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監督 フランク・コラチ

出演 アダム・サンドラー (マイケル・ニューマン)

    ケイト・ベッキンセール (ドナ・マイケルの妻)

    クリストファー・ウォーケン (モーティ・謎の男)

    ショーン・アスティン (ビル・水泳コーチ後に…)

    デヴィッド・ハッセルホフ (エイマー・社長)
『注意:いくら万能でも人生は巻き戻しできません』

ものがたり
 家庭より仕事優先のマイケルはいつか会社の共同経営者
になることを夢見つつ残業の毎日。幼い頃貧しかった彼は
お金持ち=幸せという考えを持っていた。

 ある日リモコンだらけの生活にイライラ、ひとつあれば
全てのリモコン操作が出来る”万能リモコン”を求めて
夜の街をさ迷う。

 生活用品店の奥のドアを開けると怪しげな男モーティが
マイケルの望みの品”万能リモコン”を無料で提供して
くれた、ただし返品不可という条件つきで。

 その”万能リモコン”、うるさい犬の声を小さくしたり
渋滞時間を早送りしたり、まさにマイケルにとって万能
なものだった。


感想
 この”万能リモコン”、ドラえもんのポケットの中に
ありそうなもの。のびたくんが「ドラえも~ん、ジャイ
アンに殴られたよぉ」
と訴えると、「ジャーン、万能
リモコン」
とポケットから取り出してくれるのが目に
浮かぶよう。

 しかもデジタル時代を反映してか、メニューを押すと
DVDのメニュー画面みたいなのが自分の周りに現れる。

 ”万能リモコン”の効果は、音声をコントロールできる、
苦手な両親との夕食会を早送りでとばせる、妻との思い出の
曲名が思い出せない時はチャプターで過去の映像が見られる、
など。

 特に早送りしている時のマイケルは自動操縦になっていて
勝手に必要最低限の事はしてくれる、ただ会話は返事する
ぐらいになるから夫婦のコミュニケーション不足になって
しまうという弊害はある。

 それに早送りした時の記憶はマイケルにはないから、
知りたければチャプターで映像を映すぐらい。過去の
出来事にはまるきり傍観者になってしまう。

 仕事人間のマイケルは”万能リモコン”で昇進したり、
ゆくゆくは大会社の社長にまで上りつめる。が、それも
早送りした結果なのでそこまでどのような過程があった
のか、それによって家族が何故バラバラになったのかは
知るよしもなかった。

 いつもイライラしているアダム・サンドラーの嫁が
ケイトとは…あのプロポーズのシーンがあっても、
どう考えてももったいない嫁ですよ。歳とってもキレイ
なケイト、顔はキツイけどね。

 クリストファー・ウォーケン、最近の役柄はハジケ
まくってます。今回の風貌は「バック・トゥ・ザ・フュー
チャー」のドクでもイメージした??

 衝撃的もしくは笑撃的登場シーンだったのはあの「ロード
・オブ・ザ・リング」で主役のフロドよりも涙をさそって
いたサムことショーン・アスティン。
 なんと趣味の悪い赤の海パン姿で登場です。しかも結婚式の
シーンではタキシードの下にこれをはいていた事が判明、
大恥をかいてしまいます。

 『早送りしてもいい現実なんてありえない。地道に今を
生きていきましょう』
そんなメッセージが含まれていた
ような気がします。
 コメディなのにちゃんと人生について考えさせられる、
とてもわかりやすい映画でした。
 ただタイトルに関しては残念ですね。(原題のクリックの
方がセンスあったなぁ)     

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監督 福田雄一

原作 石原まこちん

出演 佐藤隆太 (ジャンボ)

    塚本高史 (ミッキー)

    岡田義徳 (まっつん)


ものがたり
 ファミレス「BIG BOY」で深夜になると集合する3人。
いつもフライドポテトを注文するジャンボ、イケメンなのに服の
センスが全くないミッキー、無口なのに突然不思議な行動をする
まっつん。
 
 今日もまた意味のあるような無いような会話で友情を深める
のであった…(オーバーですが)


感想
 一話5分弱の話が10~11話収録されています。それの
どれをとってもくだらないです。
 そこがとってもイイ味を出していて、一本見るとシリーズ
続けて見たくなる魅力があります。

