映画に興味を持ち始めた
人達に届きますように
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私の中で最恐映画「女優霊」のハリウッド版の
「THE JOYUREI~女優霊」
を鑑賞したので、この二作を比べてみようと思います。
「THE JOYUREI」のあらすじ
映画監督マーカスはスランプ状態。恋人は病気で先が長くないらしい。
そんな状況の中新作に取り掛かるマーカス。昔撮影中止になった映画
をその撮影場所だったトランシルバニアで撮る事になる。しかし次々に
不気味な事件が起こり、マーカス自身も夢や妄想に悩まされていた…
「女優霊」のあらすじ
新人映画監督の戦時中を舞台にした映画の撮影が古い撮影所で始まる。
憧れの女優を前に順調に進む撮影。途中までのフィルムを試写すると
途中から古い映画の映像が二重焼きされていた。誰も見た事のない映像。
が、監督はその映像に見覚えがあった…
<そもそも霊じゃないでしょ>
日本の「女優霊」はそのものずばり幽霊。かたや「THE JOYUREI」はある前提に
物語が進んでいく。それは撮影する映画の内容にリンクするもの。
母親が悪魔と契約し、生まれた娘が村人たちによって殺される。
そんな都市伝説の映画化。事実なのかただの伝説なのか。
やはり幽霊って存在は漠然としすぎているのでしょう。悪魔ってキーワード
を入れる事によって欧米の人たちは怖さを感じる。それは私たち日本人に
とっては白い服を着た幽霊と同じ事。お国柄の違いですね。
<ヒタヒタと忍び寄る。ドーン!!とショッキング>
日本の「女優霊」の怖さ。それはハッキリその存在が映らない事。ぼんやりと、
だけど女である事そして音声はなくてもその女が笑っているのがかろうじて
わかる。そのボヤケ加減が絶妙。
人も目の前で死ぬのは一人。折れた足の角度が怖い。ピクピクする断末魔。
スプラッター描写は全くない。でも、その何かがヒタヒタと確実に忍び
寄っているだろうヒンヤリ感。
「THE JOYURE」はショッキングなシーンの連続。人もそこそこ死にます。
虫の大群が人に襲いかかります。痛そうです、キモチワルイです。
ドロドロしてます。胎児をご出産なさります(へその緒つき)
二重焼きされたフィルム映像が全く違います。主演女優の後ろに映るもの。
「女優霊」では上に書いたように絶妙なボヤケ加減で不気味さを増して
います。「THE JOYUREI」は煙のようなものが女の姿にハッキリ映ります。
<主演はユーレイです。こっちはイーライ・ロスです>
「女優霊」主演は柳ユーレイです。今は柳憂怜…ちょっとやぎらゆうや
みたいですね。一瞬やぎらゆうや、かと思いました。
「THE JOYUREI」は冒頭、昔のトランシルバニアでの同じ題材の映画
の撮影風景から始まります。そこで監督しているのがイーライ・ロス
です。でも、出番はこれだけです。勿体無いです。
<ラストシーンの怖さが違いすぎる>
私が最恐であると思う最大の理由がラストのシーン。怖い幽霊像と
されているのが恨みを持った顔。確かにそれも怖い。でも、この
「女優霊」はケタケタ笑うんですよ。笑うのが一番怖いんですよ。
WOWOWで当時観てしばらくあの顔が脳裏から離れなかったです。
「THE JOYUREI」はマーカスの恋人が関わってきます。そして恋人
に撮影すると告げたシーンの本当の意味がわかります。…って
いうか、後味が悪くないしゾッともしない。愛の力は偉大だね、
とでも言いたいのか。まだ、その先のオチがあったけどまさか
「THE JOYUREI 2」なんて作らないよね…。
<結論>
「女優霊」は幽霊なんです!!だけど、「THE JOYUREI」は
幽霊というよりも悪魔の娘なんですよ。これはパッケージ
サギですよ。
話も撮影スタジオで不気味な事件が起こる。フィルムの二重焼き
に映る謎の女。落下事故。それらのキーワードをハリウッド向けに
アレンジして全く別の”女優霊”が出来上がったわけです。
私は日本独特の陰湿なじめっとしたホラーも、洋画のグチャグチャ
があったり、悪魔が乗り移るようなホラーも、どちらも好き
…いや、そこまで好きでないけれど、好んで観ます。
だから
心霊番組が大好きであまり心臓に負担のかかる脅かしのない分
夜中にふと思い出してゾクゾクッとするようなホラー映画が
好きな人には、本家「女優霊」。
やっぱりホラーは人が悲惨な死を迎えて、ショッキングなシーン
の連続でないと物足りない。虫の大群もどんとこい!の人には
ハリウッド版「THE JOYUREI」。
あっ、あとはイーライ・ロスの姿が一目見られるだけで嬉しい
人は「THE JOYUREI」ですね。…でも、最初しか出ないですからね。
にほんブログ村
ツイート
「THE JOYUREI~女優霊」
を鑑賞したので、この二作を比べてみようと思います。
「THE JOYUREI」のあらすじ
映画監督マーカスはスランプ状態。恋人は病気で先が長くないらしい。
そんな状況の中新作に取り掛かるマーカス。昔撮影中止になった映画
をその撮影場所だったトランシルバニアで撮る事になる。しかし次々に
不気味な事件が起こり、マーカス自身も夢や妄想に悩まされていた…
【25%OFF】[DVD] THE JOYUREI ~女優霊~ |
