだけにおすすめします。後はこんな夫婦に…

 「オレが養ってやっている」と嫁に威張り散らす亭主関白を
履き違えている旦那嫁を守る事もせずに自己中に生きている旦那
 
 いつか嫁に三行半つきつけられないようにスパルタ王と王妃に
夫婦愛と王には男らしさでも学んで下さい。
 自分が家庭を守っていると口に出さないものの態度で嫁にわかれば
ちゃんと「あなたがいない間は家庭は守っているわ」って話になる
ことでしょうから。

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『あの人は今の元ポップスター、復活なるか?』
 
監督:マーク・ローレンス(「トゥー・ウィークス・ノーティス」)

出演:ヒュー・グラント(アレックス/元ポップスター)

    ドリュー・バリモア(ソフィー/植物世話係)

    ブラッド・ギャレット(クリス/アレックスのマネージャー)

    クリステン・ジョンストン(ローンダ/ソフィーの姉)

    ヘイリー・ベネット(コーラ/大人気の歌姫)

あらすじ
 80年代に大人気だったバンド”POP”のヴォーカル、アレックス。
今や人気は下降して、遊園地やイベントのドサ回りでなんとか仕事を
続けている。

 そんな彼にチャンスが訪れる。セクシー歌姫コーラの新曲の依頼だ。
が、競争相手は何人もいるし、何より彼は作曲はできても作詞の才能が
ない。

 そこへ植物の世話をしにソフィーがやってくる。彼女の文才を
見抜いたアレックスはシロウトの彼女に作詞をしてもらい、なんとか
期限内にコーラの曲を完成させる。

 共同作業をするうちに惹かれあうアレックスとソフィー。だが、
コーラが二人の曲を大幅にアレンジした事でケンカ別れをしてしまう…


 冒頭から笑わせていただきました80年代のサウンドが流れる
”POP”のプロモーションビデオ。あの髪型、あの腰振りダンス、
あのファッション、なにもかもが懐かしいと同時にイタくてGOOD
 日本でも過去の栄光を忘れられないのか某バンドが復活。
でも変貌具合がイタかった~(暴言スイマセン)


 しかも、次に来るのが日本でいう”あの人は今”のTV番組への
出演依頼。そこでも懐かしいポップスターの名前がずらずら。どれだけ
知っているかで年齢がバレてしまいそうです

 まるでヒュー・グラントの自虐キャラのようなアレックス。なにしろ
昔は英国美青年俳優のヒューさまと呼ばれた男ですからね。彼ほど
ピッタリの配役はないんじゃないでしょうか

 そこへトラブル・メーカーっぽい登場のドリュー・バリモア。「姉が
あなたのファンだったんです(私はよく知らないけど)」と今も若い気で
いるアレックスに歳を感じさせてくれます。
 でもエステ会社社長の姉はドスコイ体型過ぎるのでは…。
あれじゃ説得力ないよなぁ…


 若いくせに失恋のショックから(交際期間2ヶ月!?)ブッダに
心酔してしまうコーラもブリトニーかシャキーラかと思わせる超セクシー・
ダンスを披露。ラストのライブではほぼ半裸なステージ衣装、子供には
目の毒です舞台セットは大仏、ここは奈良ですか?

 トントン拍子で恋愛関係になり、ケンカ別れ、でも最後はくっつく、
よくある物語ですが音楽業界の裏事情が少しわかったり、ヒュー・
グラントの役柄がピッタリはまってた事が思った以上に楽しい映画だった
要因だったのかも。
 特に今まで過去の栄光にしがみついていた彼が何万人もの前でピアノの
弾き語りで愛を告白するなんて女性ならウットリでしょうね

 歌と腰振りダンスが意外にも上手かったヒュー・グラント。無理して
真面目な作品に出演するよりもラブコメディ一本でいいんじゃないの?
 ぜひ、ラブコメでドリューと再共演してもらいたいもんです

