映画に興味を持ち始めた
人達に届きますように
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『知ってしまった真実。金や仕事と引き換えに正義を
貫けるのか』
監督・脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー(マイケル/もみ消し屋)
トム・ウィルキンソン(アーサー/トップ弁護士)
ティルダ・スウィントン(カレン/U・ノース社本部長)
シドニー・ポラック(マーティ/弁護士事務所経営者)
あらすじ
NYの大手弁護士事務所で事件のもみ消し担当のマイケル・クレイトン。
乗っていた車が突然爆破されるが間一髪助かる。
その4日前、同僚で大企業U・ノース社の訴訟を担当していた
アーサーが会議の最中奇行に走り、警察に逮捕されてしまう。それを
もみ消す為にアーサーに事情を聞きに行くマイケル。
が、アーサーは自分はまともでU・ノース社を弁護する事に
疲れていた。それに社を訴えていた側の代表アンナに好意を持って
しまったと告白。
実はアーサーはU・ノース社が不利になる証拠を見つけていた。
それを知った社の法務部本部長カレンは彼を消す為に動き出して
いた…
安全性やエコを訴えるはたから見たら地球にやさしい製薬会社
U・ノース社。その農薬に土地が汚染され、死者まで出ていると
訴える住民との間の訴訟は数年間続いている。
訴訟の内容は製作にも関わっているソダーバーグ監督の「エリン・
ブロコビッチ」にも似ています。が、「フィクサー」には一切
法廷シーンが出てきません。
この映画の主人公のマイケルは弁護士事務所に勤めながらも裏の
仕事フィクサー=もみ消し屋をしている。多分弁護士になった
頃の志はいつの間にか心の奥に隠し、仕事=金の為だけに。
”こんなクルーニーは見た事がない”、そんなキャッチフレーズが
ドンピシャ!!
正義のヒーローだったり、色男だったりの今までの役柄とは
ガラリと違い、ギャンブル癖から借金苦、離婚歴ありのいい男とは
程遠い主人公。始終疲れた表情で目の下のクマあり。
そんなクルーニーを始め、アカデミー賞で助演女優賞を獲った
ティルダ・スウィントンもすごい。
表向きは企業弁護士として冷静に交渉を進めていくキャリアウーマン。
それが自宅ではスピーチや笑顔の練習を鏡の前で何度も繰り返し、
交渉後にはトイレで脇の下にかいた汗を拭きながらため息。
彼女の大企業の弁護士である地位を守る為の裏で見せるギリギリの
精神状態の表情。雇い主である企業を守る為ならどんな汚い手も使う
…それが彼女を追い込んでいき、ラストの崩れる姿につながる。
訴訟大国アメリカではこんな裁判が数々行われていて、裏では
フィクサーが動いているのかと思うと何が正義で悪なのかわから
なくなってくる。
裁判で勝ったから正義、とは言えない裏事情。
マイケルも自分が知ってしまった事実をどうすればいいのか
苦悩する。正義の為に告発するのか、それとも借金返済の為に
事務所の言うがままに動くのか。
皮肉にももみ消し屋である彼が逆に警官の弟に事件をもみ消して
もらうシーンもあります。
ラストでのカレンとの対峙シーンは一瞬騙されました。それは
きっとクルーニーが役柄にはまっていたからでしょう。でなければ
騙されなかったと思います。
とにかく役者が見せてくれます。主要キャスト誰もがスゴイです。
オープニングとラストがつながる時間の流れも面白い見せ方です。
正義の為になんてきれい事に過ぎないと思わせる映画「フィクサー」
の弁護士たち。これがリアルな姿なのでしょうか。
◆1クリックで↓気分はハッピー◆
貫けるのか』
監督・脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー(マイケル/もみ消し屋)
トム・ウィルキンソン(アーサー/トップ弁護士)
ティルダ・スウィントン(カレン/U・ノース社本部長)
シドニー・ポラック(マーティ/弁護士事務所経営者)
あらすじ
NYの大手弁護士事務所で事件のもみ消し担当のマイケル・クレイトン。
乗っていた車が突然爆破されるが間一髪助かる。
その4日前、同僚で大企業U・ノース社の訴訟を担当していた
アーサーが会議の最中奇行に走り、警察に逮捕されてしまう。それを
