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監督 キム・ギドク (「悪い男」「弓」


出演 イ・スンヨン (ソナ・妻)

    ジェヒ (テソク・青年)

    クォン・ヒョコ (ミンギュ・夫)



『わたしたちは永遠にいっしょ…愛してる…』

あらすじ…のようなもの

 私はソナ。主人は私が望んでいるだろう物はなんでも
買ってくれる。

 大きな庭付きの家、高級な服、インテリア…でも、本当に
私の欲しいものは決して与えてくれない。

 それは自由。私は主人にとってカゴの鳥だから。

 ある日若い男の子が家に忍び込んできた。私に気付いて
いないから、彼の行動をコッソリ見ていた。

 キッチンで料理を始めたり、シャワーをあびたり、壊れてる
体重計を直したり、あげくのはて私の写真で…。

 主人が帰ってきた。ちょっとでも気の障る態度をとると
殴られる、いつものことだ。
 でも、今日は違っていた。家に潜んでいた彼が助けて
くれたのだ。

 そのまま私は若い彼と逃避行する。

 彼との日常は留守中の家に忍び込んでそこの住人となって
過ごすというもの。
 戦利品は忍び込んだ家で撮った二人の写真。

 私と彼の心が近づくに従って、こんなスリリングな生活
にも癒しを感じてくる。

 でも、それも長くは続かなかった。

 忍び込んだ家の子供に見つかり警察に通報されてしまった
からだ。
 私は主人の元に帰り、彼は刑務所に入ることになった。

 主人はまた私を殴りつけた。が、私は変わった。主人に殴り
返してやったのだ。

 それからは主人は私を殴ることはなくなった。
 だからといって、もう主人の愛には私は答えられない。

 ある日、私は主人に言う「愛してるわ」と。主人は驚き、
大喜びして抱きしめてくれた。

 …私はソナ、今はとても幸せだ。なぜならこれからは
ずっと彼といっしょにいられるから…。


 この映画は韓国物なのにフランス映画のような雰囲気が
あります。ブルーやグリーンがかかった画面はとてもキレイで
落ち着いた感じ。

 クセのあるギドク監督作品初体験にはこれをおすすめ。
徐々に監督の変わった恋愛映画に慣れていく方がいいでしょう。
「悪い男」から始めると嫌いになる可能性大。
(「悪い男」から観始めてはまった人、ここにいますが…)

 主人公2人(ソナとテソク)のセリフが全くなく、唯一
ソナの「愛してるわ」だけ。

 その為このセリフの重みがズシンとくる。何も知らない旦那は
可哀想であり幸せでもある。

 この逃避行しているふたりのシーンは言葉がない分一層安らぎを
感じることができたかもしれない。

 彼女が泣いたら彼がなぐさめ、彼が泣いたら彼女が、という
お互いが補える関係がとてもいい。一方的な愛情ではないって
所でしょうか。

 面白かったのは彼が刑務所である技術を身につけるところ。
それがラストの彼女の家のシーンで生かされています。何かと
いうのは見てのお楽しみです。

 一風変わった美しいラブストーリー。若い彼はなかなかの
イケメンでしたよ。

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監督 キム・ギドク (「悪い男」

出演 チョン・ソンファン (老人)

    ハン・ヨルム (少女)

    ソ・ジソク (青年)

    チョン・グクァン (青年の父親)

