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監督 ユレク・ボガエヴィッチ(「スリーサム」)

出演 ハーレイ・ジョエル・オスメント (ロメック)

    ウィレム・デフォー (神父)

    リアム・ヘス (トロ)

    リチャード・バネル (ヴラデック)


『みんなの幸せの為、神さまになろうとした少年』
物語
 第二次世界大戦のさなか。ユダヤ人であるロメック少年は
両親と別れ街から遠く離れた美しい村の家に預けられる。

 その家には両親と子供がふたり、兄ヴラデックと弟トロ。
幼いトロはすぐに仲良くなれたロメックだったが、兄とは
なかなか打ち解けられないでいた。

 しかし、平和な村にもナチスの影は忍び寄っていた。
兄弟の父親がその犠牲となってしまう…。


感想
 ハーレイくんが天才子役としてもてはやされてた頃
ですね。「A・I」と同時期ですから。
 今や子役スターからドロップアウトしてしまいましたが…
 
 そんなハーレイくんですが、この映画ではトロ役の
リアムくんは同等もしくはハーレイくん以上でした。

 恐るべし子役現る、です。
(この後リアムくんは音沙汰ないです…もったいない)

 いつも泣き虫顔のハーレイくんだからユダヤ人の悲しさが
普通の人以上に感じられたのかも。
(「戦場のピアニスト」のブロディも泣き顔だったなぁ)

 父親が死んだ事でトロが遊びで始めた「宗教ゲーム」に
異常な程のめり込み、自分はキリストになりたいと思い
始める事から悲劇の序章が。

 兄に冗談で身体の痛みをなくすには雨の中裸で踊り回れば
いいと言われたら、父の葬儀の夜にそれをやったり。

 十字架にはりつけにされたキリストと同化して父や友達の
死んでしまった親たちを生き返らそうと木に縛られたり。

 そんなトロをナチスに怯えながらも見守るロメックと
兄ヴラデック。

 この三人の純真に対しての大人の裏切り行動やユダヤ人
相手の村人の強盗があまりに正反対で余計に子供たちは
幸せに暮らしてほしいと願わずにはいられませんでした。

 ロメックがユダヤ相手の強盗と間違えられナチスの
軍人たちに「ここで同じ事をしてみろ」と同じユダヤ人に
ピストルを突きつけておいはぎのフリをするシーン。

 ナチスに背を向けていたけれど、泣くのを我慢する
ロメック、見ていてつらかったです。

 その後に起こるトロの自己犠牲の悲劇はトロの姿が
あまりに神々しくて毅然としていて、でも彼ひとりの
力では戦争は決して終わらないという事を知っているから
とても悲しい別れのシーンでした。

 デフォー演じる神父も子供たちや村人たちの幸せを祈り
続けているけれど、いくら神に仕えていても村人がナチスに
殺されるのを止められない自分の不甲斐なさに悩み苦しんで
いました。

 美しい村とナチスの非道な行動が対照的に描かれていた
から戦争の暗い影が一層感じられたのかもしれません。

 ロメック少年の目線で描かれた戦争映画、派手なシーン
はなくても戦争の怖さや酷さは充分に感じられる映画
でした。

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