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『地球温暖化の危機を感じて欲しい映画』
 
監督:ローランド・エメリッヒ(「インデペンデンス・デイ」)

出演:デニス・クエイド(ジャック/気象学者)

    ジェイク・ギレンホール(サム/ジャックの息子)

    イアン・ホルム(ラプソン教授)

    エミー・ロッサム(ローラ/ジャックの同級生)

    セーラ・ウォード(ルーシー/ジャックの妻)

あらすじ
 南極の氷を調査していたジャックは棚氷が崩れる現場に遭遇。
そこから地球の環境の変化を予測し、その危機を政府に訴えるが
副大統領をはじめ官僚たちは聞く耳を持たない。

 しかし、まもなくLAを竜巻が襲い、日本では巨大なひょうが降る
今までにない自然の猛威が世界中に起こり始める。ジャックの予測
以上に早く地球は氷河期を迎えようとしていた。

 その頃彼の息子サムは同級生たちとクイズ大会に出場する為に
NYにいた。下水があふれ水浸しになった街に高波が襲う。サム
たちは危機一髪図書館に逃げ込むが猛烈な寒波がNYに向かって
いた…


 映画館で観た当時は温暖化の報道はあったものの、どこか遥か先の
話だろうと薄い危機感しか持っていなかった。が、巨大ハリケーンが
アメリカを襲い、日本でも多数の台風が発生する気象の変化を目の
当たりにするとまんざらSF物語ではない気がしてきました。

 事実、映画の内容はこのまま温暖化が進めばこうなる事を専門家が
シュミレーションしたもの。それを知って観れば怖さは倍増する
でしょう。

 娯楽大作で地球温暖化を考えられる点はいい映画だと思います
それでも人間ドラマにはご都合主義な所がチラホラ。

 高校生クイズ大会出場する為に後に大変な事になるNYへ行くサム。
設定がゆる~いような…日テレの「NYへ行きたいか~~」のウルトラ
クイズを日本人なら想像してしまうことでしょう

 ローラ(エミー、可愛いよぉがタクシーに閉じ込められた母子を助ける
場面で足を引っかいて、それが後に命の危機になり、彼女を助ける
為にヒーローのごとくサムが薬を探しに船に行き、狼と格闘

 NYで立ち往生の息子を助けるべく父が立ち上がり歩いて吹雪の
中NYまで救出に向かう。自らの意思でついて行った仲間のひとりが
かわいそうに犠牲になってしまう。
 息子の為とは言え無茶すぎな父ジャック。あれだったら、最後ヘリで
救出すれば無駄な犠牲はなかったよなぁ…


 ただスコットランドのくだりや生存者は彼らだけではなかった
ラストはジワ~ときましたよ、なにせ涙もろいもので

 それより何より「アメリカ万歳」な流れや演説はどうかと思いますよ
まぁアメリカ映画だからしょうがないけど。
 そもそも地球温暖化に拍車をかけているのは環境より経済的打撃を
心配している大国アメリカじゃないの?


 それを知るために「デイ・アフター・トゥモロー」と是非ツイン
パックで販売、もしくは観て欲しいのがドキュメンタリーの「不都合な真実」
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ドキュメンタリー映画 アル・ゴア デイビス・グッゲンハイム
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 もしゴア氏が大統領になっていたら、アメリカの環境に対する姿勢も
変わっていたのかもしれない。無駄な争いだって起こらなかったかも
しれない。

 世界で力があるんじゃないのか、アメリカは。本来なら率先して
地球温暖化防止に取り組む姿勢を見せる必要があるんじゃないのか。

 経済的打撃が…とは言うけれど「デイ・アフター・トゥモロー」
世界になってしまったら、経済うんぬんなんて言ってられない。映画の
ラストのように逃げる場所があるとは限らない。