『少女は海に抱かれて大人の女になる…』
物語
 海の上の船で暮らす老人は釣り人に船を解放することで生計
を立てていた。

 その船には少女も住んでいて、彼女の17歳の誕生日に
結婚する事は二人の中で暗黙の了解だった。

 老人の弓に守られ、弓の音色で癒され幸せなはずだった少女。
それは父親と一緒に釣りに来た若い青年に心を奪われた事で
平穏な老人との生活が揺るぎだす…。


感想
 ギドク監督ってどうしても変わった恋愛が好きなんですね。
そしてこれも主人公(老人と少女)はしゃべりませんから。
他の人はちゃんとしゃべります。

 これを観て思い出したのは「愛人/ラマン」、囲っている
老人と囲われている少女、違っているのは肉体関係がないこと。
 
 カレンダーにつけた”結婚”の文字(なぜ漢字?)を待ち
遠しく見つめる老人。こっそりと結婚式の衣装を隠して
楽しみにしているなんて少年のようです。

 少女もいたずらっぽく釣り客のそばにくっついたりして
老人の嫉妬心をあおるなんて恋愛の主導権は完全に少女の方。 

 老人の弓が重要アイテムで、少女に手を出そうとする中年男を
成敗したり、弓で占いをしたり、弓の音色で少女を癒したり。
(この弓で奏でる音楽がとても清らかでいいです。寝る前に
聞いたら心地よい睡眠がとれそう)

 特に弓占いは射る老人と的の間をブランコで行き来する少女
の命をかけたもの。よほどの信頼関係がないとできません。

 その証拠に青年によって揺らいだ関係になると危うく少女の
命を奪ってしまいそうになりました。

 青年と生きていく事を決め、陸に上がる決心をした少女は
やはり老人を見捨てられず再び船に戻り、そして…。

 ラストでの少女がまるで海に抱かれているようなシーンは
かなりエロティック。それをただ見ている青年はなんだか
可哀相でしたが。

 この老人が頑固じいさんといった風貌だったから少女への
愛情が純粋に思えたのかも。これがちょっとでも男前の
若く見える感じだったら、ただのエロじじいに見えてしまい
ますからね。

 少女役のハン・ヨルムの大きな瞳とぽってり唇がおじさん
ウケしそうです。幼さと大人が同居している危うさって
言うんでしょうか。
 少しCocco似??もしくは川嶋あい??

ギドク監督の「サマリア」にも出演してます。  yumi

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監督 マーク・ウォーターズ

出演 リース・ウィザースプーン (エリザベス・医者)

    マーク・ラファロ (デヴィッド・建築家)

    ドナル・ローグ (ジャック・デヴィッドの友人)

    ジョン・ヘダー (ダリル・オカルト書店店員)

    ディナ・スパイビー (アビー・エリザベスの姉)