 クスッという笑いもツボにはまって大笑いしてしまう所も
あり、日本のコメディとしてはわかりやすく面白い映画…
ドラマ??です。

 ほとんど3人の会話や行動で成り立っている「THE 3名様」
時々パフェおやじとか幸薄そうな親子とかが出てきて3人を
食っちゃうキャラクターも登場したりします。
 基本は3人だけですが。

 すごくゆるい感じの脱力コメディとでもいうのでしょうか。
ある意味、癒し系?かもしれません。

 特に今回のDVDで気に入ったのは#19「大変ですよ」。
(”コエンザイム”という言葉を聞いた事があるものの、それが
何かはわからずにそれをそれぞれ知ったかぶりする3名様…
さてどうなるのか…)

「…コ、エンザイムですよ」

「そうですね、フォルムがいい、ですよね…」

「…今度新型がでるみたいですよ、コエンザイム。
メカニック、な感じの?」


「まぁ…コエンザイム、大変ですよ」

「…コエンザイム…キュー、テン?ですか…」

「いや、9点はあげられないでしょ」

「…6点でしょ」


 「THE 3名様」は6本DVDで出ています。続きものでは
ないのでどれから見ても大丈夫です。
 派手な演出は全く無いものの会話の面白さは味わえると
思います。特に木更津キャッツアイファンにはこの主演の
”3名様”はとても魅力的だと思います。

      


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監督 ジャド・アパトー

出演 スティーヴ・カレル (アンディ)

    キャサリン・キーナー (トリシュ・アンディの彼女)
  
    ポール・ラッド (デビッド・同僚)

    セス・ローゲン (キャル・同僚)

    ロマニー・マルコ (ジェイ・同僚)

『アンディ、40歳にして大人の階段上る』

ものがたり
 家電量販店で働くアンディはおとなしそうな印象の為、
同僚とも遊ばずに休日はもっぱらゲーム三昧。ある日、
ポーカーに誘われたことをきっかけに同僚たちと意気投合。

 しかし、その場で40年間女性経験がないことがばれて
しまう。そんな彼に同僚たちはアドバイスをするものの裏目
裏目に出てしまう。

 ところが職場近くで働く女性トリシュと知り合いになった
アンディ、同僚たちの協力の下彼女とつき合う事になる。
 さて人生最大の経験をアンディは上手く乗り切ることが
できるのか…。


感想
 レンタルするの、とても恥ずかしかったです。タイトル、
ストレートすぎるので。
 しかし日本では知名度がイマイチのこの映画、2005年度
全米での年間興行収入19位の作品です。

 内容はベタベタのコメディで結構大笑いのシーンが多かった
ですね。下ネタも多いけれど「メリーに首ったけ」や「アメリ
カン・パイ」あたりの映画好きな人には絶対オススメ。

 面白シーンを少し紹介すると、胸毛を脱毛しに行くアンディ。
テープをはがすのがとても痛かったらしく「ギャー」の悲鳴のあと
「このバカ女」とか「F○CK」とか、とにかくキタナイ言葉を
叫びまくる。ここは特に笑えました。

 メイキングでは実際に脱毛していましたよ。映画ほど胸毛、
濃くなかったですけど。(CGでしょうか)

 あとはお見合いパーティで女性の胸がポロリするところとか
コンドームの使い方が判らなくて風船のように膨らませて
しまったりとか。(中学生の男子のようです)

 前半はドタバタコメディ、後半トリシュとデートを重ねる
ようになってからは主人公の誠実さが表れてきます。今まで
女性経験なかったのも彼女とめぐり合うためだったんだと
告白するシーンは正統派ラブストーリーのようでした。

 主役のスティーヴ・カレル。アカデミー作品賞候補になった
「リトル・ミス・サンシャイン」にも出演しています。

 そんな彼に注目したのはジム・キャリー主演の「ブルース・
オールマイティ」。脇役ながらも、ある場面ではジムを食って
しまいそうな怪演を見せていました

 ラストはなんだか主人公同様心も身体もすがすがしい気持ちに
なる映画でした。めでたしめでたし。

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監督 ノーラ・エフロン

出演 ニコール・キッドマン (イザベル)

    ウィル・フェレル (ジャック)

    シャーリー・マクレーン (アイリス)

    マイケル・ケイン (ナイジェル)

    ジェイソン・シュワルツマン (リッチー)

