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『夢に出てくる少年。謎の言葉、ジャンピーは
生まれたがっている…』

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監督:デヴィッド・S・ゴイヤー

あらすじ
 女子大生ケイシー(オデット・ユーストマン)は最近悪夢に悩まされて
いた。ランニング途中現れる人面犬、そして不気味な少年。それは次第に
現実の世界でも目にするようになる。

 ケイシーは自殺した母親の遺品からその少年が鏡に写っている写真と
ホロコーストに関する新聞記事を発見。その当事者である老婆のいる
老人ホームを訪れる。

 今まで父親に隠されていたケイシーが実は双子で生まれてこなかった
男の子がいる事も言い当てる老婆ソフィ。彼女からケイシーが悪霊に
狙われている事を知る。

 ソフィから教えられた鏡に関する書物を手にセンダリック(ゲイリー・
オールドマン
)に助けを求めるのだった…



WOWOWでのタイトルは「アンボーン悪霊祓い」。確かにアンボーン
だけでは何を意味するのかわかりませんよね。

ついついゲイリー・オールドマン出演に目が留まり観てしまった本作。
目的であるゲイリーさんは半分過ぎてやっと登場。しばし休憩。そして、
ラストのおいしい所を持っていきました。

さすが、ゲイリーさん。ただ、ゲイリーさん
目的だとつらいかも(>ω<;)


オカルト物でのアメリカ映画は脅かしもハンパないですね。音楽と
ともに恐ろしい顔がドーン!!いや、怖いというか心臓に悪いです。

主人公ケイシーは父親と暮らす女子大生。父親の留守中に彼氏を
呼んでイチャイチャする普通の女の子。家の中はタンクトップで
うろうろします。


ここ男子必見。しかし、それってスタイルいい自慢なのかっ!

ベビーシッターのバイト先で不気味な光景を目にする。赤ちゃんに
鏡を見せるその家の男の子。振り返った男の子の顔はその子なのに
表情が別人のような不気味さ。

”赤ちゃんに鏡を見せると早死にするのよ”なんて、都市伝説の
ようなウンチクをたれるケイシーの友人ロミー。本当か?怖いよ。


老婆ソフィの老人ホームに行った際には「なんか臭わない?」
とか「年取ってもこうはなりたくないわ」なんて毒舌を発揮
するロミー。

お前、失礼だな!!ここでロミーの好感度ダダ下がり。

実はソフィも双子でアウシュビッツにいた経験あり。そこで
人体実験され双子の弟を亡くしていた。が、生き返った弟は
実は悪霊に身体を乗っ取られていてやむなくある決断をした
ソフィ。

悪霊ディバックは双子のひとりを媒体にこの世に出ようと
している。そのターゲットがケイシー。何故ケイシーだった
のかはソフィと彼女の関係性。

ディバックは本によると虫から犬、そして弱い人間に乗り移
れるらしい。弱い人間…こどもや死にそうなおとな。

こども…そうベビーシッター先の男の子がケイシーの頭を
突然殴りつけたり、ロミーの車の前に飛び出して「お前
この件関わると死ぬぞ」とヤクザばりの脅しをしたり、
脅しの効かないロミーを包丁片手に襲ったり、全てディ
バックに取り憑かれていた為。

オーメンのダミアンを彷彿とさせる残忍さ。ニャー!とは
言わないけれどアメリカ版トシオくん。白くないけど。


まあ、途中まではオカルト心霊物でフツーじゃないかと
思っていたらなんとアウシュビッシュが関わってきましたよ。

ナチスの子供たちへの実験結果による悪霊排出。

アウシュビッシュって環境だけで「これはただのオカルト
ちゃうで」と言われているようです。深みを増す為の
過去だろうけど無くても別に話は進みます¬(´ー`)√

さてさて、やっと出てきたゲイリー・オールドマン。後半の
悪魔祓いの儀式へ向けてワクワクです。「実はゲイリーは
悪いヤツちゃうん?」なんてヤツならありうる。

10人が輪になってケイシーを囲み悪魔祓いの呪文を唱える。
苦しみだした悪霊をそこで撃退。計画完璧じゃん!!(⌒o⌒)v


が、この10人が弱かった。悪霊が強かったのかものの数分で
全滅です。呪文役に立たないやないかっ!!頼みの綱のゲイリーも
ガタイのでかい黒人さんも吹っ飛ばされました。終了~。

B級オカルトだと頭に置いてみるなら楽しめると思います。

人面犬に虫の大量発生(これ苦手です、ゾワゾワ)、ダミアンなみの
不気味な少年、身体をグキグキさせてエクソシスト走りで襲いかかる
老人(これはいい!)、取り憑かれた男が追いかけてくる怖さは
ゾンビ映画にも似た怖さ、そしてオカルトのセオリーである停電
したら何かが起こる。


ずっと疑問だった”この世に出る為には時間がかかる”って言い訳
じゃないと思っていた何故今ケイシーがターゲットになったのか。

それはちゃんとラストで明確な答えが出されていました。ここはとても
評価したい点。でも、ヒットしたら続編もやりたいな~って思惑が
見え隠れしているような答えでもありました。

全米3位のスマッシュヒットで製作はマイケル・ベイです。…ベイか…。
ただし、批評家の受けは非常に悪く日本ではもちろんDVDスルーと
なりました( ^^)/(; ;)ヨシヨシ

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無題
あれ?ゲイリー出てたのか…。観た映画メモを見たらゲイリーについて何か書いてあるかもだけど、今は思い出せない(笑)鮮明に思い出せるのはグギポキ老人だけという記憶にあまり残ってない映画だなぁ(^^;)でもつまらなかったという記憶は無いので、そこそこ楽しかったんだと思う…。
miyo URL 2011/06/03(Fri)22:27:21 編集
miyoさんへ
そうなんですよ、ちょっとしか出てないゲイリー、
影の薄いゲイリー、翻訳家ゲイリー。
クセのない役だし別にいなくても話は進みそうな役
だから印象薄いと思います。
グギポキ老人、怖かったですね~~。あれは数少ない
見所のひとつですね(毒舌)。
オチが結構好みでしたよ!!
サイモン 2011/06/06(Mon)16:05:18 編集
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