『この世では会えなかった私の運命の人』
物語
 エリザベスはサン・フランシスコの病院に勤める医者。
自分のプライベートよりも仕事優先、よって恋人ナシ。

 そんなエリザベスに恋人を紹介しようとアビーは
パーティを企画。しかし、仕事の疲れがたまっていた
エリザベスは途中で事故にあってしまう。

 一方、妻に先立たれ死んだように暮らしているデヴィッド、
アパート探しで運命的な物件にめぐり合う。

 家具つきの最上階、見晴らし最高のアパートだったが、
彼にしか見えないものが見えていた。それは女の幽霊。

 自分が誰なのかわからない幽霊を迷惑がっていた
彼だったが、本当は彼女は死んでいない事を知る…。


感想
 まずタイトルに偽りあり、”恋人”じゃないですからっ。
まぁ”同居人”ってとこでしょうね。”恋人”にした方が
ロマンチックではあるけれど。

 先週風邪ひいていた時にふとこの映画の幽霊となった
リースの看病はだけはご勘弁を、なんて思いました。
 あの早口でまくし立てられたら…また熱が…。

 ティーンの頃のあごがとがってないリースはかわいかった
なぁ、なんて懐かしんでおります。

 物語は生きているのに死んでるようなデヴィッドと
死んでいる(仮死状態)のに生き生きしているエリザベス
との交流からお互い好意を持つ、というお話です。

 しかし、幽霊つきのアパートなんてすぐ出て行きますよ、
普通は。それを会話してしまうなんて恐るべしデヴィッド。

 患者にとってはいい医者、自分の時間を割いて仕事、
ゆえに恋愛なんてするヒマなし。それを幽霊になって
初めて人生を後悔するエリザベス。

 二人でエリザベスの事を調べるうちに本当は彼女が
生きていることを知る。が、それも以前彼女が延命
治療を拒否していた事からもうすぐ本当に死んでしまう
事に。

 エリザベスの目覚めのきっかけが”眠れる森の美女”
方式。すぐにめでたしめでたしとならない所はよかった
です。屋上庭園も素敵でした。

 デヴィッドにしか幽霊エリザベスの姿や声が聞こえない
からはたからみたら相当な不審者です。そんな場面も
多いのでラブよりもコメディよりの映画です。

 が、そんな事よりも何がビックリって「バス男」
ナポレオン・ダイナマイトことジョン・ヘダーの
意外なイケメンぶり。

 オカルトに精通している男の胡散臭さがそこはかと
なく漂っています。デヴィッド以外で彼だけが幽霊
エリザベスの存在に気づいてたって事はちゃんと
霊感あったんですね。

 エリザベスが生き返る為のドタバタやデヴィッドが
妻の死を乗り越えて新しい人生を歩もうとするドラマ、
それにほんの少しラブのエッセンスを加えてみましたって
映画です。

 B級臭いタイトルに恐れずに手に取ればもしかしたら
掘り出し物かもしれませんよ。

<下はどちらもジョン・ヘダー/「俺たちフィギュア
スケーター」も楽しみ~~>

justlikejustlike2

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監督 パク・チョンピ

出演 チョン・ドヨン (ウナ・喫茶店で働く娼婦)

    ファン・ジョンミン (ソクチュン・農村に住む独身男)

    ナ・ムニ (ソクチュンの母親)

    ソ・ジュヒ (ウナの友人)


『君を愛している、君が死んだとしてもずっと…』
物語
 牧場で働くソクチュンはいつか自分で牧場を経営する事を
夢見る中年男。周りからは早く結婚しろとせがまれている。

 そんなソクチュンは喫茶店で働くウナに一目惚れをしていた。
あの手この手で彼女の気を引こうとするソクチュン。その想いは
ウナが娼婦だと知ってもゆるぎないものだった。

 客に暴力を振るわれ入院したウナの側にずっと付き添った
ソクチュン。この人なら自分を幸せにしてくれるはず、そう
感じたウナは彼のプロポーズを受け入れる。

 幸せな新婚生活を送る二人に試練の時がやってくる。ウナの
元夫が現れ金銭を要求、そしてウナのHIV感染。

 愛するソクチュンにこれ以上迷惑をかけたくないウナは
黙って彼の元を去っていった…。


感想
 すいませんm(__)m 韓国の恋愛物はどこか昔の少女マンガ風
だと少々偏見を持っていました。

 ちまたで泣けると評判だった”消しゴム”も泣けなかったのに
これはラストで号泣、時間が経ち思い出しても涙腺がゆるんで
しまうほどでした。

 主人公ソクチュンはどう見ても恋愛映画の顔ではなく、
冴えないしダサい中年男。多分パッと見、ステキなんて
言う女性は皆無に等しいのでは?

 でも、物語が進むにつれて彼のボロボロになっても彼女
だけを愛する姿はとても愛おしさを感じました。

 女に全く縁のないソクチュンが恋をした相手が表向きは
喫茶店のウエイトレス、裏ではコーヒーと一緒に自分を
ホテルの部屋にデリバリーする娼婦。
(この喫茶店の名前は”純情”です…)

 最初は恋に不器用な為にストーカーチックな真似までする
ソクチュンだったけれど、そのまっすぐな想いはちゃんと
ウナに届いていた。

 自分が娼婦だったという過去まで何の躊躇も無く受け入れる
男性。縁起が悪い女の自分を「君に幸せをあげる」と言えて
しまう心の広さ。
 
 短くも幸せな結婚生活もDVな元夫が現れ、自分がHIVに
感染している事を知らぬままウナは姿を消してしまう。
 それでもソクチュンは彼女を探し続け、ますます彼女への
想いがつのっていく。

 HIV感染した娼婦として逮捕されマスコミに騒ぎ立て
られるウナ、そして夫ソクチュン。
 日韓ワールドカップ年という最近の事なのに、まだ
農村では同じ食器を使ったり、トイレを使っても感染すると
いうHIVに対する無知さ加減。
 その為にソクチュンは村八分になってしまう。

