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『ジグソウの過去、そしてゲームは続く…』
B0011JPEMIソウ4 DTSエディション
スコット・パターソン, ベッツィ・ラッセル, コスタス・マンディラー, リリク・ベント, ダーレン・リン・バウズマン
角川エンタテインメント 2008-03-19

by G-Tools

監督:ダーレン・リン・バウズマン(ソウ2,3)

あらすじ
 殺人ゲームの首謀者ジグソウ(トビン・ベル)は死んだ。しかし、彼の
体内から録音テープが発見され、再び殺人ゲームは開始される。

 ジグソウにアマンダの他に協力者がいると感じた刑事ホフマン(コスタス・
マンディロア
)は捜査を開始するが突然姿を消してしまう。

 一方ゲームの生き残りでジグソウに執着するSWAT隊員リッグ(リリク・
ベント
)は自宅で何者かに襲われ、目覚めた部屋のTVでホフマンと
失踪した刑事エリックがどこかに監禁されている映像を見る。

 そして、死んだはずのジグソウのメッセージが流れ、殺人ゲームは
再開されるのであった…



 毎年全米ではハロウィンの恒例行事のようにシリーズ最新作が公開
される「SAW」。今年は5が公開されますが、チラシにはこれで
シリーズは終わりか?
の文字が…

 いやいや、終わらんでしょ。ここまで行ったら「13日の金曜日」
を抜く勢いで作っていったらいいんじゃないの?だって、今回の方式
使えばジグソウいなくても何とかなるみたいだし。

 今回の方式とは、主役のジグソウがいなくても彼の意思に賛同する
協力者や後継者がいればゲームは続けられるのである。

 さて、本編に戻しますが初っ端から解剖シーンですよっ。グロは
苦手(…って言いながらもグロい映画観てるじゃん)なので目を細~く
したり、視線を反らしながらも耐えておりました

 が、音がすごかった…見ていないものの想像できちゃいますからね。
シリーズ進むごとにグロもエスカレートしてるよね。それにある程度
耐えられてきたと言う事は免疫が出来てきたって事なのか?

 3で死亡したジグソウの過去も明らかになります。奥さんと普通に
幸せに暮らしていた彼が何故残酷なゲームを始めたのか。
 奥さんが流産するきっかけとなる事件が発端でした。

 現実でも理不尽な事ってたくさんありますよね。第三者として見れば
可哀想に思える事も当事者にとっては悲しさだけでなく心が張り裂け、
精神だっておかしくなるのも当然だとは思います。

 復讐したい気持ちを抑えて法で裁いてもらう。しかし、亡くした命は
戻らないし、奪った命はのうのうと生きている-それを自らの手で裁く
事にしたジグソウの悲しさ。決して肯定できるものではないけれど、
犯罪被害者の立場である人たちは少なからずはそのような感情を一度は
持ってしまうのかもしれません。

 それにしても、3といい4といい、自分の記憶力に挑戦しているかの
ように過去のシーンに戻るから思い出すのが大変です
 あれって誰だっけ??なんて思い返しているとどんどん話が進んで
いきますからね

 今回のラストは3のラストにかぶってきますので、3はもちろん
時間があれば全シリーズを復習しておく事をおすすめします
 私はですね…捕らえられている刑事が誰なのか(氷の方の人)途中まで
わかりませんでした (ーー;)ヤバイ、歳なのか…

 ゲームの仕掛けも過激さを増し、髪の長い女性なら見ているだけで
後頭部が痛くなりそうなシーンはかなりの残酷さ。…って、ほとんど
死亡の瞬間は目を細めてましたけど、何か?

 5ではジグソウの真の後継者が誰なのかわかるそうです。ネットでは
1の登場人物が怪しいらしい、生死不明だし。

 だったら、4で後継者もしくは協力者だった人って何だったのさっ!

