映画に興味を持ち始めた
人達に届きますように
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『”私を殺して下さい” 許されざる愛の行方は…』
監督:鶴橋康夫 原作:渡辺淳一
あらすじ
「私を殺して下さい」、情事の最中冬香(寺島しのぶ)は絶頂への
為か本心からかそう村尾(豊川悦司)に囁く。そして
村尾は冬香をあやまって絞殺してしまう。
逮捕された村尾は失ってしまった存在の大きさに苦悩し、不倫の
関係とはいえ純粋に愛し合っていた冬香との逢瀬を思い返していた。
出会いは冬香が小説家村尾のファンで知人の編集者に引き合わせて
もらった事がきっかけ。冬香のふとした仕草に心惹かれた村尾は
彼女が人妻と知りながらもう一度会いたいと連絡をする。
同じ気持ちだった冬香は村尾を受け入れ、遠距離で二人でいられる
時間も2時間程度の逢瀬を重ね、関係を深めていく。
一方冬香殺害の裁判が始まる。検事は殺人、弁護士は殺人幇助を
主張。その中で冬香の身内の証言を聞く村尾は自分の知らない彼女の
別の顔を感じていた…
今頃愛ルケの紹介ですいません。ブームはとっくに過ぎ去ってしまい
ましたよね。
公開当時ものすごいエロいって話題ばかり目に入り、ものすごい
ものを期待したら…そこまでエロくなかった。
(それって私のエロの基準が普通より高いからか?)
まず主人公の二人って不倫関係なんですよね。正確に言うなら小説家
村尾はバツ1独身、冬香は3人の子持ち主婦。
それが愛欲の果てに殺してしまう。絞殺ってのが安部貞事件みたい
ですね。行為の最中にってのも似てます。
(苦しい中での行為ってそんなに気持ちいいのか?って下世話な事
言ってすいません)
でもね、後半まで画面にほとんど出てこない冬香の旦那の気持ちで
見てしまったからつらかったなぁ。まさか自分の妻が不倫していた
とは?そしてコトの最中に殺されるなんて旦那のプライドもズタズタ
だよ。
「自分は家族の為に仕事してきた。妻は家庭を守っていると信じて
いたから。それなのに…」
旦那(仲村トオル)は仕事人間で残業続きの毎日。妻が新幹線を
使ってまで不倫相手に昼間会いに行っているなんて夢にも思って
いなかった。自分の知っている妻は慎ましくも3人の子供たちの
やさしい母親だったから。
村尾と冬香の逢瀬は行為は濃厚なのに待ち合わせの時はどこか初々しく
不倫というよりも若いカップルのよう。
村尾も旦那も冬香の一方の顔しか知らなかったのを裁判の中で
気づく。官能的な冬香と従順な冬香、どちらも本当の冬香。
バーのママのセリフ「人にはエクスタシーを感じられる人とそうで
ない人がいる。そして感じさせられる人とそうでない人も」。
多分村尾と冬香の関係はエクスタシーを感じ、感じさせられる方。
旦那とは感じない、感じさせられない方。冬香は村尾を知らなければ
それはそれで幸せだったのかもしれない。
冬香の家族で彼女の変化に気づいたのは同じ女の母親(富司純子)。
綺麗になった娘を不審に思いつつもまさか死をも覚悟していたまでは
気づけなかった後悔。娘を殺した村尾を憎みつつも憎みきれない姿は
胸を打ちました。
そしてやっと冬香の気持ちに共感…そこまではいかないかな、理解
できたのは最後の冬香の手紙で。自分が死んでも二人の間に生まれた
子供(実際のでなく別のもの)が残れば本望だったのかも。
エンドロールで流れる平井堅の「哀歌(エレジー)」の歌詞や
地元の踊りを踊る冬香、そこへ駆けつけ少年のような笑みを浮かべる
村尾の姿に涙が…。
あれは村尾自身が本当の冬香を見つけられたイメージだったので
しょうか。私はそう思いました。
そうそう、噂には聞いていた誰かさんの大根っぷりを目の当たりに
してビックリしてしまいました。ドラマだとあまり気にならなかった
のになぁ…