 刑が確定したウナが今まで拒否していたソクチュンとの
面会。 「私を忘れて」という彼女に黙り続けるソクチュン。
立ち去る彼女の背中に劇薬でつぶれたのどをふりしぼり
「ウナ!」と叫び、二人の我慢していた想いがあふれ出す…

 ネタバレはしませんが、終わり方は爽やかでとても
前向きなものでした。泣けるツボも人によって違うでしょう
から他の人がどこで泣けたか聞いてみたいものです。
 
 この二人の話は実話だそうです、知りませんでした。
ここまで揺ぎ無い愛情を注がれたウナはなんて幸せな
女性なのでしょう。

 女性は男性に深い愛情を注がれたり大きな心で包まれたり
して、決して見た目ではなく見えないものを見極めてこそ
幸せになれるのかもしれませんね。 

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監督 ペイトン・リード (「恋は邪魔者」)

出演 ヴィンス・ヴォーン (ゲリー・ツアーガイド)

    ジェニファー・アニストン (ブルック・画廊勤務)

    ジョーイ・ローレン・アダムス (エイディー)

    ジョン・ファヴロー (ジョニー・オー)

    ジュディ・デーヴィス (マリリン・画家)

『同棲1年目はラブラブ、2年目は破局寸前?!』
物語
 ゲリーの一目惚れで始まったブルックとの電撃同棲。人も
うらやむ様な仲の一年目が過ぎ、2年目に突入。

 しかし、ほんの些細なケンカのはずが取り返しのつかない
所まで発展。愛の巣である二人の家を売り払い、同棲解消
となるのも時間の問題。

 本心では仲直りしたい二人だったが、意地の張り合いで
修復は不可能な所まで来てしまった…


感想
 大好き「フラットパック」のメンバーである元サイコ野郎、
現コメディスターのヴィンスと「フレンズ」でコメディエンヌ
ぶりを発揮していたアニストン、この映画がきっかけで恋人
同士に。
(今はどうなっているんでしょう)

 そんな二人だからさぞかし軽いラブコメディの映画だと
思っていたら、裏切られました。(いい意味で)

 恋愛における男と女の考えの違い、それによるケンカ、
そして別れを笑いを含めながらもなんとも考えさせられる
映画でした。

 特に同棲・結婚している人は必見かもしれません。それに
結婚したい人も反面教師としてこれはおすすめです。

 グータラ夫を持つ妻や口うるさい妻を持つ旦那はわかる、
わかるを連発することでしょう。

 ケンカのきっかけはレモンを12個買ってきてと頼んだ
のに3個し買わなかったゲリー。それを反省するでもなく
テーブルセッティングをしないでゴロゴロとソファーで
野球観戦。

 そりゃブルックが腹を立てるのもわかりますねぇ。

 しかもその日の夕食会はケンカ中という事で最悪の雰囲気。
ブルックの兄に対してバカにするような態度のゲリー。

 ゲリー、最低な野郎ですね、全く。

 と、女性の肩を持ってしまいがちですがやはりブルックにも
悪い所はあるわけで、最後にゲリーが言うセリフには考え
させられました。

「黙っていても読心術があるわけでもないから君の言いたい
事わかるわけないよ」

 そう黙っていてもわかりあえるなんて十年…いや何十年と
早いんですよ。ちゃんと向き合って会話しないと相手の不満や
怒っている事なんてわかるわけないんですから。

 まぁ2年目の危機ってのも早すぎるのでは?と思いますが。
(電撃同棲ですらこうなのに電撃結婚した芸能人も…)

 恋愛や結婚の危機を感じたらこの映画でも見て、”人の
フリ見て我がフリ直せ”ですね。
 もしかしたら、まだ修復可能かもしれませんよ。

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監督 アレハンドロ・アグレスティ

出演 キアヌ・リーヴス (アレックス・建築家)

    サンドラ・ブロック (ケイト・医師)

    ショーレ・アグダシュルー (アンナ・医師)

    クリストファー・プラマー (サイモン・アレックスの父)

    ディラン・ウォルシュ (モーガン・ケイトの恋人)