ものがたり
 落ち目の俳優ジャックは「奥さまは魔女」のリメイク版で
起死回生を狙う為、ドシロウトのイザベルをサマンサ役に
大抜擢。それは自分を目立たせるための作戦だった。

 しかし、予想に反してドラマでのイザベルの評判はうなぎ
のぼりでジャックの思惑ははずれてしまった。

 この美人だけどどこか世間とずれているイザベルこそ、
人間界に降りてきた本物の魔女だった。しかもドラマ同様
ふたりは恋におちてしまった。


感想
 ネットでも酷評の嵐だったこの作品。理由を聞けば『ニコール
の相手役がかっこよくない』とか『演技がクドい』とか。
 ようするにウィル・フェレルがお嫌いですか?、日本の
みなさんは。

 彼の持ち味は『クドい』、『オーバーリアクション』、
ファンにはこれがたまらない魅力でもあります。それが
日本では受け入れられない理由かもしれませんが…。
(あまりクドい笑いは嫌われるし)

 それにオリジナルのそのもののリメイクだと思ったり、
ニコール目当ての人が多かったんじゃないんでしょうか。オリ
ジナルの思い入れが大きい人にはオススメできる作品ではあり
ませんが。

 いつもはドラマ性の高い作品に出演のニコール、こういうコメディ
タッチの作品はめずらしいですね。そして、今まで見た事のない
キュートでかわいらしい彼女が見られます。
 相変わらずの透き通るような白肌なのでピンク系のファッション
がよく似合います。

 今回で魔女役は二回目ですからハマリ役ですね(以前はサンドラ・
ブロック共演のプラクティカル・マジック

 もちろんオリジナル同様の鼻ピクピクッもあります、ただ
今回のイザベルは耳を触って魔法をかけます。

 そしてこの魔女イザベルがちまたではやりの”だめんず
ウォーカー”
。ダメな男ほどほっとけないので、ウィル扮する
ジャックの『私がいなくちゃダメな人』に惹かれてしまいます。

 はたからみたら自己チューでオレ様な本当に嫌な男ジャック、
ウィル・フェレルだったからこの役を面白おかしく、ハチャ
メチャに出来たのだと思います。
 これがイケメン俳優だったら、ホントにただイヤミな男に
なっていたことでしょう。当初はジム・キャリーが候補だった
そうだけど、最近の勢いでいえばウィルで正解でしたね。

 脇もちゃんとマイケル・ケインとシャーリー・マクレーンの
大御所が固めているし、”フラットパック”仲間のスティーヴ・
カレルもインパクトある登場をしています。コメディファンも
大喜びです。

 魔女なら証拠をみせろと言われ、いろいろやるものの手品が
上手いね、ぐらいにしか思われない所は、確かに最近の手品は
かなりこってますからねぇ。

 かなり甘ったるい終わり方はご愛嬌ということで、ここは
”ウィル主演のニコール共演映画”とでも
しておいた方が世間のお怒りも少しは静かだったのではないで
しょうか。

 ちなみにラズベリー賞で名誉ある”ワーストカップル”賞
受賞です、コメディアンにとってはおいしいです。
(まぁニコールは不名誉だろうけど)

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監督 三木聡(「時効警察」)

原作 奥田英朗
 
出演 松尾スズキ

    オダギリジョー

    市川実和子

    田辺誠一
あらすじ
 総合病院の地下にある怪しげな精神科、担当の伊良部も相当
変わった医者でかたわらにいるマユミちゃんもSっ気満々の
看護婦さん。
 そんな変わり者の元へ今日も悩みを抱えた人たちがやってくる。
伊良部のヘンテコな治療で彼らは完治するのか…。

 これは『時効警察』にハマっている人には特にオススメ。
時効課のみなさんが脇役で出演してるし、監督も同じなので
あの独特の空気感が味わえます。

[患者1]田口哲也(オダギリジョー)
[症状]朝起きてからずっと下半身が元気なままでおさまらない。
それが数日続いている。会社でも気付かれないようにひざ掛け
は必須。歩く時はカバンで前を隠しながらかポケットに手を
入れながら。通常の生活が困難になり泌尿器科から精神科に
回される。


[患者2]岩村涼美(市川実和子)
[症状]出勤しようと家を出ても何回も不備がないか家に戻って確認
しないと心配でならない。電気を消し忘れても、まぁいいかと
思うもののもしタコ足配線が原因でショートして火事に…など
悪い方向へ考えが行ってしまう。出張にも家が心配で戻ってしまう
など仕事に支障が出てきた。