 これではまた5も観てしまいそうです。だって、気になるじゃん。
ただし、映画館の大きなスクリーンでなく自宅の小さな画面で、ですけどね

  ★「SAW3」の感想

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『これ観たら駅で落し物拾う人いなくなるよ、きっと』

B000HXDHB4オトシモノ
古澤健 田中江里夏
アミューズソフトエンタテインメント 2007-02-23

by G-Tools

監督:古澤健

あらすじ
 女子高生木村奈々(沢尻エリカ)は幼い妹と母の入院先へ電車で
通っていた。ある日、妹が駅で定期券を拾いその後行方不明になって
しまう。

 電車の運転手久我(小栗旬)はトンネルの中を運転中線路に人影を
見て急ブレーキをかける。が、調べてもそこには何も無い。そんな事が
何度か続き、彼は駅の遺失物管理へ移動させられてしまう。

 奈々の同級生で派手な香苗(若槻千夏)は恋人からブレスレットを
プレゼントされる。喜んだ彼女はすぐにつけて友人に見せびらかすが、
後で友人たちからそれが駅で拾った物だと教えられる。

 定期券から八重子という人物が関わっていると知る奈々と久我。
香苗は恋人が死の直前に「八重子に気をつけろ」と告げられる。そして
定期券もブレスレットも八重子の物で、それを拾った人たちが失踪して
いる事実を知るのだった…


 少し前にブームだった都市伝説、本も買ってしまいましたよ。そんな
都市伝説に興味があるならこの内容は好みかもしれません。

 駅で落し物を拾った人たちが失踪や事故死してしまいます。それが
キーパーソンである”八重子”の落し物である定期券とブレスレット。
(本当は落し物ではないんですよ)

 でもね、この映画を真に受けると物を拾うのが怖くなっちゃうよ。
まぁ拾い物をプレゼントする彼氏って絶対にありえないけどね。

 で、その”八重子”の正体を追うのがエリカ様がまだエリカ様らしく
なかった頃の沢尻エリカとブレーク前の小栗旬。そして後半霊よりも
怖そうな杉本彩姐さんも登場しいつもの低音でホラーっぽさを盛り上げて
くれます。
(残念ながら姐さんは脱いでいません…って期待してないか)

 この”八重子”一人ではキャラ弱すぎとでも思ったのか、真相究明に
トンネルへ入った奈々に襲い掛かるのが多数の魑魅魍魎たち。
(ここが一番怖い所なのに暗い画面でよくわかりませんでした。誰か
地デジTV買ってくれぇ~~)


 この映画はキャラの怖さより数で勝負しています

 そして別にキャラ増やさなくてもいいんでないの?と思っていた
彩姐さんでしたが、後に必要なキャラであったと判明。ラストへ
向けての怒涛の辻褄合わせには脱帽です。

 遺失物課には何か謎を知っているような思わせぶりキャラの板尾さん。
そういえば「着信アリFinal」でも板尾さん出演していて、スゴイ死に様
でした。ホラー映画がよくお似合いです。
  
 さて、何故都市伝説かと言うとこの映画の舞台となる電車の路線の
一部が不自然にカーブしているんですよね。まるで何かを避けるように。
 それがエリカ様が妹を探しに行く事になるトンネルの先。

 その場所には掘り起こしてはいけない物が埋まっていたのかも…。
なんて意味ありげに不可解なまま映画は終了。

 あなたの住む町の路線には不自然にカーブしている場所はありませんか?
そしてそばにトンネルはありませんか?もしかしたら目に見えない何かが
近くで蠢いているかもしれませんよ

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『死んだ彼女に人工頭脳を移植したら…』
deadly
監督:ウェス・クレイヴン(「スクリーム」)

あらすじ
 ポール(マシュー・ラボートー)は母とある街に引っ越してきた。
隣には可愛い少女サム(クリスティ・スワンソン)が住んでいたが、
酒乱の父親から日々暴力を受けていた。