『湖の家のポストは2年の時を超え、二人を愛へと導く』
物語
 医師であるケイトはシカゴへ転勤する為に湖の家から引っ越す
ことになる。そこで次の住人へ当てた手紙をポストに入れておく。

 建築家アレックスは昔家族が一緒に住んでいた思い出の家を
買い取ることにした。それは湖に建つガラス張りの家。

 ある日アレックスはポストで手紙を見つける。それはケイトが
書いたもの。しかしこの家は長い間空き家となっていた。

 不思議に思ったアレックスはポストにケイトあての手紙を
入れる。そこで判明したのは二人の間には2年のタイムロス
があるということ。

 ケイトは2006年、アレックスは2004年を過ごして
いる。そんな二人の奇妙な文通が始まり、次第に二人の
心はそれによって癒されていく…


感想
 「スピード」以来のキアヌ&サンドラ共演という事で楽しみ
にしていたこの映画。キャラクターが全く正反対でした。
 「イルマーレ」は静かな大人なふたり…そりゃ40代です
からね~~

 2年の隔たりはあっても続けられる文通、これがメール
とかだと大分雰囲気が違ってくるでしょうね。やはり文通
って方がロマンチックです。

 場所を決めて時間を超えての相手の見えないデートや2年後
にケイトが住むマンションの前にアレックスが木を植えると
突如ケイトの前に緑に生い茂った木が出現するなど、女心を
くすぐりそうなシーンがちらほら。

 ケイトが忘れ物をしたと告げ、アレックスがその日それを
取りに行くと過去のケイトと一瞬出会う…心がキュンキュン
してしまいそうですね。

 偶然出会ったモーガンのパーティでケイトと初対面の
アレックス。ケイトの事を文通でよく知っている彼と
まだ文通をしていない全くの初対面のケイト。

 ここでアレックスが本当の事を告げられないのはとても
せつないです。アレックスは2年後のケイトに惹かれて
しまっていたから。

 ダンスを踊っていると感情が抑えきれないアレックスと
何故か彼に惹かれているケイトが自然の流れでのキス。
 これがあるケイトの事情のきっかけになってしまいます。

 タイトルの”イルマーレ”ってどこで出てくるかと思ったら
ケイトがアレックスと待ち合わせしたレストランの名前でした。
 ここは彼女同様ドキドキしてしまうことでしょう。 

 最初の方でのケイトが遭遇した事故ってのがこうなる
んだろうなと展開が読めてしまいましたが、まだ後が
あったんですね~~よかった。

 会いたいのに我慢して待ち続けた男、惚れ惚れします。
しかもイケメンなんですから。

 恋愛は障害がある程燃え上がる、これは2年という時が
壁になっているからせつなさがあふれてきます。疲れた時に
癒してくれる存在は手紙の中の彼、惚れてしまうのもわかり
ますね。

 物語はファンタジーでとても甘~い感じだけど、アレックス
とケイト、どちらの心情もとても心に伝わってきました。
 ロマンティックにドップリ浸りたい日にはおすすめです。

(ケイトの同僚の女医さん、「24」のシーズン4に出演
してました~どの役かは見てのお楽しみ)

   こっちはメールでの恋愛・大人同士なのに
   とてもキュートな映画です。

    

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監督 ロバート・ルケティック (「キューティ・ブロンド」)

出演 ジェニファー・ロペス (チャーリー・派遣社員)

    ジェーン・フォンダ (ヴィオラ・恋人の母親)

    マイケル・ヴァルタン (ケヴィン・チャリーの恋人)

    ワンダ・サイクス (ルビー・ヴィオラのアシスタント)


『お義母さまには、絶対に負けないわよっ』
ものがたり
 派遣社員チャーリーはコーヒーショップや海岸ですれ違う男性の事が
気になっていた。しかも偶然は重なり、あるパーティの手伝いに行った
時にその男性と会ってしまう。