もみ消す為にアーサーに事情を聞きに行くマイケル。
が、アーサーは自分はまともでU・ノース社を弁護する事に
疲れていた。それに社を訴えていた側の代表アンナに好意を持って
しまったと告白。
実はアーサーはU・ノース社が不利になる証拠を見つけていた。
それを知った社の法務部本部長カレンは彼を消す為に動き出して
いた…
安全性やエコを訴えるはたから見たら地球にやさしい製薬会社
U・ノース社。その農薬に土地が汚染され、死者まで出ていると
訴える住民との間の訴訟は数年間続いている。
訴訟の内容は製作にも関わっているソダーバーグ監督の「エリン・
ブロコビッチ」にも似ています。が、「フィクサー」には一切
法廷シーンが出てきません。
この映画の主人公のマイケルは弁護士事務所に勤めながらも裏の
仕事フィクサー=もみ消し屋をしている。多分弁護士になった
頃の志はいつの間にか心の奥に隠し、仕事=金の為だけに。
”こんなクルーニーは見た事がない”、そんなキャッチフレーズが
ドンピシャ!!
正義のヒーローだったり、色男だったりの今までの役柄とは
ガラリと違い、ギャンブル癖から借金苦、離婚歴ありのいい男とは
程遠い主人公。始終疲れた表情で目の下のクマあり。
そんなクルーニーを始め、アカデミー賞で助演女優賞を獲った
ティルダ・スウィントンもすごい。
表向きは企業弁護士として冷静に交渉を進めていくキャリアウーマン。
それが自宅ではスピーチや笑顔の練習を鏡の前で何度も繰り返し、
交渉後にはトイレで脇の下にかいた汗を拭きながらため息。
彼女の大企業の弁護士である地位を守る為の裏で見せるギリギリの
精神状態の表情。雇い主である企業を守る為ならどんな汚い手も使う
…それが彼女を追い込んでいき、ラストの崩れる姿につながる。
訴訟大国アメリカではこんな裁判が数々行われていて、裏では
フィクサーが動いているのかと思うと何が正義で悪なのかわから
なくなってくる。
裁判で勝ったから正義、とは言えない裏事情。
マイケルも自分が知ってしまった事実をどうすればいいのか
苦悩する。正義の為に告発するのか、それとも借金返済の為に
事務所の言うがままに動くのか。
皮肉にももみ消し屋である彼が逆に警官の弟に事件をもみ消して
もらうシーンもあります。
ラストでのカレンとの対峙シーンは一瞬騙されました。それは
きっとクルーニーが役柄にはまっていたからでしょう。でなければ
騙されなかったと思います。
とにかく役者が見せてくれます。主要キャスト誰もがスゴイです。
オープニングとラストがつながる時間の流れも面白い見せ方です。
正義の為になんてきれい事に過ぎないと思わせる映画「フィクサー」
の弁護士たち。これがリアルな姿なのでしょうか。
◆1クリックで↓気分はハッピー◆
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション ジュリア・ロバーツ.アルバート・フィニー.アーロン・エッカート スティーヴン・ソダーバーグ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-07-25 売り上げランキング : 1922 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
WELCOME
当ブログにようこそ
管理人のサイモンです。
主に映画の感想を中心に不定期に
更新しています。
関係ないトラックバックや
コメントがある為こちらで確認して
からの公開になりますので、ご了承を
◆サイモンからのお知らせ◆
映画タイトル一覧表を更新しました。
(4/2現在)
タイトルで探すならここ↓
ジャンルで探すならカテゴリーを
参考にして下さい。
お気軽にコメントお待ちしてます♪
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
(08/28)
(08/06)
(02/09)
(01/24)
(08/12)
(06/08)
(06/03)
(05/26)
(05/24)
(05/23)
最新コメント
[07/29 サイモン]
[07/27 ディープインパクト]
[07/26 サイモン]
[07/18 テコ]
[07/17 サイモン]
最新トラックバック
アクセス解析
カウンター
忍者ポイント広告