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監督 マイケル・ケイトン=ジョーンズ

出演 シャロン・ストーン (キャサリン・女流小説家)

    デヴィッド・モリッシー (マイケル・精神科医)

    シャーロット・ランプリング (ミレーナ・精神科医)

    デヴィッド・シューリス (ウォッシュバーン・刑事)


『キャサリンが仕掛ける官能の罠・第二章』
物語
 キャサリン・トラメルはセクシーなベストセラー作家。深夜
のドライブ中でもサッカー選手を横に乗せ、絶頂の真っ只中。
 が、車は事故によりテムズ河に沈んでしまい、キャサリン
だけが助かる。

 その事故に疑問を持ったウォッシュバーン刑事は信用の置ける
精神科医マイケル・ダラスにキャサリンの精神鑑定を依頼する。

 キャサリンの美貌に翻弄されるマイケルの周りで次々と
殺人事件がおこり始める。

 マイケル失脚の記事を書いていた記者、その記者と関係を
持っていた元妻。マイケルは危険としりつつもキャサリンの
とりこになっていく…。


感想
 ラジー賞おめでとう。いや、そんなに言うほど悪くなかった
ですよ。ラジー賞って事でハードルを思いっきり下げて観て
ましたから。

 前作ではピチピチして脱ぎまくっていたシャロンももう
○○歳。体や顔の手直しするぐらいなら脱がなくっても
全然残念じゃなかったですよ。
(まぁキレイでしたよ、お直ししたボディは)

 官能の部分では前作には及ばないもののサスペンス映画
としては結構面白かったですよ。だから、続編にしないで
ちょっとキャラ設定を変えて別の映画にすればよかったかも。

 精神科医の名前がマイケル・ダラスってどんだけマイケル・
ダグラスに出てほしかったんだっ。もしや笑う所ですか。
 いやぁ、このたった一文字違いでこんな頼りなくキャサリンに
思いっきり手の平の上で遊ばれてしまうどーしようもない
精神科医になってしまうんでしょう。

 キャサリンとM・ダグラスは対等だったけど、ダラスじゃ
格が違いすぎるんですよね。

 今回も前作同様キャサリンの奔放な性生活が拝めます。
しょっぱなのドライブシーンでは寝ているサッカー選手の
指…多分、でキャサリンはひとり遊び。

 場末の路地で男に声をかけ、天井から覗いているであろう
ダラス医師に見せ付けるかのようなH。

 ダラス医師もキャサリンに惚れてしまって嫉妬の炎が
メラメラ。仕事も上手くいかなくなります。

 そんなダラス医師をキャサリンが操縦、あの刑事は悪徳
刑事なのよ、なんて言われてしまい誰も信用できなく
なってしまいます。
(この刑事の最初のシーンの顔、久米宏かと思いましたよ)

 事件はめでたく解決…でも本当にそれで終わったのかは
ラストシーンでの意味深な会話により闇の中。

 最後のある人のひきつり笑顔、それこそがまさに「氷の
微笑」でした。お後がよろしいようで。

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