忍者ブログ
ただいま映画世界を放浪中
[364]  [363]  [362]  [361]  [360]  [359]  [358]  [357]  [356]  [355]  [354
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 


監督 キム・ギドク (「悪い男」

出演 チョン・ソンファン (老人)

    ハン・ヨルム (少女)

    ソ・ジソク (青年)

    チョン・グクァン (青年の父親)

『少女は海に抱かれて大人の女になる…』
物語
 海の上の船で暮らす老人は釣り人に船を解放することで生計
を立てていた。

 その船には少女も住んでいて、彼女の17歳の誕生日に
結婚する事は二人の中で暗黙の了解だった。

 老人の弓に守られ、弓の音色で癒され幸せなはずだった少女。
それは父親と一緒に釣りに来た若い青年に心を奪われた事で
平穏な老人との生活が揺るぎだす…。


感想
 ギドク監督ってどうしても変わった恋愛が好きなんですね。
そしてこれも主人公(老人と少女)はしゃべりませんから。
他の人はちゃんとしゃべります。

 これを観て思い出したのは「愛人/ラマン」、囲っている
老人と囲われている少女、違っているのは肉体関係がないこと。
 
 カレンダーにつけた”結婚”の文字(なぜ漢字?)を待ち
遠しく見つめる老人。こっそりと結婚式の衣装を隠して
楽しみにしているなんて少年のようです。

 少女もいたずらっぽく釣り客のそばにくっついたりして
老人の嫉妬心をあおるなんて恋愛の主導権は完全に少女の方。 

 老人の弓が重要アイテムで、少女に手を出そうとする中年男を
成敗したり、弓で占いをしたり、弓の音色で少女を癒したり。
(この弓で奏でる音楽がとても清らかでいいです。寝る前に
聞いたら心地よい睡眠がとれそう)

 特に弓占いは射る老人と的の間をブランコで行き来する少女
の命をかけたもの。よほどの信頼関係がないとできません。

 その証拠に青年によって揺らいだ関係になると危うく少女の
命を奪ってしまいそうになりました。

 青年と生きていく事を決め、陸に上がる決心をした少女は
やはり老人を見捨てられず再び船に戻り、そして…。

 ラストでの少女がまるで海に抱かれているようなシーンは
かなりエロティック。それをただ見ている青年はなんだか
可哀相でしたが。

 この老人が頑固じいさんといった風貌だったから少女への
愛情が純粋に思えたのかも。これがちょっとでも男前の
若く見える感じだったら、ただのエロじじいに見えてしまい
ますからね。

 少女役のハン・ヨルムの大きな瞳とぽってり唇がおじさん
ウケしそうです。幼さと大人が同居している危うさって
言うんでしょうか。
 少しCocco似??もしくは川嶋あい??

ギドク監督の「サマリア」にも出演してます。  yumi

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
サイモンさん、こんばんは。

韓国映画にはまってきましたか?私も、遅いかもしれませんが『1人韓流祭り』をやっています(笑)。
この映画も気になっていましたが、なんとなくエロティックな感じがして興味がでますね。
残念ながら観てはいないけど、ヴァネッサ・パラディの『橋の上の娘』みたいな感じでしょうか?
サイモンさんお勧めの『ユア・マイ・サンシャイン』も借りてきました。とても楽しみです。






































セシル 2007/11/12(Mon)22:27:33 編集
無題
>セシルさん

ここで勧めたものをレンタルしてくれたなんて、うれしいコメント
ありがとうございます。
ブログやっていてよかった~~です(#^.^#)

お~~セシルさんも「橋の上の娘」お好きですか?あれは
プラトニックなのにエロティックで好きな恋愛映画のひとつです。
ナイフ投げと弓占い、どちらも命がけつながりですねぇ。
ギドク監督の「うつせみ」もオススメです。今度記事UPしますね。
サイモン 2007/11/13(Tue)22:13:50 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
映画『弓』
原題:Hwal 老人と若い女性と海と漁船、そして若い男性・・湖の中に浮かぶ寺と海の中の船の違いはあるけれど、"春夏秋冬そして春"と同じ孤立した世界を連想させる・・ その少女(ハン・ヨルム)は、老人(チョン・ソンファン)によって7歳のときに拉致され、以来
URL 2007/11/21(Wed)00:36:38
N0.172「弓」(韓国/キム・ギドク監督)
キム・ギドク監督は自虐を装いながら、 韓国映画界と訣別しようとしているのかもしれない。 それにしても、キム・ギドク監督の爆弾発言のその後は、どうなったのだろう? この8月18日、韓国MBCテレビ「100分討論」に出席したキム・ギドクは、「グエムル」について、「韓国映画と観客のレベルが最頂点に一致した映画が『グエムル−漢江の怪物−』だ」といった揶揄をし、ネチズンと激しく対立した格好となった。 3日後に謝罪した。 自らの過去の作品について、「今回の事態を通して、自分自身が韓国で生きていくにはあまりに深刻な...
URL 2007/11/29(Thu)19:28:35
製作:韓国 2005 原題:THE BOW 監督:キム・ギドク 出演:チョン・ソンファン、ハン・ヨルム、ソ・ジソク ストーリー> 船上生活者の老人男性(チョン・ソンファン)と16歳の少女(ハン・ヨルム)。 2人は釣り人を乗せたり、占いをして生活を
URL 2008/01/08(Tue)19:54:17
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
WELCOME
prof
当ブログにようこそ
管理人のサイモンです。
主に映画の感想を中心に不定期に
更新しています。

関係ないトラックバックや
コメントがある為こちらで確認して
からの公開になりますので、ご了承を



◆サイモンからのお知らせ◆

映画タイトル一覧表を更新しました。
(4/2現在)


タイトルで探すならここ↓
eigatitle
ジャンルで探すならカテゴリーを
参考にして下さい。

お気軽にコメントお待ちしてます♪
ランキング参加中
ハチの一刺しならぬクリックの一押しにご協力を!
ブログ内検索
フリーエリア
edita.jp【エディタ】

アクセス解析
メールはこちらから
カウンター
忍者ポイント広告
忍者ブログ [PR]