 災害のニュースが連日報道される中、変化する地球を感じずには
いられません。「デイ・アフター・トゥモロー」の放送はタイムリー
でした。

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 パトラッシュ…僕はもう疲れたよ。何だか眠いんだ…

 そんな涙誘う「フランダースの犬」の最終回のネロのごとく、
映画の感想書くのに最近疲れたサイモンです。まぁ、映画観ていない
って事もあるんですが…

 今日はくだらない妄想を”生でダラダラいかせて”(古っ)もらいます。

 きっかけは友人のこの質問。
「あのかわいくてセクシーな女優、なんて名前だっけ?」

 なんとアバウトすぎる問いかけなんだっ。コイツが好みの女優って…
「キーラ・ナイトレイ?それともナタリー・ポートマン?
(まさかダコちゃん?そんなハズはないか)」


「違う違う、最近Hなコメディに出た」
「ああ、ジェシカ・アルバ!!「シン・シティ」はよかったよなぁ。
ちなみに今妊婦」

 そう答えはアゲチン男のコメディに出演のジェシカ・アルバでした。

 そこでサイモンは妄想した、セクシーといえばチャーリーズ・
エンジェル、もしチャーリーだったらどんなメンバーにする?

 モニカ・ベルッチにペネロペ・クルス、サルマ・ハエック
どうですか、お客さん!!

 決して胸重視な人選でないのに、これいかに。みんな脱ぎっぷり
よさそうな所もよいではないか
 ただ、若くはないんだよな。アクションも足上がるのか?

 ペネロペとサルマの夢の共演作「バンディダス」は絶賛レンタル中。
脚本はリュック・ベッソン。共演はサム・シェパード(おぉ~~
 ジャケット写真の胸に釘付けっすよ
 
バンディダスバンディダス
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 クドいようですが、胸フェチではないです…多分そりゃ一時期
PCの壁紙モニカさまにしてニンマリしていたさ
 今の壁紙は健全にかわいらしく”チェブラーシカ”。
 
 今週は1週間のみ上映の「俺フィギ」も行けなくて映画熱が
下降気味で今夜も妄想にふけているサイモンでした

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『不謹慎ですが、死に様笑っていいとも!!』
 

監督:フィン・テイラー

出演:ジョセフ・ファインズ(マイケル/元プロファイラー)

    ウィノナ・ライダー(シリ/保険調査員)

    デヴィッド・アークエット(ハービー/スピード狂)

    ジュリエット・ルイス(ジョリーン/ハービーの妻)


あらすじ
 プロファイラーのマイケルは血を見ると即失神。仕事は優秀なのに
そのせいでミスをし警察をクビになってしまう。

 彼は自分のプロファイルの能力を保険会社に売り込み、自分の
過失で死亡し保険金を払わないくてもいい人たちを調査し会社の
損失をなくすと力説。

 が、実はマイケルはダーウィン賞に昔から興味があり、バカな
死に方をする人たちを知りたいと常々考えていたのだ。趣味と
実益を兼ねた仕事こそが保険調査員。

 彼は女性調査員シリとコンビを組み、アメリカ中を保険調査の為
飛びまわるのであった。


 ”ダーウィン賞”は実在する賞で「最も愚かな死に方をした人に
対しバカな遺伝子を減らしたことへの感謝の気持ちとして送られる
賞」
です。

 この映画に出てくる人たちも笑っちゃうほどバカなきっかけで
死んでしまいます。生きている時は本当に普通の人たち。

 ”スピードバカ”な彼は妻がスポーツカーに乗る男に色目を
使った事で奮起。自分のボロ車の後ろにロケット並のエンジンを
積み、最速のスピード体験。が、彼は山の向こうに消えていった…