◆1クリックで↓気分はハッピー◆
愛の流刑地 [DVD] 鶴橋康夫 渡辺淳一 東宝 2007-07-27 by G-Tools |
監督:鶴橋康夫 原作:渡辺淳一
あらすじ
「私を殺して下さい」、情事の最中冬香(寺島しのぶ)は絶頂への
為か本心からかそう村尾(豊川悦司)に囁く。そして
村尾は冬香をあやまって絞殺してしまう。
逮捕された村尾は失ってしまった存在の大きさに苦悩し、不倫の
関係とはいえ純粋に愛し合っていた冬香との逢瀬を思い返していた。
出会いは冬香が小説家村尾のファンで知人の編集者に引き合わせて
もらった事がきっかけ。冬香のふとした仕草に心惹かれた村尾は
彼女が人妻と知りながらもう一度会いたいと連絡をする。
同じ気持ちだった冬香は村尾を受け入れ、遠距離で二人でいられる
時間も2時間程度の逢瀬を重ね、関係を深めていく。
一方冬香殺害の裁判が始まる。検事は殺人、弁護士は殺人幇助を
主張。その中で冬香の身内の証言を聞く村尾は自分の知らない彼女の
別の顔を感じていた…
今頃愛ルケの紹介ですいません。ブームはとっくに過ぎ去ってしまい
ましたよね。
公開当時ものすごいエロいって話題ばかり目に入り、ものすごい
ものを期待したら…そこまでエロくなかった。
(それって私のエロの基準が普通より高いからか?)
まず主人公の二人って不倫関係なんですよね。正確に言うなら小説家
村尾はバツ1独身、冬香は3人の子持ち主婦。
それが愛欲の果てに殺してしまう。絞殺ってのが安部貞事件みたい
ですね。行為の最中にってのも似てます。
(苦しい中での行為ってそんなに気持ちいいのか?って下世話な事
言ってすいません)
でもね、後半まで画面にほとんど出てこない冬香の旦那の気持ちで
見てしまったからつらかったなぁ。まさか自分の妻が不倫していた
とは?そしてコトの最中に殺されるなんて旦那のプライドもズタズタ
だよ。
「自分は家族の為に仕事してきた。妻は家庭を守っていると信じて
いたから。それなのに…」
旦那(仲村トオル)は仕事人間で残業続きの毎日。妻が新幹線を
使ってまで不倫相手に昼間会いに行っているなんて夢にも思って
いなかった。自分の知っている妻は慎ましくも3人の子供たちの
やさしい母親だったから。
村尾と冬香の逢瀬は行為は濃厚なのに待ち合わせの時はどこか初々しく
不倫というよりも若いカップルのよう。
村尾も旦那も冬香の一方の顔しか知らなかったのを裁判の中で
気づく。官能的な冬香と従順な冬香、どちらも本当の冬香。
バーのママのセリフ「人にはエクスタシーを感じられる人とそうで
ない人がいる。そして感じさせられる人とそうでない人も」。
多分村尾と冬香の関係はエクスタシーを感じ、感じさせられる方。
旦那とは感じない、感じさせられない方。冬香は村尾を知らなければ
それはそれで幸せだったのかもしれない。
冬香の家族で彼女の変化に気づいたのは同じ女の母親(富司純子)。
綺麗になった娘を不審に思いつつもまさか死をも覚悟していたまでは
気づけなかった後悔。娘を殺した村尾を憎みつつも憎みきれない姿は
胸を打ちました。
そしてやっと冬香の気持ちに共感…そこまではいかないかな、理解
できたのは最後の冬香の手紙で。自分が死んでも二人の間に生まれた
子供(実際のでなく別のもの)が残れば本望だったのかも。
エンドロールで流れる平井堅の「哀歌(エレジー)」の歌詞や
地元の踊りを踊る冬香、そこへ駆けつけ少年のような笑みを浮かべる
村尾の姿に涙が…。
あれは村尾自身が本当の冬香を見つけられたイメージだったので
しょうか。私はそう思いました。
そうそう、噂には聞いていた誰かさんの大根っぷりを目の当たりに
してビックリしてしまいました。ドラマだとあまり気にならなかった
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