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 afuro

監督 ウディ・アレン
    (「マッチポイント」)

出演 ウディ・アレン
    (レニー・ワインブル)

    ミラ・ソルヴィノ
     (リンダ・娼婦)

    ヘレナ・ボナム=カーター
     (アマンダ・レニーの妻)

    F・マーリー・エイブラハム
     (ギリシア劇のリーダー)



『出来がよすぎる我が子(養子)、実の母は…』
物語
 レニーとアマンダのワインブル夫妻、リッチな生活をして
いるが子供はいない。ある日アマンダが勝手に養子縁組を
決めてしまう。

 その子供マックスは頭脳明晰、運動神経抜群、性格も申し分
ないほど子供に成長。自慢の我が子の実の親の顔を知りたいと
思い立ったレニーはアマンダに内緒にこっそりと調べ始める。

 しかし、マックスの実の母親を訪ねたレニーは驚く…
なんと母親リンダは娼婦だったのです…


感想
 娼婦リンダ役のミラ・ソルヴィノはこれでアカデミー賞を
受賞しました。実際の彼女はあんなに甲高い、おバカな
しゃべり方じゃないですよね、確か高学歴だったような。
 物事を難しく考えない、ネジがどこかゆるんでいるような
リンダ、ピッタリでした。
(偶然前回記事タラちゃんの元カノでしたね、ミラは)

 養子マックスを迎え最初は相当な親バカぶりを発揮していた
ワインブル夫妻にも倦怠期は来るもので、アマンダは仕事関係の
男性と親しくなってしまうし、レニーもリンダの危なっかしい
人生に何かと世話を焼いてしまい、結果夫婦仲は最悪に。

 レニーはリンダに愛情とも親心とも言えない感情を持ち
アパートに通いつめる。真っ当な仕事につかせようと娼婦の
元締めを説得したり、挙句のはては彼女にピッタリの恋人
探しまでしてしまう。

 「彼女はあまり男性経験がない」とか「美容師をやっている」
とかウソを並べ恋人候補とデートにこぎつけ、二人は上手いこと
恋人同士に。それも相手の男が友達とAVを見るまでの事だった
けれど。

 リンダが過去に出演のAVを彼が見てしまった事で失恋。
その彼女を慰めていたレニーはついにリンダとベッドイン。
 しかし、それはリンダへの愛でなくアマンダへの愛情を
再確認するきっかけとなってしまった。

 夫婦再生のきっかけがお互いの浮気相手、という心情が
ちょっとわからないけれど、結果オーライって事で難しく
考えないでいいでしょう。映画も説教クサくなくテンポが
いいし、ニヤリとしてしまう場面が多いので飽きません
でした。

 重要な場面にいきなりコロッセオでのギリシア劇がはさまれる
のが新鮮。それにレニーの妄想のように仕事場や道端でその
登場人物たちがレニーに忠告するのが笑えます。

 幸せな結末を迎えたはずのレニーとリンダの再会。そこに
最大の秘密が隠されていた…。”幸せな皮肉”と言った
ようなエンディングで映画は無事に幕を下ろしたのでした、
(^^)// ハイ 拍手~

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無題
こんばんは、セシルです。

ウディ・アレン好きの私はもちろん観ております。
ミラ・ソルヴィーノは、バカっぽくて色っぽくて良かったですね。でも、その後はあまりいい映画に恵まれていないような気がします。最近、見かけませんね~。

私は、ヘレナ・ボナム・カーターが好きで彼女の映画は何本か観ています。
「眺めのいい部屋」というの映画で、古い時代の内容ですが若くて可愛くて上品で、大好きな一本です。
ダニエル・デイ・ルイスも出演してました。

話はそれましたが、ウディ・アレンのいつものせわしない演技に不思議と「かわらないなぁ」という感じで安心します。

彼の新作は、スカーレット・ヨハンソンとペネロペちゃんが出るということで楽しみです。
セシル 2007/09/18(Tue)21:13:57 編集
セシルさん、こんばんは
今月はウディ特集をWOWOWでやっていまして、まとめて
観ているところです。また感想書いたら読んでやって下さい。

この頃はミラといえばソルヴィーノでしたね。今はジョヴォビッチですが。
「眺めのいい部屋」、観てますよ~この頃のヘレナはよかったですね。
イギリス映画もよく観ていました。ダニエルも最近見かけないですね。
彼は「存在の耐えられない軽さ」がセクシーでした。

ウディはいつもオロオロしている役なので、実生活もそうなのか
と思ってしまいます。ネズミっぽいから似合いますね~~

次作はヒュー・ジャックマンも出演するとか。スカヨハとセクシー
対決でしょうかねぇ。楽しみです。
サイモン 2007/09/18(Tue)23:27:48 編集
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