 ポールの作ったロボットBBが縁でサムと仲良くなるのだが、BBは
近所のパーカーさんといういじわるなおばさんにスクラップにされて
しまう。

 しかも好意を寄せていたサムまでもが父の暴力の末脳死状態になり、
もうすぐ生命維持装置を外され本当に死んでしまうことに。

 病院からサムの遺体を盗んだポールはBBの人工頭脳を彼女の脳に
移植し蘇生させることに成功するが、サムは父親やパーカーに復讐
していくのだった…


 きっとダサいんだろうな、と思いつつも見たのには監督がホラーの
巨匠(?)ウェス・クレイヴンでヒロインがクリスティ・スワンソン
だったから、だけです(きっぱり

 そういえばスワンソンって最近全く見かけないよね。「マネキン2」
が一番可愛かったかなぁ

 さて、この「デッドリー・フレンド」は青春映画にフランケンシュ
タインをミックスさせて、少しスプラッター風味に仕上げてみました
って映画です。

 まずBBってロボットが昔風。「ショート・サーキット」のロボに
似ています、車輪つきだし。
 BBの視覚の解像度もかなり低いし、手なんて宅八郎が持っていた
もの(何て言うんでしたっけ?)みたいです。

 主人公ポールってのがめちゃ頭よくて、このBBを自分で作っちゃう
し、サムにBBの人工頭脳(PCでいえばCPUみたいな形)を移植
できちゃうスーパー大学生。ただし、ダサい(お前絶対に童貞だろっ)

 甦ったサムはまず自分を殺した父を血祭りに。そして、次はBBを
壊したおばちゃんを…。
(この時点でサムはBBでもあったって事ですね)

 で、このおばちゃんの殺害方法には驚いた。80年代だからって甘く
見ていたよ~~ごめん
 バスケットボールを顔目掛けて投げたらグチャ、ですから
(まぁホラー好きにはここだけが見所かな)

 でもさ、サムって普通の女の子だったはずなのに人口頭脳つけただけで
怪力少女に変身するのもおかしな話だよねぇ。ガタイのいい男を投げ
飛ばしたりもできるんだよ。

 まぁ荒を言っちゃえばいろいろと出てくるんですが、なぜか最後まで
見てしまったんですよ。多分、おばちゃんグチャよりもスゴイシーンを
期待してってのもありましたが…

 ラストシーンはなかなか意味深でしたよ。

 ああ、80年代はシャツはインって当たり前だったよなぁと懐かしさも
感じてしまう映画でした

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『殺人を撮影したビデオテープ、その現場はここ?』

B0015UBSNWモーテル
ルーク・ウィルソン, フランク・ホエーリー,
ケイト・ベッキンセール, ニムロッド・アーントル
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2008-05-21

by G-Tools


監督:ニムロッド・アーントル

あらすじ
 エイミー(ケイト・ベッキンセール)とデビッド(ルーク・ウィルソン
夫婦は実家から自宅へと帰る途中車のトラブルにあい、やむなく町外れの
モーテルに宿泊することになる。

 すでに夫婦仲の冷め切った離婚寸前のエイミーとデビッド。清潔とは
いいがたい部屋の文句は相手に対する文句へとかわっていった。

 気分を変えようとラベルのないビデオテープを再生するとそこには
殺人の場面を撮影した映像が流れていた、それもかなりリアルな。

 デビッドは部屋を見回し気付いてしまった。その殺人現場は自分たちが
泊まっているこの部屋だと。デビッドはエイミーとモーテルからの脱出を
試みるが…


 スリラーといってもスプラッターシーンは上手い事見せないので
その手が苦手だけどハラハラドキドキ感は味わいたい人向けの映画
です。

 殺人ビデオを流していると隣の部屋から壁をドンドンと叩く音が
響いたり、電気がついたり消えたり。
 電気がついた瞬間TVに映るドアップの被害者の顔。
(ちょっとビビった~~殺人シーンもチラチラ映るからイヤ~な感じ)

 ま、最初から支配人が犯人だってわかっていたけどグループ活動
だったんだね。支配人は殺人をビデオに録画しひとり楽しむ異常者。
他の仲間たちは快楽殺人者だね、きっと。
(で、仲間はネットで募集したのかな、支配人は)

