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『向かいのアパートから幸せな家族を
覗き見る女の目的は?』

B00147TURM題名のない子守唄 [DVD]
ピエラ・デッリ・エスポスティ, クラウディア・ジュリーニ, クセニア・ラパポルト, ミケーレ・プラチド, ジュゼッペ・トルナトーレ
Happinet(SB)(D) 2008-05-30

by G-Tools

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ(ニュー・シネマ・パラダイス)

あらすじ
 ウクライナ出身のエレーナはある目的の為イタリアの金属商アダケル
家の家政婦になる。

 アダケル家は夫妻と養女であるテアの3人家族。一見幸せそうな
家族だが妻は夫の留守中に他の男と浮気、テアも病気で生傷が絶え
ない。

 実はエレーナは過去の自分から決別する為人を殺め、家政婦になる
為に前家政婦を階段から突き落としていた。そこまでしても果たしたい
目的とは…

 向かいのアパートに住み夜も家を監視するエレーナ。そして
とうとうアダケル家の隠し金庫から自分の求めていた物を見つける
のであった。


 一応ドンデン返しのあるサスペンス映画と聞いていたものの監督が
トルナトーレだからと甘くみていたら血の量が多くてビックリ。

 フラッシュバックで挟まれる主人公エレーナの過去のシーンも
かなり過激でエロティック。それも酷い目にあうという女性なら
目を背けたくなるようなもの。
(この女優さん過去と現在では全く別人に見えます、すごい)

 以前観た「セックス・トラフィック」という売春婦として人身売買
される女性がテーマの映画。過去の説明もないまま映像だけを見て
いるとエレーナはまさにその状況。

 でも、エレーナや他の女たちがされた事はそれ以上に女としての
役割を金で買われるというもの。これが映画になっているって事は
実際にもあるんだよね、きっと。

 せっかく愛する男が出来て、妊娠したのに引き裂かれてしまった
エレーナ。その結果…

 サスペンスらしい定番のシチュエーションも。例えばアダケル家に
忍び込む為家政婦に近づきバッグから鍵を盗み出すシーンや街で偶然
アパートの管理人と会ってしまうシーン。
 エレーナの心臓同様ドキドキもんです。

 そしてオチを推理するも裏切られてしまう快感。最近ドンデン返し
を謳う映画に何度ため息をついてしまった事か…。

 最初の方での私の想像ではエレーナがアダケル家に近づいた理由が
売春婦時代の客の家で復讐しようとしているとか、実はアダケル夫が
昔愛した人だったとか。

 まぁ、それは安易な推理でしかなかったんですが…

 断ち切ったはずの過去が姿を現す後半は一気にサスペンス度アップ。
どこまで逃げてもエレーナの幸せはないのか?

 最後は今までの緊迫感が清々しさに変わります。血よりも心の繋がり
の強さを感じました。

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 <トルナトーレ監督の映画はつい観てしまいます>
      

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無題
私もサイモンさん同様、サスペンスだからという事で安易に忍び寄った家の夫が何かあるんだと想像して観てました(^_^;)だけどそうでなくそこの娘でしかも自分の子ではないか?という目的とは…サスペンスでなく悲しい映画だと思いました。出所した時に逢いに来てくれたシーンは感動してしまった(T_T)
miyo 2009/02/07(Sat)02:03:46 編集
miyoさんへ
想像した以上のオチがある映画って最近無いですからね。
淡々としている映画なのかと思っていたら冒頭から
セクシャルなシーンが何度も出てきてエロティックな
映画か?と思っていたら一転して怪しい行動をする
謎の女のサスペンス映画に変わりましたからね、見事です。
ラストは感動させるってやはりトルナトーレって感じでしたね。
サイモン 2009/02/12(Thu)01:20:44 編集
無題
トルナトーレ監督のイメージと随分ギャップのある作品でしたが、この映画は大好きです。何だか最初の方はよくわかりませんでしたが、だんだんと彼女の行動の理由がわかってきました。ボロボロの映画だと思って観てましたが、最後は希望が見られて良かったです。とっても感動した好きな映画です。ちなみに僕は観た映画はだいたい好きになってしまいます(笑)
忍者マン 2011/10/05(Wed)17:31:45 編集
忍者マンさんへ
トルナトーレ監督=感動作というイメージだったので
最初あらすじを読んだ時は「どうしたんだ?」と思った
ものです。

この人身売買は女の立場からしても見ていてつらい場面
でした。求められているのは”女にしかできない事”。
つらい過去から再生へ向けての感動のラストに主人公
同様救われた気がしました。

私も自分が選択して観た映画はいい点を見つけて
楽しむようにしています。批判ばかりだとつまらない
ですものね。
サイモン 2011/10/05(Wed)18:43:02 編集
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