 彼も同じようにチャーリーの事を気になっていたようで二人は
両思いの恋人同士に。彼ケヴィンはイケメンの外科医、チャーリーに
とっては理想の恋人。

 が、そのケヴィンを独り占めしたいのはチャーリーだけでは
なかった。ケヴィンの家を訪ねたチャーリーは母親ヴィオラが
自分に敵意むき出しだと悟る。

 どうにか別れさせたいヴィオラとどうしてもケヴィンと
結婚したいチャーリーとの嫁姑バトルが始まる。


感想
 日本でも嫁姑のドラマは多いですね。これは日本のほどドロ
ドロしていないし、やられたらやりかえすぐらいの心意気の
嫁なのでバトルはなかなか収拾しないけど、笑いとばせる
感じがあります。

 ジェニファー・ロペスはラブコメばかりですね、最近は。
その対戦相手として登場はなんとジェーン・フォンダ。
あの「バーバレラ」のエロチックさはどこに…と思うほど
月日の流れを感じます。

 恋人チャーリーと母ヴィオラの間にはさまれたケヴィンが
あたふたするでもなく、どうにかなるさ的なお気楽坊ちゃん。
 お前がしっかりしろよっと女性は思うかも。
 
 ジェニファー・ロペスは相変わらず好感度高そうな女性で
少し気が強そうなだけ。特徴といったら…、なにせヴィオラ
のキャラクターが強力すぎるので、損な役かも。

 そのヴィオラ、TVでキャスターを何十年も勤め世界の
VIPたちとのインタビューも数知れず。が、突然若い
キャスターが抜擢され怒りの頂点のヴィオラ。番組での
おバカシンガー(ブリトニー風)のあほさ加減にイラッと
し、つかみかかって精神病院送り。

 やっと退院した所に愛する息子の結婚宣言。妄想の中で
チャーリーの顔をケーキに…。

 ヴィオラがチャーリーの家に厄介になってからが本格バトル
の始まり。チャーリーも負けじと睡眠薬入りのスープを
飲ませたり。

 チャーリーのアレルギー体質を利用したヴィオラの策略で
結婚式まで中止になってしまいそうな事態に。そこに現れる
ヴィオラにとって最大の敵、それは…。

 ジェニファーはケーキに顔突っ込んだり、顔が腫れたり
ここまでやるか~と思ったら、大御所ジェーン・フォンダも
フライパンで叩かれたり、スープに顔入れたりでこちらも
コメディエンヌとしては負けてなかったです。
 と、いうよりジェーン・フォンダの方が上です。ピンクの
乙女チックなドレス姿まで披露しちゃっていますから。

 ヴィオラのアシスタントのルビーもいい味出していて、一応
雇い主はヴィオラなのに遠慮なく対等にやりあってます。

 嫁姑戦争もここまで面白ければ、途中のイヤな仕打ちも
最後には笑い飛ばせてスッキリしそうですね。

   <シンガー・ジェニファー・ロペスの新譜>
    

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監督 ピーター・ウェーバー

原作 トレイシー・シュヴァリエ

出演 スカーレット・ヨハンソン (グリート・使用人)

    コリン・ファース (フェルメール・画家)

    トム・ウィルキンソン (ファン・ライフェン)

    キリアン・マーフィ (ピーター・肉屋の青年)

『名画誕生のきっかけとなったプラトニックな関係』 
物語
 グリートは家計を支える為に画家フェルメールの屋敷で
使用人として働くことになる。アトリエの窓を掃除していた
グリートの姿に魅せられるフェルメール。

 絵画に対する意見を持つグリートはフェルメールに絵の具の
調合を頼まれ、それによって二人は心を通わせていく。

 フェルメールのパトロンであるライフェンは夕食会で
グリートに目をつける。ライフェンは以前モデルに
なった使用人に手を出し妊娠させるという好色な男だった。

 注文の絵とは別にグリートだけをモデルにした絵を
描くことを決めたフェルメール。それは妻も知らない
ふたりだけの秘密だったのだが…。


感想
 最近スカーレットに首ったけです、と言っても彼女の映画
はまだそんなに観ていませんが。

 そんな魔性の女のウワサもあったスカヨハの歴史ドラマは
プラトニックな中にもドキドキさせるシーンが多く、触れる
触れないのギリギリの攻防戦が直接的なHシーンを見せつけ
られるよりエロティックでした。