 そして主人公が離婚危機真っ只中の夫婦。想像できるよね、ハッピー
エンドなら夫婦愛再燃って。この二人がどう見てもキツい嫁と気弱な
旦那に見えてくる。

 だってルークとケイトじゃ絶対ケイトの方が強そうじゃん。それに
ケイトにナイフでも持たせれば犯人グループ倒せそうなイメージも
あったりして。

 そんなイメージを覆すのが怯えまくるケイト。一応ビデオから
脱出の糸口を見つけたり、自らの命を賭けてケイトを守るルークに
男を見たね。

 モーテルまでのシーンが少し長いかなとは思ったけど、その後の
展開がスピーディなのはよいですね。なにせ、85分の映画だから
ダラダラとしていないのですよ。

 所々何かまだあるだろうと期待して何事もない場面はありましたが、
それってドンデン返し映画を観すぎたせいでしょうね。
 
 余計な推理やドンデン返しを期待せずに観た方が楽しめると思います。
ケイトやルークの心情となって恐怖を感じながらご覧下さい。

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「わたしは悪魔の子を宿してしまったの?」

エヴァンジェリスタ DTSスペシャル・エディションエヴァンジェリスタ DTSスペシャル・エディション
ヘザー・グラハム

ハピネット 2006-10-27
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監督:サイモン・フェローズ

あらすじ
 NYに住むサマンサ(ヘザー・グラハム)とクレイヴ(ジェームズ・
ピュアフォイ
)夫婦は長年子宝に恵まれないでいた。

 不妊治療の為紹介された郊外のクリニックで診察を受けたサマンサは
女医のすすめで体外受精を試みる。しかし、そこでサマンサには秘密の
DNA操作が行われていた。

 めでたく妊娠したサマンサは夫クレイヴとクリニックに近い郊外へと
引っ越す。不動産屋から富豪のアール(デヴィッド・ヘミングス)を
紹介され小説家志望のクレイヴにも光が見えてきた。

 隣人の行方不明事件、謎のフードの男、サマンサの身の回りで
奇妙な出来事が起こる。それはサマンサのお腹の子供に関係していた…


 ホラー映画見たいけど、怖いから見られないような初心者の方は
この映画から始めてみてはいかがですか。ジャケット写真が一番
怖そうかも…

 内容は「ローズマリーの赤ちゃん」の現代版って感じです。

 まぁ見所は…ヘザー・グラハムの美しい妊婦姿でしょうかラスト
の天使のような姿の子供もすげ~かわいいっす必見です

 この映画って不妊治療してる人とか妊婦さんが見たら怖いかも
知れないですね。全面的に信用している医者が、もしあんなこと
していたらって。

 血とか死体とかグロ度は皆無な代わりに、医者不信にはなりそう
ですね。あと、親切そうな田舎の人たちとか。
 どっちも交流していくと怪しい雰囲気プンプンしてくるので
わかりそうなもんですけどね。

 悪魔崇拝、悪魔降臨が一応のテーマ。
 特に富豪の悪魔崇拝者アールを演じたデヴィッド・ヘミングスの
雰囲気はホラーテイスト満載
 怪しいそうな役と言えばサマンサにつきまとうフード男には
アンディ・サーキス。(「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム
です)
こっちもイッちゃってます

 悪魔という古典的なものにDNA操作なんて現代的要素を組み
合わせたこの映画。怖いよりも効果音で脅かしパターンなので
内容重視の方は観て後悔するかもしれません。

 ヘザー・グラハム+ホラーにひかれて観たものの「なんだかなぁ~」
と阿○快のような感想しか出てこないサイモンでした。

 そうそうタイトルにもひかれましたよ、「エヴァンジェリスタ」
昔リンダ・エヴァンジェリスタ好きだったなぁと懐かしさもあったし。
(確かカイル・マクラクランと付き合ってたよね)
 
 紹介しておいてなんですが、ヘザー・グラハムのファンか
ホントにホラー初心者のみターゲットの映画ですので、
そのへんご了承していただきたく思います
 苦情は受け付けておりません

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『カヤコとトシオ、アメリカへ行く-の巻』
 
監督:清水崇(「呪怨」シリーズ)

出演:アンバー・タンブリン(オーブリー/カレンの妹)

    アリエル・ケベル(アリソン/女子高校生)

    ジェニファー・ビールス(トリッシュ/シカゴ在住主婦)

