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監督 ロン・ハワード (「アポロ13」)

出演 トム・ハンクス (ラングドン・宗教学教授)

    オドレイ・トトゥ (ソフィー・暗号解読官)

    イアン・マッケラン (リー・宗教史学者)

    ジャン・レノ (ベズ・フランス警察の警部)

    アルフレッド・モリナ (アリンガローサ司教)

『キリスト伝説のタブーに迫る謎、解明』
物語
 ルーヴル美術館で館長ソニエールが殺害される。死体には
暗号とメッセージが書かれていた。警察によって消された
一行「PS ラングドンを探せ」により、ラングドンは
殺人事件の容疑者になってしまう。

 その彼を助けたのは警察で暗号解読をしているソフィー。
彼女は実はソニエールの孫娘だった。

 死体の暗号を解いたふたりはダ・ヴィンチの絵画に隠された
鍵を発見。貸し金庫からクリプテックスを手に入れる。その
中にはキリストの聖杯に関するパピルスが入っているが、
解読せずに無理に開けるとパピルスはとけてしまう仕掛け。

 ふたりはリーを訪ね協力を依頼する。彼は自分が研究して
いたキリストに関する事実とも仮説ともとれる事を告げる。
「キリストには子孫がいる」と。


感想
 冒頭のルーヴル美術館からほとんどの場面が夜という暗い
画面。謎ときミステリーには雰囲気があっていい?

 ダ・ヴィンチのタイトルからして絵画の謎とき中心という
予想とは違い、「最後の晩餐」に隠されたメッセージを
読み解いた結果、ここからはキリスト教の根源をくつがえす
謎ときになっていく。

 キリスト教の意味を知らなくても、キリストの人物像や
生涯を少しでもわかっていれば物語に入っていくことが
できるかもしれない。

 歴史物の難しさより、次から次へ暗号を解読していく
ミステリー物の面白さが感じられる。ここにもダ・ヴィンチ
の発明したクリプテックスが関係してくる。それは彼が
シオン会という謎に満ちた団体の一員であり、ある事実を
ずっと守り続けていたことによるもの。

 しかしダ・ヴィンチは自分の絵画を暗号のように使い
その事実を見せていた。それが「最後の晩餐」に記された
というキリストの聖杯。

 キリストという伝説の人物が神ではなく人間的であっては
困る組織から追われるラングドンとソフィー。彼らが持つ
ものこそがキリストとマグダラのマリアの関係を事実
だと伝えるもの。

 お互いにキリスト伝説を守るものとキリストの人間性の
結果を守るものとの対立で殺人事件が次々に起こっていく。
それほどまでにして守りたいものとは?

 エンドロールの最後に「これはフィクションであり…」の
一説。原作や映画での解釈のあまりの反響にこう記さずに
いられなかったのでしょうか。

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