 全体的にブルーのかかった映像は美しく、ただ部屋の
奥にいるグリートというシーンもどこか絵画のような。
 グリートとピーターが二人歩く黄金色の風景もよかった
です。

 プラトニック・ラブといっても画家とモデルに心が深く
結びついた感じの恋愛感情とは一言で表せないもの。
 絵の具調合で手が重なったり小指同士が少し触れ合ったり
のちょっとした接触が互いの感情をアップさせる出来事
になっているのが今の時代を考えると新鮮でいいですね、

 それにしてもフェルメール、貧乏子沢山画家。家計の
事で妻と口論するもののまた妻の妊娠発覚、ってどんだけ
やねん。
 お義母さんの苦労の知っとけよってつっこみたくなり
ました。芸術家って自分勝手なんですかねぇ。

 グリートに妻の真珠のピアスをつけさせようと、耳に
穴を開けるシーン。痛そうな表情のグリートにピアスを
つけるフェルメール。目を閉じ口を少し開け涙を一筋
流すグリート。さすがフェロモン女優、少女から女の
表情になっています。

 グリートが奥で頭巾をはずしているのを覗くフェルメール、
服はちゃんと着ているし、ただ髪を下ろしただけなのに
まるで着替えシーンを覗いたかのようにいけない事を
してしまったというドキドキ感。

 特にスカヨハの武器であるポッテリ唇は赤みを帯びていて、
肌は白くほんのり頬がピンク、かわいいです。触れては
いけない禁断の香りがする色っぽさ。しかも役はハヤリの
メイドですよ。

 歴史物でも映像の美しさと愛情と尊敬の間を行ったり
来たりするプラトニックな関係が華を添えているので
恋愛物として見ても充分楽しめると思います。

 例えば初恋の相手が学校の先生だったりするとグリート
の心情がとてもよくわかるかもしれませんね。

拍手

 

監督 ボビー&ピーター・ファレリー (メリーに首ったけ)

出演 ドリュー・バリモア (リンジー・キャリアウーマン)

    ジミー・ファロン (ベン・数学教師)

    ジャック・ケラー (アル)

    アイオン・スカイ (モリー)

    スティーブン・キング (ゲスト出演)

『わたしと野球どっちが大事なのっ(それは禁句です)』
物語
 仕事で昇進間近のリンジーは会社見学に来ていた教師ベンと
知り合う。今までの彼とは違うベンにリンジーは惹かれていく
のであった…が、それは春までのこと。

 ベンは熱狂的な”レッドソックス”ファン、カレンダーには
最優先事項である試合の予定でビッシリ。ちょうど仕事も
忙しくなる時期だったリンジーは彼の趣味を受け入れる事に。
 試合会場でもPCや携帯を手放さないリンジーを他の”レッド
ソックス”ファンが冷たい目で見ていることも知らずに。

 ベンも彼女の事を最優先しようと考えを変えたときに、歴史的
瞬間が自分の見ていない所でおこっていたのであった…


感想
 「仕事とわたしとどっちが大事なの」なんて言わないわよ、
と物分りのいい女だとアピールしていたリンジーだけど、
それも限度ってものがある。

 仕事が忙しいのに無理に試合に一緒に行ったり、それは
最初の内は楽しいかもしれないけれど無理している事は
どこかにツケが回ってくるし、我慢の限界を超えればキレて
しまう。

 それでもベンはやさしいし、ユーモアがあるし、何よりも
自分を好きでいてくれる大切な人。その人の趣味をあーだ
こーだ言うことは彼自信を否定すること?
 その趣味に熱中してくれている間に自分は仕事に打ち込める
から、いいバランスじゃない。
 そんな風にリンジーは思っていたのでしょうか。

 普通の趣味程度ならともかく、ベンはマニアというか強烈な
オタク精神を持っていて、家は”レッドソックス”グッズで
いっぱい。
 追っかけしたキャンプ地ではTVカメラの前で「ソックス 
セックス イヤッホー~~」とバカ騒ぎ。これを両親と一緒に
見ていたリンジーには「これが彼よ」なんて言えるはずもなく…。