    エディソン・チャン(イーソン/事件を追うライター)

    サラ・ミシェル・ゲラー(カレン/前作のヒロイン)

あらすじ
 東京のインターナショナル・スクールに通うアリソンは友人二人と
うわさの幽霊屋敷に足を踏み込む。押入れに閉じ込められたアリソンは
そこで何かを見、友人は行方不明にアリソンは霊にとりつかれてしまう。

 前作でその家を放火したカレンは病院に入院していた。そこへ妹
オーブリーがアメリカから彼女の身を案じやってくる。が、カレンは
屋上から飛び降り自殺してしまう。

 事件を調べていたイーソンはオーブリーとあの家に行き、カヤコの
日記を発見。そこには幼い頃のカヤコがイタコの母親からされていた
奇妙な儀式の事が書かれていた。

 あの家に足を踏み入れた人たちが次々にカヤコに取り込まれ、闇の
中へ消えていく。そして、それは遠く離れたアメリカのシカゴでも
おこるのであった…


 「アァァァァ…」の声と共にお約束通りに現れるカヤコさん。息子
トシオくんは相変わらず机の下に膝を抱えて座っております。
 もうシリーズが進むと出るぞ~ってわかるから怖くないんですよね
(サラウンドシステムでは音がいい感じにあっちこっちで聞こえます)

 呪怨シリーズって時間軸がねじれてる感覚が好きなんですが、ハリウ
ッド版の二作ではそれがほとんど感じられず、とってもわかりやすい
時間の流れになっていて残念。
(複雑すぎてはアメリカ人理解できないの??)

 オープニングはカヤコとトシオの殺害シーン。ザラッとした映像が
これからの恐怖を倍増させてくれます。
(映画会社のキャラもカヤコに変身!見逃すなっ

 いきなりアメリカの家庭での朝食風景、と思ったら嫁は旦那をフライ
パンで殴り殺す…。
(久々に見たよ、J・ビールス。後半恐ろしい形相になりますよ~)

 恐怖キャラでは双璧をなす「リング」の貞子がTVから出てくる
なら、対抗するようにカヤコは現像液の中からズーッと出現。
 怖いのはあなたならどっち??

 これはつっこんでもいいですよね。”イタコ”しているカヤコの母を
訪ねてド田舎に行けちゃう日本初来日のオーブリーってすごいや
 通訳なしで母とどう会話する?オーブリー。が、心配無用”イタコ”母は
英会話が出来るのであった~~
(あんなにペラペラって、都合よすぎっ)

 あの家が放火された事でカヤコ&トシオが家から解放され、活躍の場を
広げる結果に。家に来た人から他の人へ感染する怨霊はそれを逃れる
為にアメリカに帰ったアリソンについてきたから、さぁ大変。
 
 って事は次回は日本からアメリカが舞台になりますか?まぁカヤコも
トシオも奇声のみでしゃべらないからアメリカでもやっていけそうですね

 この映画の教訓は”面白半分で心霊スポットに行かない!”。それに
よってカヤコのような怨霊が解放されてしまうかもしれませんよ

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『この家はイヤな感じがする…』
 

監督:ジャウマ・バラゲロ

出演:アンナ・パキン(レジーナ/長女)

    レナ・オリン(メアリー/母親)

    イアン・グレン(マーク/父親)

    ジャンカルロ・ジャンニーニ(アルベルト/祖父)

    フェレ・マルティネス(カルロス/レジーナのBF)
あらすじ
 父親の病気療養の為にアメリカから祖父のいるスペインに引っ越して
きたレジーナの家族。新しい家は周りに民家のない田舎の一軒家。

