忍者ブログ
映画に興味を持ち始めた 人達に届きますように
[328]  [325]  [326]  [189]  [109]  [93]  [324]  [323]  [322]  [321]  [320
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 
監督 森田芳光(「家族ゲーム」) 
原作 江國香織(「東京タワー」)

出演 佐々木蔵之介 (間宮明信・間宮兄でビール会社勤務)

    塚地武雅 (間宮徹信・間宮弟で小学校の校務員)

    常盤貴子 (葛原依子・小学校の先生)

    沢尻エリカ(本間直美・ビデオ店員)

    北川景子 (本間夕美・直美の妹)
『間宮兄弟のほのぼのした日常』
物語
 いい歳なのに兄弟で同居している”間宮兄弟”。どこへ行くにも
いつでも一緒の仲のいい兄弟、女っ気はふたりとも全く無いが全然
淋しくない。
 
 それでも恋はしたいと自宅でカレーパーティを開く事にする。
誘ったのは弟の小学校の先生とビデオ屋のかわいい女の子。恋の
発展は期待できないけれど、日常に女性が関わった事で少しは
”間宮兄弟”に変化は訪れるのだろうか…。


感想
 この映画は時間がとってもゆったりと、気持ちよく流れて
いきます。大した事件が起こるでもなく、一歩間違えたら
キモイ兄弟と思われそうな”間宮兄弟”の普通の日常。

 見た目からすると兄には彼女がいても不思議じゃない。なのに
興味がないというか…多分それは兄弟でいる事がとっても心地
いいから。でも、だからといって他人と関わるのが嫌いとか
じゃなく、ちゃんと日常に変化をもたらそうと女性を部屋に
呼ぶなんて計画を立てたりする所が微笑ましい。

<間宮兄弟の日常>

* TVで野球観戦はスコアブックをつけながら。試合終了後
は紙ふぶきで盛り上がり…その後はちゃんと掃除機で片付け。

* ビデオ鑑賞は電気を消してポップコーンを食べながら。
兄はビール、弟はコーヒー牛乳は必須。

* 毎日夜は恒例の反省会。弟が落ち込んでいるときは
”塩むすび”を忘れずに。

* お母さんの誕生日は三人で食事会。女性の影がなくても
「オンナにモテなくても大丈夫よ~」と母に励ましてもらい、
一安心。

 間宮兄弟のみならず、女性陣のキャラクターもなかなか
魅力的です。依子先生は地味な感じなのにゲームの最中、
間宮弟にチラリと色気を見せてゲームの主導権を握ったりする。

 ビデオ屋の直美ちゃんは野球に夢中の彼氏がいるのに間宮兄弟の
存在でとても癒されている、残念ながら恋には発展しそうもない
けれど。直美ちゃんの妹夕美ちゃんもこっそりと間宮弟の学校に
出没したり、結構お気に入りのご様子。

 多分この”間宮兄弟”役の佐々木さんと塚地さんが嫌いで
なければ、”間宮兄弟”がとっても愛すべき存在のように思える
はずです。

 ゆる~い空気感やゆる~い日常の話が苦手でなければ、
「間宮兄弟」は程よい湯加減のお風呂にゆっくりつかっている
気分になれる映画だと思います。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
WELCOME
prof
当ブログにようこそ
管理人のサイモンです。
主に映画の感想を中心に不定期に
更新しています。

関係ないトラックバックや
コメントがある為こちらで確認して
からの公開になりますので、ご了承を



◆サイモンからのお知らせ◆

映画タイトル一覧表を更新しました。
(4/2現在)


タイトルで探すならここ↓
eigatitle
ジャンルで探すならカテゴリーを
参考にして下さい。

お気軽にコメントお待ちしてます♪
ランキング参加中
ハチの一刺しならぬクリックの一押しにご協力を!
ブログ内検索
フリーエリア
edita.jp【エディタ】

最新トラックバック
アクセス解析
メールはこちらから
カウンター
忍者ポイント広告
忍者ブログ [PR]