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監督 ギレルモ・デル・トロ (「パンズ・ラビリンス」)

製作 ペドロ・アルモドバル (「トーク・トゥ・ハー」)

出演 エドゥアルド・ノリエガ (ハチント・孤児院管理人)

    マリサ・パレデス (カルメン・孤児院院長)

    フェデリコ・ルッピ (カザレス・孤児院老教師)

    フェルナンド・ティエルブ (カルロス・両親を亡くした少年)

『毎晩僕を呼ぶあの男の子は誰?』
物語
 内戦の続くスペイン。町から遠く離れた孤児院にまた一人
戦争で親を亡くした少年がやってくる。

 少年カルロスは孤児たちの手痛い歓迎を受ける。特に
年長者ハイメには目の敵にされてしまう。

 そのハイメは何故かカルロスのベッドが気になる。それは
突然いなくなったサンティという少年が使っていたベッド。

 カルロスは自分を呼ぶ謎の声に怯えつつも、その正体が
いなくなったサンティだと知る。そしてハイメからサンティ
は殺されたのだと打ち明けられる。

 管理人ハチントは孤児院に隠されている財産を手に入れ
たいが為に非情な行動に出る。それによって大半の子供や
大人たちが犠牲になってしまう…。


感想
 アカデミー賞で気になっていた「パンズ・ラビリンス」
の監督作。なにしろ田舎なもんで上映予定なし、って
事で昔の作品で我慢してみました。

 ホラーと位置づけられているみたいですが、そんなに
ホラー色強くないです。むしろ戦争ドラマですね。

 寝ていると自分を呼ぶ声が…はオカルト映画のお約束
です。その幽霊サンティの風貌は”スペイン版としおくん
(by呪怨)”ってとこです。見れば納得?

 そのサンティの声はカルロスだけに聞こえ、ある日
「大勢の人が死ぬ…」なんて不気味なお告げを聞いて
しまう。

 ただそれを回避しようにもカルロスひとりの力では
どうにもならなく、悲劇は起こってしまうのだけれど。

 子供同士はいざこざがあっても、やはり純真。それに
比べて大人はみんな秘密を抱えている。

 若い管理人ハチントは女院長カルメンと若い女教師
を二股にかけてるし、老教師カザレスは胎児をビンに
つめたラム酒を飲んでいるし、どこか普通じゃない。

 その中で一番のワル、ハチントはサンティを殺した
ばかりか孤児院に火をつけてまで自分の私欲を満たそう
とする。

 残された子供たちを守る為に瀕死のカザレスはハチント
の侵入を阻止しようとするが…。
 カザレスの子供たちを最後まで見守るラストシーンは
感動的です。目頭がウルッとしました。

 サンティが幽霊となってまで晴らしたい恨み、それを
知ったカルロスと少年たちは無力ながらも力を合わせ
サンティ殺害現場までハチントを追い詰めます。

 なにもかもが戦争が原因、孤児となった少年たちも
ハチントが他人を犠牲に欲を満たそうとするのも。

 オカルトチックな前半から戦争ドラマとして考えさせ
られる展開を見せる後半に一時も目が離せなくなりました。

 ホラー映画だと思ってドキドキして見たら、いい意味で
裏切られた映画でした。これはレンタルでひっそりと
埋もれさせるには惜しい映画です。 

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