 レジーナはこの家のイヤな雰囲気を感じていた。それは弟ポールも
同じで以前は平気だった暗闇に怯えるようになっていた。

 夜突然訪れる停電。原因を探るも電気屋はわからないと言う。それ
に対してキレ始める父マーク。母メアリーは仕事とマークの病気の
事で疲れきっていた。

 不安を感じたレジーナは家の事を調べ始めるが、マークの異変は
ひどくなる一方。ポールにも誰がつけたのかわからないキズが増え
ていた。

 そして、その家であった事件と日曜に迫った日食が謎を解く鍵だと
気付くが…


 日食と悪魔信仰を関連づけた心霊ホラー。日本の映画と比べると
全然怖くないです。
 ただ、画面の隅にチラチラ映る影や雷で浮かび上がる霊の姿は
ドキッとします

 トラウマからの精神疾患を持つ父マークのキレ具合が怖いです。
子供の声がうるさいとドアを叩きまくったり、料理の最中にキレて
野菜を切り刻んで…
(包丁持ってるから言わんこっちゃない。奥さん注意して下さいよ)

 誰かを思い出す、そう「シャイニング」のオヤジ!!あれほど
形相はスゴクないし、やってる事も大した事ないですけどね。
 だから、オヤジが犯人っていうか霊にとりつかれてる?と予想
したら、あらあら。
(何のこっちゃわからんでしょ。後のお楽しみ~~)

 弟ポールは首チョンパの絵ばかり描いている。姉はそれを心配
して母に言うものの「あんたの方がもっとすごい絵描いてたわよ」
と取り合ってくれない。
(もっとすごいってどんな絵??)

 不気味だったのは母メアリーが毎日「もうクタクタよ」と言う所。
そんなにキツイ仕事なのか、それとも…。
(母イライラしすぎ。それに刃物がよく似合う、さすがレナ・オリン)

 レジーナが突き止めた家の真実。40年前にここで子供が6人
のどを切り裂かれて死んだ事。床の下に隠された悪魔の印。

 まだ終わっていなかった悪魔降臨の儀式。それに必要なのは
あと一人の命、それが誰を意味するのか。

 ラストはモヤモヤ気分で終わります。ハッキリとこうなったと
見せない所がスペインっぽいの??
 ある人の「地獄にいる」とのセリフがとてもイヤ~な気分に
させてくれます。

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『叫び声とともに現れる赤い服の女』
 
監督:黒沢清(「アカルイミライ」)

出演:役所広司(吉岡登/連続殺人事件担当刑事)

    小西真奈美(仁村春江/吉岡の恋人)

    葉月里緒菜(赤い服の女)

    伊原剛志(宮地徹/吉岡の同僚刑事)

    オダギリジョー(高木/精神科医)

 連続する同じ手口の殺人事件。海水に顔をつけて殺される被害者たち。
事件担当の刑事吉岡は発見された証拠から自分が殺人犯ではないかと
思い始めるのであった…

 見に覚えのある電気コード、それは俺の家の物と同じだ。
 最近フラッシュバックで甦る記憶は誰かを殺す場面。

 俺が殺したのか?俺が犯人なのか?

 同じ手口の事件が再びおこり、息子を殺害した容疑で父親が逮捕
される。が、父親は自分だけが見える何かに怯えていた。

 薄暗い自宅に突然地震のような揺れ、そして女の叫び声。幻聴か?

 「わたしはあなたを待っていた…」

 赤い服の女が俺の前に現れる。その顔も声も感情がない。ただ目つき
だけは異様な光を放っていた。
 その日から女は俺に付きまとい始めた。
 
 再び殺人がおこり、男が同じ手口で殺される。容疑者は不倫関係に
あった同僚の女。

 だが俺はわかり始めていた。あの女が何の目的で俺の前に現れたのか。
容疑者たちと俺との接点があったからだ。

 昔の記憶。それは湾岸を渡るフェリー、そこから見える精神病院。
その窓からこっちを覗く赤い服の女。

 次は俺が恋人を殺してしまうかもしれない。春江を俺のそばから
遠ざけなければ。そして、あの病院にいる女を見つけなければ。

 「あなただけを許します…」

 そう告げた赤い服の女。が、すでに何もかもが遅かった。女の恨み
は増幅していたのだ。

 「わたしは死んだ。だから、みんなも死んでください…」


 ママ~~怖いよ~~幽霊なのに触れるよ~~ちゃんとドアから
出て行くよ~~空も飛ぶよ~~


 始めはサイコサスペンスなのに、赤い服の女が登場してからは
ホラーに。久々に観た葉月里緒菜ってホラー顔だったのですね。
 あの大きな目がギョロッとして、無表情でこっちにゆっくりと
近づく…ガクブル(((;゚д゚)))ガクブル