 ”メタリカバカ”はハッパばかりやってるせいで金がない。壁の
向こうではメタリカの野外ライブが行われている。壁の上から
見ようと登ったはいいが車ごと…

 ”釣りバカ”は氷の張った湖で釣りをするが一向に釣れない。
せっかく新車でここまで来たのに。そこで積んでいたダイナマイト
で氷を破壊しようと試みるが…

 まぁ誰も死ぬとは思ってやってないですからね。ほとんどに共通
するきっかけは”ケチ”った事。特にお金をケチるとロクな事が
ないもんです

 そんなおバカな死を調査するマイケルもダーウィン賞に詳しい
だけあって自分はそんなバカな死に方はしないと注意深く生活
している。

 が、バカはバカを呼ぶに違いない例えば入浴時の死亡で多いのは
せっけんに足を滑らせて風呂のフチに頭を打って亡くなる。マイケルは
せっけんでなくボディソープ使用、ただし自宅では。

 ホテルではせっけんしかなく自分を滑らないようにベルトで固定
するが…。マヌケな姿でクルクル回ってしまう。ここは必見

 あまりに面白みのない考えのマイケルにシリが告げる「ダーウィン賞
の人たちって早死にだけど楽しそう」
と。
 後にマイケルのバカも発覚していくのだけれど

 さて久々の映画出演のウィノナ・ライダー。相変わらず可愛い顔して
ますねぇお縄になったり、エキセントリックな行動をしたりで女優
生命を心配していましたが、これで本格復帰してくれるといいですね。

 なにしろウィノナ好きは周りにもそこそこいますから。かわいさが
劣化してなかっただけでも喜ばしいことです

 ちょっとした”ボタンの掛け違い”が死を呼ぶ「ダーウィン・アワード」
はコメディですが、同じような題材のホラー映画「ファイナル・
デスティネーション」シリーズ
もありました。こっちの死に様はとても
グロいです、興味あればご覧アレ

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公開時映画館に足を運んだものの、納得できないエンディングに
DVD発売には興味なかったサイモンです

 あらすじや感想は以前書いた記事へGO→ここ
(あれってやっぱエマ・トンプソンだったじゃん!)

 ところが別エンディングが存在し、それがセルDVDに収録されて
いるとCMでやっていたから迷いましたよ。ただ、それもイマイチの
エンディングだったら…そんな心配もありましたし

 が、持つべきものは映画はDVDで観る派の知人です。大作は
ちゃんと押さえていました、ラッキー

   

 で、ネタばれになるのでどんなエンディングだったのかは書きませんが、
自分は別エンディングの方がよかったです。ダークシーカーには無いと
思っていた感情それは愛情かもしれません、があったから。抱き合う
シーンにはジワ~ときました。

 それにこちらの方が明るい未来を想像できるような気がします。

 ヒントとしてはネビルもダークシーカーも相手は自分を殺すかも
しれない脅威の相手だった事。
 ネビルは自分の命を守る為やウィルスの特効薬を作る為にダーク
シーカーを実験に使い、殺していた。ダークシーカーは食べると
いう本能の為に人間を殺していた。

 セルDVDにはコミック版「アイ・アム・レジェンド」も収録されて
いて、他の国でのウィルス蔓延後の様子が描かれています。
 中国での免疫を持つ少女、刑務所に一人置き去りにされた凶悪犯、
感染者や医者が軍隊に抹殺されるのを目撃する子供、インドでシェルター
前に取り残される少女。

 特にインドの話はダークシーカー側の目線となっていて映画を
深く理解できると思うので、その話を少し紹介します。

 インドにも蔓延してきた謎のウィルス。家族でシェルターに避難
する事に決めるが、少女は好きな少年に最後一目だけでも会いたいと
こっそり抜け出し、その間に父はシェルターの扉を閉めてしまう。

 父は他の家族の為、少年から感染したかもしれない少女を入れる
事はできない。数日たっても感染していなかったら中に少女を入れると
約束をする。

 空腹のあまり扉の前に倒れる少女。最後の力を振り絞り、シェルター
の扉を開けるとその中には家族ではなく、化け物がいた。

 いとも簡単に化け物たちを倒す少女。そして、少女はその屍に
むさぼりつくのだった…つづく


 映画館で観て、もういいやと思った人でももしかしたらこの
別エンディングで救われるかもしれません。何事も終わりよければ
全てよし、ですから

★この映画の監督フランシス・ローレンスのMV集は→ここ

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『知り合って30年、二人で過ごした時間は約1週間。
そんな男女の腐れ縁』

