映画に興味を持ち始めた
人達に届きますように
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
監督:今井泰宏
原作:横山光輝
声の出演:くまいもとこ(金田正太郎)
粟野史浩(ショウタロウ)
稲葉実(大塚署長)
牛山茂(敷島博士)
あらすじ
太平洋戦争から10年たった昭和30年代、日本は復興の道を
歩んでいた。戦後生まれの少年探偵金田正太郎は死んだ父が残した
鉄人28号を操り悪の手から日本を守っていた。
ある日正太郎と同じ名のショウタロウが現れる。実は父が養子と
して迎えた正太郎の義理の兄だった。が、父である故金田博士の
遺言はショウタロウには残酷なものだった。
「鉄人28号は金田正太郎に譲る」と。
その頃東京では不発弾の処理が進められていた。その中に金田
博士の開発した”廃墟弾”もあったが、それがどこに埋められて
いるのかは鉄人が知っていると言うショウタロウ。
その日から夜鉄人が勝手に動き出したり、正太郎の命を狙う
残月と名乗る復員兵が現れたり、怪事件がおこり始める…
これは大人向けのアニメですね。原作のままの姿のキャラや
ロボットがいいです。下手に現代風にアレンジして書き直して
いない所も好印象
レトロで色味を抑えた風景は今のアニメらしく美しい。
東京の廃墟、桜の花びら散るアパート、途中までの東京タワー、
澄んだ青空に飛ぶ鉄人…。
音楽もダイナミックなオーケストラが戦闘シーンを盛り上げて
くれます。もちろん、エンディングにはお馴染みのあのテーマ
ソング、懐かしい~~
人々の生活も戦後10年たってやっと普通に生活できるように
なってきた。それでもまだ捕虜として帰還できない兵士が海外に
多数いる時代。
主人公正太郎は自分が鉄人と共に悪と戦うのが当たり前だと
思っていた。それが「鉄人の操縦の資格なし」との書き置きや
自分よりも上手に鉄人を操縦できるショウタロウの存在から
自分が役割不足なのではと悩み始める。
金田博士が兵器として作った”廃墟弾”を掘り起こし人気の
ない所で爆発させる鉄人。意思はなく正太郎の命令通りに動く
ロボットなのにボロボロの包帯姿は痛々しい。
元々金田博士から兵器としての鉄人の操縦を教わったショウ
タロウも戦争でお国の為に捧げた命を捨てる事もできずに、戦争が
終わり兵器としての操縦は必要なくなり、自分が生きて日本に
帰ってきた事を悩み始める。
アメリカと戦争した事も知らないようなバカな人たちには
到底この映画を観ても「絵がダサイ」とか「話わかんない」と
言うだけで理解しようとはしないでしょうね。というか観も
しないとは思いますが
戦争で生き延びた人たちの力で今の平和な日本がある。それなのに
その人たちを苦しめるような制度や政策が多すぎる。せっかくの
長生きも「これでは死ねと言ってるのか」と彼らに言わせる悲しい
現実。
”破壊と修復”がテーマのこの映画。人為的な破壊はもう
起こらないで欲しいと願います。そして、今の日本を修復して
くれた人たちに感謝の気持ちを忘れずにいて下さい。
◆1クリックで↓気分はハッピー◆
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
WELCOME
当ブログにようこそ
管理人のサイモンです。
主に映画の感想を中心に不定期に
更新しています。
関係ないトラックバックや
コメントがある為こちらで確認して
からの公開になりますので、ご了承を
◆サイモンからのお知らせ◆
映画タイトル一覧表を更新しました。
(4/2現在)
タイトルで探すならここ↓
ジャンルで探すならカテゴリーを
参考にして下さい。
お気軽にコメントお待ちしてます♪
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
(08/28)
(08/06)
(02/09)
(01/24)
(08/12)
(06/08)
(06/03)
(05/26)
(05/24)
(05/23)
最新コメント
[07/29 サイモン]
[07/27 ディープインパクト]
[07/26 サイモン]
[07/18 テコ]
[07/17 サイモン]
最新トラックバック
アクセス解析
カウンター
忍者ポイント広告