 特に事件が解決したと思って安心してたら、訪れる恐怖。
 え~~ん、女が上から降って来たよぉ~~。
 
 自分の存在をわかってもらいたかった女の恨みは特定の人に
向けてではなかった。
 貞子より強力な怨念に、ギブアップっす!自宅にサラウンドシステム
でもあろうものならば、あのラストシーンに恐怖は二倍二倍

 やはり、日本のホラーはジメッとして怖いです

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『いわくつきの第6スタジオ、ここには何かがいる…』
 

監督:中村義洋(チーム・バチスタの栄光)

出演:佐藤隆太(勝又真吾・DJ)

    小島聖(馬渕美保子・アナウンサー)

    池内万作(山本) 芦川誠(大河内)
   
    浅野麻衣子(柳生) 三浦誠己(長谷川)


あらすじ
 あるラジオ局の開局当時、人生相談のパーソナリティが謎の電話を
受けたあとそのブース内で首をつる事件があった。

 それから数十年後、ラジオ局移転に伴い深夜ラジオ「東京ラブ
コレクション」の放送を地下4Fの第6スタジオで収録することに
なる。古びた機材にどこかジメッとしたスタジオ。

 番組パーソナリティの勝又はイヤな雰囲気を感じつつも生放送を
こなしていく。が、電話のコーナーで何かがきしむ音それに「うそつき」
という謎の女の声が聞こえてくる。

 実は勝又がいるブースこそが昔パーソナリティが首をつった場所。
そして電話コーナーの相談内容から自分の忘れていた過去の出来事
までも思い出すことに…。


 心霊ホラーはやはり日本がいいです。怖い存在が見えなくても、と
いうか見えない方が想像するから怖さが倍増します。

 最初の事件もジワジワ怖さが押し寄せてきます。電話相談で女性が
「好きな人との仲を反対され心中したんです。でも、彼だけ生き残って
しまって…」

 驚くパーソナリティが「どこからかけているんですか?」と聞くと
「…あなたのすぐ、そばから…」 (((; ゚д゚)))ブルブル

 その番組に比べて明るい深夜番組「東京ラブコレクション」、電話
テーマは「人に言われて許せなかった一言」。
 小学生の女の子が転校する好きな子に手紙を渡そうとしたら「何
見てんだよっ、見るなよっ」と冷たく言われたとか、OLが明らかに
自分の陰口を同僚が言っているのに「君の事じゃないよ」と言われた
とか。

 最初はいつものように軽く受け答えしていた勝又だったが、奇怪な
音や声が流れた後から様子が変わってくる。ファックスやメールは
そのオカルト現象についての事ばかり。

 次第に恐怖が押し寄せてくる勝又。彼には心当たりがあってアナウンサー
美保子と別れ話のもつれから、車から突き落とし彼女は海に転落して
しまっていたのだ。まさか、美保子が…

 そして、電話の内容も自分が過去にスタッフや同級生にしていた事と
同じだと気づき始める。彼の恐怖が頂点に達しようとした時、ブースに
美保子が入ってくる…(〝ロ゛)アアアアアアアアア!!

 傲慢でうそつきな勝又にとって人の気持ちを考えない言動や行動が
どれだけ周りの人を傷つけているのか。それをすぐに思い出せない
ほどに自己中な勝又。

 今まで信頼していたスタッフさえも自分を陥れようとしているんじゃ
ないかと疑心暗鬼になる。ブースの中ではスタッフの声は聞こえず、
まるで自分が怖がっているのを笑っているようにさえ見えてくる。

 そんなとってもイヤな男勝又を演じているのが、いい人キャラが
多い佐藤隆太。ブースに入ってくる美保子の姿にチビッちゃいます。

 視覚よりも聴覚に訴える方が怖いですねぇ。ラストで初めて見せる
あの存在には… ガクブル(((;゚д゚)))ガクブル
 ただのホラーに終わらない自分の過去の言動も振り返ってみたくなる
そんな映画でした。時間も短いのですぐに観れますよ~~