 

監督:マヌエル・ゴメス・ペレイラ

出演:アナ・ベレン(中年以降のディアナ)

    ペネロペ・クルス(若い頃のディアナ)

    ファンホ・プイグコルベ(中年以降のサンティ)

    ガビーノ・ディエゴ(若い頃のサンティ)


あらすじ
 1965年スペインでビートルズの公演が行われていた。彼らが
宿泊するホテルのボーイだったサンティは荷物を部屋に運び込むと
そこにはロングヘアのかわいい女の子ディアナがいた。

 ディアナは熱狂的なジョン・レノンのファン。彼と結婚する事を
真剣に夢見ていた。そんなディアナに一目惚れするも彼女はサンティに
キスの思い出を残し去ってしまう。

 それから数年後、ディアナの運転する車が男をぶつけてしまう。その
相手こそボーイだったサンティ。今は軍人としてパイロットを目指して
頑張っていた。

 が、またもすぐに別れてしまう二人。それからも偶然の出会い、
別れを繰り返しその縁は30年も続くのであった…


 これからこれを観ようと思っている人、特にペネロペファンには
忠告しておきます。DVDジャケット写真やタイトルから想像する
ビートルズの追っかけする女の子のガールズ・ムービー、では
ありません
から。

 出会いのきっかけはビートルズだったディアナとサンティの長きに
渡る腐れ縁の大人の恋愛物語
。ペネロペちゃんも最初に出るだけ
なのでファンには物足りないかもしれません。

 が、これが思わぬ収穫の映画でした

 もちろん60年代のファッションに身を包んだ若き日のペネロペ
ちゃんのキュートな姿は見所。ストレートロングもよく似合います

 そのペネロペ扮するディアナは名声や富に弱いセレブ志向の
強い女の子。だからJ・レノンを追いかけたり、後に結婚する
人も医者、オペラ歌手、銀行家。

 かたやホテルのボーイのサンティはディアナの恋愛対象外。パイロット
を夢見ているけど、なれなきゃただの平凡な男。

 別れてから再会まで数年のブランクがあるからサンティも結婚して
子供もいる幸せな家庭を手に入れる。貧しいながらも楽しい我が家。

 なのに再会すれば前以上に燃え上がる二人。ディアナの嫉妬深い
夫の影にビクビクしながらも密会を重ねる、サンティが夫の部下に
痛い目に合わされて一旦関係解消するまで。

 何度目かの再会で何もかも捨てる覚悟で待ち合わせた空港でディアナは
わかってしまう。

 もし自分を手に入れてしまったら、サンティは自分に興味をなくす
かもしれない
、と。

 追いかける対象だからこそ魅力的な女。その立場が変わってしまえば
男の気持ちも変わってしまうのかもしれない。翻弄しているように見えて
彼女もまた彼の行動に翻弄されていたのでしょう。

 ビートルズ縁の二人はジョン・レノンが殺された後あのホテルのロビー
でピアノの調べを聴きながら涙します。背中合わせの席で気付いたのは
サンティだけ。彼はディアナに声をかけずに静かに立ち去っていきます。

 娘の為に玉の輿を狙うディアナは腐れ縁のサンティを利用しようと
近づく。体の相性がいいだけとは言いながらも心の底にサンティに
対する愛情が垣間見れたから、最後まで嫌な女には見えませんでした。

 ここまで二人の関係が続いたのはマンネリの日常に刺激を与えていた
から。もし継続しての不倫状態だったら、それもまたマンネリとなり
新鮮さは失われていたのかもしれません。

 最後に二人の関係に決着をつけたサンティ。でも、この二人の
腐れ縁はちょっとやそっとでは切れないような気がしますが…。

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