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casa
監督 ラッセ・ハルストレム (「ギルバート・グレイプ」)

出演 ヒース・レジャー(カサノバ)  シエナ・ミラー(フランチェスカ)
    ジェレミー・アイアンズ(プッチ司教)  レナ・オリン(アンドレア)
    オリヴァー・プラット(パプリッツィオ)  オミッド・ジャリリ(サルヴァト)

『カサノバの愉快痛快恋愛劇、開幕』
あらすじ
 18世紀のヴェネチア、どんな女性も虜になるカサノバは今日も
修道院でメイク・ラヴ。そこへ兵士たちが飛び込んできて、彼は
お縄になってしまう。

 なんとか総督の計らいで無罪になったカサノバだったが、「良家
の娘と結婚して後ろ盾になってもらえ」と忠告されてしまう。運よく
見つけた箱入り娘ヴィクトリアとトントン拍子で婚約までこぎつける。

 そこへヴィクトリアに恋するジョバンニが現れ、何故か決闘
する事に。仕方なく剣を交えるカサノバだったが、実はその相手
はジョバンニの姉フランチェスカだった。

 女性の自立を説くフランチェスカはカサノバのような男が大嫌い。
そこでカサノバはとっさにサルヴァトと名乗ってしまう。しかし、
フランチェスカには婚約者パプリッツィオがいて、もうすぐヴェネチア
にやってきて結婚してしまう。

 真実の恋に目覚めたプレイボーイカサノバはいろいろな人になり
すまし、フランチェスカの結婚を阻止する為に奔走していく…


感想
 始めにWOWOWさんがこの時期にヒース・レジャーの映画を
放送した偶然に感謝です。ヒース・レジャーは本当にコスチューム
劇の似合う役者さんだと再認識しました。現実ではヒースの悲報が
伝えられた時期でしたが、映画の中で彼は今も生きています。

 
 それにしても面白かったッスよ(*⌒▽⌒*)b
 ドレスがヒラヒラしている歴史物って苦手分野なんですよね、
なんか堅苦しいっていうか…。それがハルストレム監督って理由
だけでの鑑賞、観ておいてよかったです。

 実はある勘違いをしていたんですね、前にジョニー・デップが
やってたじゃん…ってそりゃドン・ファンや!(ノ-o-)ノ  ┫
 アラン・ドロンが以前晩年を演じてた方のプレイボーイだった
んですねぇ。まぁこれだけこの手のジャンルには関心がなかった
って事です。

 プレイボーイが真実の恋にってウソくさ~い、どうせいつかは
女好き復活するんだよね~女の敵がっ。だけど、ラストのまとめ
方は素晴らしかったですよ、う~ん納得。

 ヒロインフランチェスカ以外のキャストは笑わかしてくれました、
あのジェレミーまでやってくれちゃうなんてファンとしては彼の
別の一面を見てしまいました。

 特に父親曰く箱入り娘のヴィクトリアはカサノバを見た途端、
興奮して鳥かごやバルコニー壊したり、どんだけ怪力もしくは
欲求不満なんだっ。処女らしいからいろんな妄想していたん
だろうねぇ。「絶倫」なんて言葉にも反応しちゃうし(≧m≦)

 巨漢の気のいいおじちゃんやらせたらベスト5に入るであろう
オリヴァー・プラットはラードまみれになったり、拷問をエステ
だと勘違いしたり、そしてこの映画でも彼のイイ人キャラは健在
でした~~(* ̄ー ̄)v

 展開がスピーディだし、クスクス笑えるシーンも多いので
恋愛よりもカサノバの口八丁で渡り合う軽快なコメディ映画
の印象が強かったです。いろんな名前を名乗った為ピンチに
なり、それを上手い事すり抜ける所なんて気持ちいいですよ。

 他のハルストレム監督作とは少し違った明るくて楽しい
映画に仕上がっていました。バックで流れるバロック音楽も
とても雰囲気を盛り上げてくれました。

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無題
サイモンさん、こんばんは。

ヒース・レジャーの訃報を聞いてこの映画思い出しましたよ。ハレストレム監督のだから、なんというかほのぼのしているんですよね。
私、この衣装がひらひらしてる時代の映画って好きなんです。あまり内容がわからなくてもそれだけで十分みたいな。
でも、これは楽しかったですね。さすがハレストレム監督って思いました。

ヒース・レジャーのご冥福をお祈りします。
トラバさせていただきます!
セシル 2008/01/24(Thu)22:52:43 編集
無題
セシルさん、こんにちは~

時代物もイケる口なんですね。ふんわりしたドレスとか女子は
好きですもんね。女子力高そうですね、セシルさんは。
ハレストレム監督の映画ってみんないい人でホッとします。
それがほのぼのムードになっているんでしょうねぇ。
ホント、監督の映画はハズレがなくて安心して観られますよ~~

(トラバ、いつもチェックしてから公開しているのですぐに
反映されなくてすいませんm(__)m)
サイモン 2008/01/25(Fri)11:49:21 編集
無題
こちらにもお邪魔しました♪
ヒースの訃報にはビックリしましたね。
まだ28才なのに・・・本当に残念です。

この映画は、コミカルで面白かったですね!
ヒースの魅力が溢れていました・・・ウルウル
由香 URL 2008/01/30(Wed)23:11:02 編集
由香さんへ
こちらにもありがとうございます。

この映画は一言で言うなら”楽しい”映画ですよね。
プレーボーイでも嫌味っぽくなく、女の敵なのにどうも
憎めない役柄でヒースの魅力が全開でしたね。

突然のヒースの訃報に驚きましたが、これをきっかけに
まだ観てないヒースの映画を観る機会になりました。
サイモン 2008/01/30(Wed)23:30:37 編集
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