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『瀕死のジグソウ、これが彼の最後のゲームか?』
 
監督:ダーレン・リン・バウズマン(ソウ2,4)

出演:トビン・ベル(ジグソウ・殺人ゲーム主導者)

    ショウニー・スミス(アマンダ・ジグソウの弟子)

    アンガス・マクファーデン(ジェフ・ゲームの被験者)

    バハー・スーメク(リン・誘拐された女医)

    ディナ・メイヤー(ケリー・ジグソウ事件担当刑事)

あらすじ
 鎖に身体をつながれたまま爆死する事件が発生。刑事ケリーはジグソウ
事件に関係があると一人で捜査するが…。

 冷え切った夫婦生活を過ごしていた女医リンは、突然何者かに誘拐される。
目覚めた彼女が見たものはベッドに横たわる瀕死のジグソウ。彼の
弟子アマンダにより首に爆破装置をつけられたリン、ゲームが終わる
までジグソウを生かしておければ解放すると条件を出される。

 一方、息子を事故で亡くしたジェフはジグソウのゲームのコマに
されてしまう。それは事故で証言をしなかった女、加害者の刑を
軽くした判事、息子を事故死させた男、その3人を赦すか復讐するか
をジェフに選択させるジグソウの仕掛けたゲームだった…


 すいません、SAW4がレンタル開始したばかりなのにSAW3
の紹介です、ホント世間とズレててすいません(×_×;)

 まず前作の復習、1では鎖に繋がれた男二人がノコギリで自分の足を
切って脱出するか相手を殺すかのゲーム、2は事件を追っていた刑事の
息子まで巻き込んだ8人の男女による古い屋敷でのゲーム、2で明らかに
なったのはゲームの仕掛け人ジグソウに弟子がいたこと。

 そのジグソウは脳腫瘍の悪化により2で死んだかと思っていたら
何とか生きていたんですねぇ。その延命治療をするのが不倫女医リン。
 ジグソウが死ねば自分の頭も吹っ飛ぶとまるで「バトル・ロワイヤル」
のような装置をつけられてしまいます。

 それにしても前作にも増して痛い痛いシーンのオンパレード。
はっきり言って目を反らすシーン、かなり多かったです。気持ち
悪さと痛さでもう勘弁してくださいよぉ~~((>_<。)。。

 鎖で繋がれた…っていっても皮膚に直接繋がってますからっ。その
状態で目の前のスイッチ押さなきゃ爆死。究極です、皮膚が裂ける
のを我慢するか爆死するかですから~~<(→.←)アチャー

 最初からこんななんで冷凍庫で氷漬けには、えっこれだけっすか?
と何故か消化不良。残酷さを期待する自分が…コ・ワ・イ(-д-;)

 が、この後がすごい。悪臭が画面から漂ってきそうな装置に身体を
不自然に曲げられる装置なんて前作とは比べ物にならない残酷度UP
の装置が出現しますから m)゚O゚'(m ヒャ~

 そんなゲームの間にも気丈にもリンがジグソウの脳手術をして頭
パカッとご開帳してしまうから、もう見てられまへんわ。電動ノコギリ
音がイヤやわ~(ノ><)ノ

 こんな思いをしてまでも「SAW」シリーズはやめられません。
今回も回想シーンでは1,2のゲームの舞台裏が見れたり、時間軸が
複雑になったりで、前作のおさらいをしたくなります。

 「私は人を殺してはいない」と生を無駄にする人に制裁を加える
装置を開発するジグソウおじさん。確かに直接は手を下していない。
 そんな彼が死んだらどうなる、シリーズは終わるのか?

 いやいや、ご心配なく。毎年ハロウィンシーズンは「SAW」の新作
公開が恒例行事となっています。今年もやりまっせ(⌒▽⌒)V 

 ただ、これがR15っていうんだからR18のホラーってどんだけ~~。
自分はR15が限界、別のジャンルならR18でもOKですけど(≡∇≡)>”
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