[患者3(予定)]大森和雄(田辺誠一)
[症状]健康の為に始めたスイミング。毎日泳がないと気がすまなく
なり、仕事で行けない事になるとイライラする。トイレの洗面台に
水をためてピチャピチャやるとなんだかホッとする。


 大人計画の松尾スズキの伊良部医師のキャラクターがすごすぎです。
患者さんにいきなり「♪学校の先生風邪ひいて〜学級閉鎖に
なりました〜ダワワワ〜ヒューヒュー♪…この続き知ってる?」
(なんじゃこの歌、でもわたしはここが一番ハマった)

 インパクトありすぎです、風貌も怪しさ全開。「真夜中の弥次さん
喜多さん」の”ひげの花魁”もキャラ濃かったです。
監督した「恋の門」も独特の世界が面白かったぁ。

 そんな怪しい医者の元にくる患者さんも一筋縄ではいかない
突拍子も無い症状の人ばかり。
特に下半身が元気になりっぱなしの田口のオダギリジョー、ステキな
お尻を見せてくれますよ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

 彼がそうなったのも夢に原因が…それは別れた奥さんがぐるぐる
回って目を回すのを自分が笑いながら見ているというもの。
いやらしいシーンではないのになんだかエロティック。

 精神的な病気を扱ってはいるものの深刻な映画ではなく、むしろ
笑っちゃいましょう、な映画です。
こんな精神科医がいたら心配で初診でやめちゃうか、余裕があれば
面白がって通っちゃうかですね〜〜

 時効警察の三木聡と大人計画の松尾スズキがタッグを組んだこの
ヘンテコな映画、笑いあり、涙…はなく、少しの癒しもあり、
とっても楽しい映画でした ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪

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監督 ディーン・パリソット

出演 ジム・キャリー (ディック・ハーパー)

    ティア・レオーニ (ジェーン・ハーパー)

    アレック・ボールドウィン (ジャック・マカリスター)

    リチャード・ジェンキンス (フランク)


ものがたり
 IT企業に真面目に勤めていたディックに昇進のチャンスが
やってきた。しかし、その直後会社の倒産が発表され全従業員
が解雇されてしまう。

 再就職もままならないディック。妻ジェーンも仕事を辞めて
しまった為このままでは一家はいずれ路頭に迷うことに…。
 悩んだあげくディックとジェーンは強盗稼業に勤しみ始める。


感想
 最初のキャスティングでは「マスク」以来のジム&キャメロン
コンビだったそう。まぁティアの方が母親役としてはしっくり
くるかもしれないけれど、華やかさではキャメロンの方が数倍
上だったでしょうね。

 部長昇進の天国から会社倒産でリストラの地獄まで一気に落ち
てしまうディック。失業初日誰もいない家で何をしていいかわから
ず、ヘンな運動や行動をする彼は典型的な仕事人間です。休日の
過ごし方やヒマのつぶしかたがわからないというか…。

 映画自体はコメディなのでこんなつらい状況も笑いにかえて
見せてくれるので暗い気分にはならないのでご安心を。

 水道も止められた一家が体中泡だらけにして隣の家の庭の
スプリンクラーで急いで洗い流すシーン面白いです。

 やっと面接にこぎつけた会社に着くと次々に同じような人たち
が我先に面接会場に行こうといろいろな方法で他人の邪魔をする。
 が、会場に着くとすでに長蛇の列ができていた。このシーンは
コメディ映画の定番とも言えそうなシーンです。

 初強盗でコンビニ強盗をするつもりがただのジュース飲み逃げ
になる所はディックの気の弱さがよくわかります。強盗稼業を
始めても、面接で散々バカにしたイヤなヤツの所やいかにも
悪い商売をやっていそうなお店とかに目をつけるのはふたりの
人の良さが出ています。

 最後の強盗のターゲットとなる前社長のマカリスター。実は会社
の株を売ったおかげて大儲けをしていたんですね。従業員全員
リストラしたにもかかわらず。
 そんな悪どいマカリスターにふたりは息の合ったチームプレイ
で財産をものにします。

 そしてその結果はリストラされた全従業員にとってハッピーな
結末で見ているこっちまでスカッとします。それはどういう結末
なのかは観てのお楽しみです。     

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