忍者ブログ
映画に興味を持ち始めた 人達に届きますように
[550]  [549]  [548]  [546]  [48]  [545]  [544]  [543]  [542]  [541]  [540
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『突然消えた息子はどこに?そしているはずの
ないこどもたちの声が…』
B001WAAAI4永遠のこどもたち デラックス版 [DVD]
ジェネオン エンタテインメント 2009-05-22

by G-Tools

監督:J・A・バヨナ  製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ

あらすじ
 幼い頃海辺の孤児院で育ったラウラは30年ぶりに故郷というべき
この土地に夫と息子シモンとともに戻ってきた。

 すでに閉鎖されていたこの屋敷を買い取り、ラウラたちが再び孤児院
として再開する為だった。

 時々空想の友達と遊ぶシモンを心配していたラウラだが、実際の
友達ができればそれもなくなると期待もしていた。が、屋敷に引越して
から空想遊びがひどくなるシモン。

 ある日近所の人たちや子供たちを集め、ガーデンパーティをしている
最中シモンが消えてしまった…


 なんなんだ、ホラー映画なのにこの癒され感と感動は。

 「ヘルボーイ」や「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ
監督が関わっているスパニッシュホラーって事で断然興味を持った
この映画。

 少しBGMで脅かす場面がいくつかあったのは残念かな。そうで
なくてもジワ~と怖さは伝わってきたし、わかりやすい脅かしは
時にこちらを冷静にさせてしまいがち。

 それでも物語はとても素晴らしい。

 単にオカルト映画ではなく、母親の息子に対する愛情の深さや
悲しい孤児院の真実などドラマ面でも盛り上げてくれます。

 息子が忽然と消えて、その理由が孤児院での出来事に関係が
あると思っても周りから理解されない母親。しかし、その思いは
確信にかわりたった一人で息子を助け出そうとする。

 母は強し、です。

 この母親の愛情には同じスペイン映画の「アザーズ」のニコール・
キッドマンと子供たちを彷彿とさせました。あれも真実は悲しい話
でした。

 孤児院でラウラが引き取られた後に起こった悲劇。再びこの屋敷
に住む事になったラウラ。そしてシモンだけでなくこどもたちと
一緒にいる事を受け入れるラウラ。

 ラウラにとってここが戻る事を運命づけられていた場所だったに
違いありません。

 ラウラとシモンの現実はとても悲しすぎます。『あの時私が
あんな事をしていなければ…』と後悔と絶望のラウラ。

 しかし、ラストは現実の世界では悲劇でしかないのに、あちらの
世界では光に満ちて幸せな彼らの表情に癒され、心が温かくなり
ました。

 あちらの世界ではみんな仲良く楽しく暮らしているのだろうな、
と思うと心が癒されます。

 オカルト映画としても、恐怖ばあちゃんとか胡散臭いオカルト
研究家、ドアの向こうを横切る黒い影だとか、満足できるアイテム
も揃っております。

 そうそう、スペインにも「だるまさんが転んだ」のような遊びが
あったんですねぇ。ためになったねぇ~~ためになったよぉ~~。


  ◆1クリックで↓気分はハッピー◆
       にほんブログ村 映画ブログへ

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
WELCOME
prof
当ブログにようこそ
管理人のサイモンです。
主に映画の感想を中心に不定期に
更新しています。

関係ないトラックバックや
コメントがある為こちらで確認して
からの公開になりますので、ご了承を



◆サイモンからのお知らせ◆

映画タイトル一覧表を更新しました。
(4/2現在)


タイトルで探すならここ↓
eigatitle
ジャンルで探すならカテゴリーを
参考にして下さい。

お気軽にコメントお待ちしてます♪
ランキング参加中
ハチの一刺しならぬクリックの一押しにご協力を!
ブログ内検索
フリーエリア
edita.jp【エディタ】

最新トラックバック
アクセス解析
メールはこちらから
カウンター
忍者ポイント広告
忍者ブログ [PR]