「女優霊」のあらすじ
新人映画監督の戦時中を舞台にした映画の撮影が古い撮影所で始まる。
憧れの女優を前に順調に進む撮影。途中までのフィルムを試写すると
途中から古い映画の映像が二重焼きされていた。誰も見た事のない映像。
が、監督はその映像に見覚えがあった…
女優霊 【DVD】 |
<そもそも霊じゃないでしょ>
日本の「女優霊」はそのものずばり幽霊。かたや「THE JOYUREI」はある前提に
物語が進んでいく。それは撮影する映画の内容にリンクするもの。
母親が悪魔と契約し、生まれた娘が村人たちによって殺される。
そんな都市伝説の映画化。事実なのかただの伝説なのか。
やはり幽霊って存在は漠然としすぎているのでしょう。悪魔ってキーワード
を入れる事によって欧米の人たちは怖さを感じる。それは私たち日本人に
とっては白い服を着た幽霊と同じ事。お国柄の違いですね。
<ヒタヒタと忍び寄る。ドーン!!とショッキング>
日本の「女優霊」の怖さ。それはハッキリその存在が映らない事。ぼんやりと、
だけど女である事そして音声はなくてもその女が笑っているのがかろうじて
わかる。そのボヤケ加減が絶妙。
人も目の前で死ぬのは一人。折れた足の角度が怖い。ピクピクする断末魔。
スプラッター描写は全くない。でも、その何かがヒタヒタと確実に忍び
寄っているだろうヒンヤリ感。
「THE JOYURE」はショッキングなシーンの連続。人もそこそこ死にます。
虫の大群が人に襲いかかります。痛そうです、キモチワルイです。
ドロドロしてます。胎児をご出産なさります(へその緒つき)
二重焼きされたフィルム映像が全く違います。主演女優の後ろに映るもの。
「女優霊」では上に書いたように絶妙なボヤケ加減で不気味さを増して
います。「THE JOYUREI」は煙のようなものが女の姿にハッキリ映ります。
<主演はユーレイです。こっちはイーライ・ロスです>
「女優霊」主演は柳ユーレイです。今は柳憂怜…ちょっとやぎらゆうや
みたいですね。一瞬やぎらゆうや、かと思いました。
「THE JOYUREI」は冒頭、昔のトランシルバニアでの同じ題材の映画
の撮影風景から始まります。そこで監督しているのがイーライ・ロス
です。でも、出番はこれだけです。勿体無いです。
<ラストシーンの怖さが違いすぎる>
私が最恐であると思う最大の理由がラストのシーン。怖い幽霊像と
されているのが恨みを持った顔。確かにそれも怖い。でも、この
「女優霊」はケタケタ笑うんですよ。笑うのが一番怖いんですよ。
WOWOWで当時観てしばらくあの顔が脳裏から離れなかったです。
「THE JOYUREI」はマーカスの恋人が関わってきます。そして恋人
に撮影すると告げたシーンの本当の意味がわかります。…って
いうか、後味が悪くないしゾッともしない。愛の力は偉大だね、
とでも言いたいのか。まだ、その先のオチがあったけどまさか
「THE JOYUREI 2」なんて作らないよね…。
<結論>
「女優霊」は幽霊なんです!!だけど、「THE JOYUREI」は
幽霊というよりも悪魔の娘なんですよ。これはパッケージ
サギですよ。
話も撮影スタジオで不気味な事件が起こる。フィルムの二重焼き
に映る謎の女。落下事故。それらのキーワードをハリウッド向けに
アレンジして全く別の”女優霊”が出来上がったわけです。
私は日本独特の陰湿なじめっとしたホラーも、洋画のグチャグチャ
があったり、悪魔が乗り移るようなホラーも、どちらも好き
…いや、そこまで好きでないけれど、好んで観ます。
だから
心霊番組が大好きであまり心臓に負担のかかる脅かしのない分
夜中にふと思い出してゾクゾクッとするようなホラー映画が
好きな人には、本家「女優霊」。
やっぱりホラーは人が悲惨な死を迎えて、ショッキングなシーン
の連続でないと物足りない。虫の大群もどんとこい!の人には
ハリウッド版「THE JOYUREI」。
あっ、あとはイーライ・ロスの姿が一目見られるだけで嬉しい
人は「THE JOYUREI」ですね。…でも、最初しか出ないですからね。
にほんブログ村
ツイート
PR
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
WELCOME
当ブログにようこそ
管理人のサイモンです。
主に映画の感想を中心に不定期に
更新しています。
関係ないトラックバックや
コメントがある為こちらで確認して
からの公開になりますので、ご了承を
◆サイモンからのお知らせ◆
映画タイトル一覧表を更新しました。
(4/2現在)
タイトルで探すならここ↓
ジャンルで探すならカテゴリーを
参考にして下さい。
お気軽にコメントお待ちしてます♪
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
(08/28)
(08/06)
(02/09)
(01/24)
(08/12)
(06/08)
(06/03)
(05/26)
(05/24)
(05/23)
最新コメント
[07/29 サイモン]
[07/27 ディープインパクト]
[07/26 サイモン]
[07/18 テコ]
[07/17 サイモン]
最新トラックバック
アクセス解析
カウンター
忍者ポイント広告