 多分女性にとってサイアクだったのはリンジーに誘われて
”ギャッツビー風パーティ”に出席した夜の事。盛り上がった
気分のまま二人はH突入。ベンに「最高の夜だったよ」と
言われ天にも昇るリンジー。それが”レッドソックス”に
よって最悪の夜になるとは…。
 この時のベンの発言は99%の女性を敵に回したでしょうね。

 彼の趣味の中身にもよるけれど、スポーツ関係だと健康的な
感じで女性も引かないんじゃないかな。これがアニメやフィギュア
になってくると…。
 それでも自分は趣味や仕事の次だとわかっいても「私と○○と
どっちが大事なの」とは聞かない方が身の為ですね。それは
相手もきっとどうすればいいのか悩んでいる事なんでしょう
から。

拍手

 afuro

監督 ウディ・アレン
    (「マッチポイント」)

出演 ウディ・アレン
    (レニー・ワインブル)

    ミラ・ソルヴィノ
     (リンダ・娼婦)

    ヘレナ・ボナム=カーター
     (アマンダ・レニーの妻)

    F・マーリー・エイブラハム
     (ギリシア劇のリーダー)



『出来がよすぎる我が子(養子)、実の母は…』
物語
 レニーとアマンダのワインブル夫妻、リッチな生活をして
いるが子供はいない。ある日アマンダが勝手に養子縁組を
決めてしまう。

 その子供マックスは頭脳明晰、運動神経抜群、性格も申し分
ないほど子供に成長。自慢の我が子の実の親の顔を知りたいと
思い立ったレニーはアマンダに内緒にこっそりと調べ始める。

 しかし、マックスの実の母親を訪ねたレニーは驚く…
なんと母親リンダは娼婦だったのです…


感想
 娼婦リンダ役のミラ・ソルヴィノはこれでアカデミー賞を
受賞しました。実際の彼女はあんなに甲高い、おバカな
しゃべり方じゃないですよね、確か高学歴だったような。
 物事を難しく考えない、ネジがどこかゆるんでいるような
リンダ、ピッタリでした。
(偶然前回記事タラちゃんの元カノでしたね、ミラは)

 養子マックスを迎え最初は相当な親バカぶりを発揮していた
ワインブル夫妻にも倦怠期は来るもので、アマンダは仕事関係の
男性と親しくなってしまうし、レニーもリンダの危なっかしい
人生に何かと世話を焼いてしまい、結果夫婦仲は最悪に。

 レニーはリンダに愛情とも親心とも言えない感情を持ち
アパートに通いつめる。真っ当な仕事につかせようと娼婦の
元締めを説得したり、挙句のはては彼女にピッタリの恋人
探しまでしてしまう。

 「彼女はあまり男性経験がない」とか「美容師をやっている」
とかウソを並べ恋人候補とデートにこぎつけ、二人は上手いこと
恋人同士に。それも相手の男が友達とAVを見るまでの事だった
けれど。

 リンダが過去に出演のAVを彼が見てしまった事で失恋。
その彼女を慰めていたレニーはついにリンダとベッドイン。
 しかし、それはリンダへの愛でなくアマンダへの愛情を
再確認するきっかけとなってしまった。

 夫婦再生のきっかけがお互いの浮気相手、という心情が
ちょっとわからないけれど、結果オーライって事で難しく
考えないでいいでしょう。映画も説教クサくなくテンポが
いいし、ニヤリとしてしまう場面が多いので飽きません
でした。

 重要な場面にいきなりコロッセオでのギリシア劇がはさまれる
のが新鮮。それにレニーの妄想のように仕事場や道端でその
登場人物たちがレニーに忠告するのが笑えます。

 幸せな結末を迎えたはずのレニーとリンダの再会。そこに
最大の秘密が隠されていた…。”幸せな皮肉”と言った
ようなエンディングで映画は無事に幕を下ろしたのでした、
(^^)// ハイ 拍手~

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